ここ何年も毎朝カブの散歩ですれ違うカップルがいた。
2匹のポメラニアンを連れたどちらも50代くらいの黒人の女性と白人の男性で、カブと彼らのポメラニアンが戯れる間、挨拶を交わす程度だった。
今朝は珍しく男性が1人で2匹の散歩をしていたので
「彼女はどうしたの?」
と聞いたら、
彼「今、東京にレコーディングに行ってるんだ。」
我「え? 東京?レコーディング?」
彼「そう、彼女は歌手なんだ」
我「えーーーーーー!」
我「名前は?」
彼「Deni Hines (デニ・ハインズ)」
我「へーー」
彼と別れて早速スマホでググってみたら、
「1970年9月4日生まれ、豪・シドニー出身のシンガー・ソングライター。15歳よりキャリアをスタートさせ、91年にロックメロンズとのコラボレーションによるビル・ウィザースのカヴァー「エイント・ノー・サンシャイン」を発表。96年に『イマジネーション』でアルバム・デビューを果たすと、豪のほか日本や欧州でもブレイク。「ジョイ」「アイ・ライク・ザ・ウェイ」などが話題に。その後、リミックスやコンピレーション・アルバムを含みながら、コンスタントに作品を発表。2016年にソウル・クラシック・カヴァー集『ザ・ソウル・セッションズ』をリリース。
と出ている世界的なシンガーだった。
最初に出会った時からカミさんと「ウーピー・ゴールドバーグみたいだね」とちょっとオーラを感じていた。
帰宅してからApple Musicで検索すると、彼女のアルバムをずっと流している。
というちょっと驚きの出会い。