カブが朝の散歩を自己鍛錬の場にし始めた。
散歩経路の途中にある歩道橋の前で全く動かなくなるので、何がしたいのか様子を見たら歩道橋の階段の1段目に前足を乗せてしばらく上を見上げている。
下ろしては乗せ、下ろしては乗せを繰り返した後で、今度は2段、3段と上っては降りてくるを繰り返すようになった。
これを1週間ほど繰り返した。
それから2段、3段が5段、6段を上っては降りを繰り返すことが数日続き、今日はとうとう15段ほどを上って踊り場に辿り着いた。
本人は感慨深げに踊り場から地上を見渡していた。
今日はこのくらいで勘弁してやる風の顔で踊り場から階段を降りると散歩を続けた。
この歩道橋を上りきるにはもう一つ15段の踊り場を超え、最後の15段をクリアする必要がある。
カブの挑戦はまだまだ続く。
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