2017年 1月15日(日)
15. JAN. 2017 (Sun)


対REDS 第4回戦
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第43回KLソフトボール大会リーグ第4回戦、2017年最初の試合は、1月15日KL日本人学校グラウンドにて開催された。
開幕戦からここまで3連勝のJalanJalan。そしていよいよ最大の難敵、優勝候補REDSとの対戦を迎えることになった。投打ともに安定し、打線には毎シーズンを個人賞を独占するスター選手集団。JalanJalanの三連覇を阻止し、再度 優勝トロフィーを奪還するためにREDSはこの日に備えてきた。そして迎え撃つJalanJalan。この試合のレポートは金崎がお届けする。

この日、グランド上で異彩を放っている集団があった。
上下黒ストライプのユニフォームを身にまとい、圧倒的威圧感を放つチームが。

そうJalanJalanだ。

3連覇を達成するために絶対に倒さなければいけないREDS戦。
計3回に及ぶユニフォーム会議(決して遊んでいたわけではない)と広瀬の素晴らしい働きにより、この大事な試合に新ユニフォームが間に合ったのである。
新ユニフォームを身に纏い、チームの士気は最高潮に達していた。
全く負ける気がしない。
そんな精神状態でJalanナインは試合を挑む。

試合前整列時に、相手チームがぼそっと「かっこいいな」と言った。
「すでに圧倒している」そんなことを金崎が考えている間にじゃんけんが終わり、どっちが勝ったかわからなかった。
後攻の様な雰囲気が出ていたのでなんとなく守備につく。

<一回>

いきなりJJ自慢の守備が炸裂する。
ランナー1塁の場面、強烈なライナーがサードを襲う。
だかしかし、サードを守る吉利が人間とは思えない動きでライナーをキャッチ、一塁ランナーが飛び出しダブルプレー!!
この回無失点で相手の攻撃を終える。

金崎・吉利・森井と続くJJ初回の攻撃は、相手チームのほわっとボールにタイミングが合わず三者凡退。緊迫した投手戦の気配が漂い始めていた。

<二回>

REDSキラー先発佐藤はこの回も危なげなく無失点で抑える。

先頭バッター河村が長男誕生を自ら祝うヒットで出塁。広瀬もヒットで続きチャンスをむかえる。
しかし、後続凡退しまたしても0点。

<三回>

この回も0に抑え、そろそろREDSは佐藤の顔を見るのが嫌になってきている頃だろう。

そろそろ点が欲しいJJ。
柏村・吉利・河村とこの回3安打を放つも、間を打つ金崎・森井が二人共フライを上げ、ランナーを進められない。満塁でむかえた広瀬の打球はセンターの好守に阻まれこの回も0点。
緊迫した試合展開が続く。

<四回>

予定登板回数を超えた佐藤がこの回もマウンドに上がる。
この回も涼しい顔で無失点に抑える佐藤。
REDSに点を取られるなどありえない。佐藤からはそんな雰囲気が漂っていた。

本当に先制点が欲しいJJだが、この回も点が取れない。

<五回>

この回からエース吉利がマウンドへ
今シーズンタイトル奪取を誓う右腕は、しっかり三振を1つ奪い無失点。

<五回表終了後>

目も当てられない攻撃を続けるJJナイン。
見兼ねたJun監督はここでチームに喝を入れる。

<五回裏>

先頭金崎がバントの構えなど小細工を多用するも凡退。
ここからゲームが動き始める。
吉利がヒットで出塁し、ここでバッターはカナリアンズの応援を受けるため日々ロビー活動に励むロビー森井。
ロビーの放った打球はレフト前に落ちるヒット。
しかしただのヒットでは終わらない。どうしても先制点の欲しい吉利は全力疾走をしていた。サードコーチャーの田島はレフトの守備が手間取っているのを確認し、全力で腕を回す、これでもかというほど回す。
そしてついに待望の先制点が入る。
試合後田島は、「この腕がこの試合で使えなくなってもいいという気持ちで回しました」と語っている。
続く4番河村はこのタイミングで長男のことを考えており凡退。
だがJJの勢いは止まらない。
広瀬・島田・二宮の三連打で今回4点!!
4−0で試合の主導権を握る。

<6回>

当然の様に6回のマウンドに上がる吉利だが様子がおかしい。
明らかに疲れている。先程の回の全力疾走の疲れが回復していない。
REDSはその隙を見逃さなかった。
サード強襲(金崎エラー)でランナーが出塁すると、ワイルドピッチでランナー3塁。その後、3塁ランナーを返され4−1。
しかし、リーグNo.1ピッチャーの吉利はこの回を1点で切り抜ける。

