第41回KLソフトボール大会第6回戦は、2015年3月1日KL日本人学校グラウンドにて開催された。
1回表、JalanJalanの攻撃は1番金崎が四球で出塁すると盗塁、ワイルドピッチの間に先制。
このまま流れが来るかと思いきやSOEMの本格派ウィンドミルに押し込まれこの回は1点で終わる。
先発は4戦連続で佐藤。
前回から抜群の安定感が続く佐藤、あっさり三者凡退に打ち取る。
2回の攻撃、5番中島、ふくらはぎの肉離れを抱えながら強行出場。
最後の試合にかける意気込みがバットに乗り移りツーベースヒットを放つ。しかし後続の広瀬は惜しくも内野フライに終わる。
その後相手投手の暴投で3塁に進み、7番宇杉、改心の当たりはセンター正面をつくもタッチアップには充分だったが3塁ベース上で顔をしかめる中島。犠牲フライならずこの回0点。
2回裏、満塁のピンチを作るも0点に抑える。佐藤、SOEM打線に立ちはだかる。3回表、ついにJJに流れが来る。9番今井エラーで出塁から5つの四球をもぎ取り一挙7点。ヒットは宇杉のバントヒットのみという渋い攻撃で主導権を握る。3回裏、エラーがらみで1点を失うもセンター柏村がレーザービームで本塁アウト!3回を1失点にまとめた佐藤、完璧な仕事でマウンドを降りる。
4回表、2番から始まる好打順も三者凡退で0点。4回裏、ピッチャーは金崎に交替。しかし、四球とエラーでランナーを貯めたところで4番に痛恨の1発!一挙5点を取られ、8-6。
5回表、途中から出場の石濱が見事なバントヒット!2点を加え、さらに満塁で代打伊藤は三振に終わる。
さらに6回表、中島の選手生命をかけた一打でチャンスを広げるとすかさず代走石濱。最後は本盗まで決めて3点追加。これで13-6、7点差でゲームの主導権を握ったかに思われた。
時間から考えて最終回となる6回裏、本日の主役の1人である増田が今季初のマウンドへ登るが3点を取られ、さらに満塁。にわかに何かが起きそうな空気がグランドを包む。。。
残念ながら増田をここで断念し、佐藤が改めてマウンドに戻る。しかし流れは止められず暴投で3点差、さらにヒットで1、3塁。JalanJalanはここで今シーズン最大のピンチを迎える。
次打者の打球はライト前へのフライ。ライト今井猛然と突っ込む!最後は何としても捕るという執念でスライディングキャッチ!この間にタッチアップで2点差。しかし2アウト、あと1人。
バッター3番、芯で捉えた当たりがピッチャーを襲う。
しかし、ここで佐藤、素晴らしい反応を見せピッチャーライナーをキャッチ! 3アウト。
今シーズン最も厳しい展開だったSOEM戦、6安打とほぼ完璧に抑えこまれながらも10四球に14盗塁というスモールベースボールで薄氷の勝利をものにした。
(宇杉主将の戦況レポートより) |