マニラからのバンコク便ではウェブチェックインを済ませていたし、預け荷物もなかったので他の空港のようにそのまま出発ゲートに入ろうとしたら、
「この空港では紙の搭乗券でないと入れないんです。カウンターで発券してきてください」
と言われる。
なんだ、じゃあウェブチェックインの意味ないじゃん。
しょうがないので列に並んでいると、タイ航空の係員が
「シニアですよね? あなたはこちらからどうぞ」
と仕切りのベルトを外してチェックインカウンターの特別レーンに入れてくれた。
そしていきなりその列の2番目(2人しか並んでないけど)になる。

カウンターでチェックインしているのは80歳くらいに見えるお爺さん。
オイラの前はこの禿頭の爺さん。
ハゲ頭専用レーンなのかと思ったが、前の80歳の爺さんは金髪長髪なのでハゲだから優遇されるわけではなさそうだ。
そして、いよいよ搭乗。
ゆっくり乗ろうとベンチに座っていたら
「シニアですよね?こちらへどうぞ」
とファーストクラスと同時に搭乗させてくれた。
あの80歳金髪爺さんとこの禿頭の爺さんとオイラの3人。
それはそれでとても得した気分なんだけど、インターナショナルに、グローバルに、国際的に、全世界的に
「あなたはお爺さん」
と認められたわけで、それはそれでちょっと「あ〜、そうなんだ」と哀しかった。