追加店が欲しいJJは、先頭の柏村が出塁。
内野ゴロでランナーが入れ替わり1アウト1塁。
ここで金崎の存在感をゼロにする特殊能力【忍者盗塁】が発動。
1アウトランナー1・2塁、バッターはロビー。
ロビーの打球はまたもレフトへのヒット。
この試合ライトフライを2つキャッチする以外に何も仕事をしていなかった金崎が懺悔の全力疾走でホームイン5−1。
長男パワー河村がヒットで続きこの回3点7−1。

<最終回>

腕は全然問題のなかった田島がこの回からライトへ
だが吉利は2三振を奪い、田島がライトの守備についていることを気付かず試合終了。
7−1で勝利!!


(レポート:金崎)


第43回大会第4回戦個人成績
守備 選手名 打数 安打 本塁打 四死球 盗塁
1
右翼 金崎 4 0 0 0 1
2
三塁 吉利 3 2 0 1 0
3
遊撃 森井 4 2 0 0 0
4
捕手 河村 4 3 0 0 0
5
一塁 広瀬 4 2 0 0 0
6

左翼

島田 4 2 0 0 0
7

投手

佐藤 2 0 0 0 0
7

右翼

二宮 2 1 0 0 0
7
代打 田島 0 0 0 0 0
8

二塁

福居 3 1 0 0 0
9
中堅 柏村 3 2 0 0 0

MVP

恒例MVP選考会は試合終了後スバンジャヤプレスセンターで行われた。試合序盤から打線に精彩がない中、強打REDS打線を辛抱の1安打に抑え、試合の流れを渡さなかった佐藤が今シーズン初のMVP受賞となた。次点の河村も一定の票を集めたが、5回裏の攻撃に凡打したことで今一歩及ばなかった。


第4回戦のハイライトシーン

(クリック拡大可)

今日は無安打。なかなかトンネルから
出られないリードオフマン金崎。


KLソフト界の大谷翔平、吉利。

首位打者を狙う3番打者、森井。


この日もMVP候補の活躍
攻守の要、河村。

第一子が待ち遠しい、
勝負強さの出てきた広瀬。
安定の守備としぶとい打撃で
チームの頼れる存在、島田。
この日はREDS沈黙の
立役者、好投の佐藤。

貴重なヒットで好調維持、二宮。
引退日に攻守で活躍、福居。
久しぶりのマルチ安打で
REDS撃破に貢献した柏村。

サードライナーで明暗が分かれた
吉利と金崎。
惜しくも完封を逃した吉利。


胴上げ比較

12月のSOEM戦で引退の吉川。
体が胴上げの手から離れない。

この試合で引退の福居。
軽すぎてフレームから外れる。

 

新年会イーサン

REDS撃破の祝勝会と新年会
を兼ねた昼食会。

チャイニーズニューイヤー前の
祝賀ディッシュ、イーサン。

円卓全員でイーサンを
できるだけ高く箸を上げながら混ぜる。

箸、上げすぎの惨事。

 

最初の一混ぜで飛んだサーモンがハゲ頭の冷えピタに。
それを指差して笑うだけの広瀬にその本性を見る。

 

新人紹介

鈴木将貴

中村健作

 


 

ひどかったね、今日の前半は。滅多に顔出さないんだけど珍しく試合後にプレスセンターに行ってさ、MVP検討会で記者たちに「今日はいないんじゃね? ソフトってそういうもんでしょ」って進言してきたんだけど、なんかそうも行かないみたいでね(笑)。
いつ爆発してもおかしくないREDS打線を丁寧に一人ずつ打ち取っていた佐藤がかわいそうでしょ。見殺しじゃ。まあ、今日はREDSも精彩なかったね。あのチームからはいつも跳ね返せないような重たい「気」を感じるんだけど、そういうものが放たれていなかったよ。JalanJalanの選手はそういうのを感じるからさ、なんか試合運びにも軽さが出たんだね。
今シーズンはミツイが強いよ。あそこはもともと打撃がいいけど、2枚看板のピッチャーが強力になった。怖いのはね、ミツイはREDSみたいな「気」を全く出さないのよ。ニコニコ、ヘラヘラしながら強い。こういうの相手にJalanJalanは同じようにニコニコ、ヘラヘラしているうちに「あ、負けちゃった」になるんだな。最終戦が見ものだよ。