1年生のハルは、帰りの通学バスの中で3年生のお兄ちゃんに
「サンタクロースって本当はいないんだよ。プレゼントを置いているのはお父さんやお母さんなんだよ」
と言われてビックリして帰ってきたらしい。
娘は、「余計なことを言うね」と超不機嫌。
まあ親は「サンタさん」で喜ぶ子供が可愛いものだけど、遅かれ早かれわかることだから仕方がないでしょ。
「いい子にしてないとサンタさん来ないよ」
が使えないのは辛いけどな。
トータルテンボスの藤田が小学生の息子にこの「いい子にしてないとサンタさん来ないよ」を使っていて、それでもいろいろ悪い子だった息子にクリスマスプレゼントが本当に来ないクリスマスを体験させたらしい。
奥さんとも話し合ったそうだが、「それが教育だ」と判断したと言う。
クリスマスの朝、クリスマスツリーの下にプレゼントが置かれていなかった息子は、泣き出すでもなく
「そうか、やっぱり来ないんだな。いい子じゃなかったからね」
と、がっかりした表情はしたものの自分で納得していたらしい。
自分が親だったらそれはなかなかできないなと思ったけれど、サンタを利用するだけじゃない藤田夫妻も偉いなと思った。