ここ何回か触れたAIチャットだが、冗談を言えるかとかどんな質問にどう答えるか、といった会話についてはその機能活用のごく一部で、お遊び程度なのだが、すでにビジネスシーンではどんどん活用が始まっている。
例えば人間のエンジニアが行なっているプログラミング作業を簡単な例で説明すると、
「まるばつゲームをアプリに入れてお客さんに楽しんでもらいたいから作って欲しい」
とクライアントからリクエストがあったとする。
うちのプログラマなら、
「どんな感じで動くか考えてプログラミングするので3日ください」
と言うだろう。
それをOpen AIに頼むと、
Python(パイソン)という新しいプログラム言語を使って数秒で書いてくれる。
そもそもプログラマでもPythonを使える人はまだまだ少ないこのご時世にだ。
Webブラウザで簡単に使えるまるばつゲームをウェブサイトの基本言語であるHTMLで書けるだろうか?
こちらも数秒でプログラムを書き上げてしまう。
オイラが昔JalanJalanをHTMLで作り始めた時は、1ページ作るのに数日かかったもんや(笑)。
試しに、AIが書いたHTMLコードをこの「ひと言」にコピペしてみる。
まるばつゲーム
このブログページではデザインを制御する機能が反映できないので正方形になっていないが、枠の中をクリックすると順番に◯✖️で勝負ができるゲームが作られている。
その他、実際に大学の教授が学生への授業を
「このポイントとこのポイントを抑えて1時間の授業内容を作って」
と指示すると、プレゼンテーションが出来上がってくる。
それをチェックして、少し調整するだけですぐに授業に使えるので、自分の研究に割ける時間が飛躍的に増えたと喜ぶ教授もいるくらいだ。
今後のAIの飛躍的な進化をどこでどう活用するかのアイディア次第で、時代に乗れるかどうかが決まってくる。