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死んだ時のお願い

先週、たまたま娘と息子とカミさん、オイラの4人だけで夕食をとる機会があったので、オイラとカミさんから自分たちが死んだ時のお願いについて改まって話をした。

お墓は要らない。

Jun家でもカミさんの実家でも分骨や墓仕舞いを行い、自分たちの先祖の「墓の世話」を子孫が見るというしきたりを捨てた。
先祖から脈々と同じ宗教のもとで、同じ土地、同じ国で暮らすことが前提だった時代には成立するが、我が家のように今後自分たちやその子孫がどこの国のどこの地域でどんな人種と結婚してどんな暮らしをするかわからない時代には、墓運営の負担は無用だと考えた。

火葬したら散骨して。

場所もこだわらない。散骨業者が一定量まとまると何処かに散骨してくれるらしい。
そもそも無宗教で生きてきた。

骨を少しだけ残してくれるなら、お父さんとお母さんの骨を小さな一つの骨壷に一緒に入れて欲しい。

通夜も葬儀も要らないから1日だけ2人でお父さん、お母さんの話をして欲しい。

娘も息子もちょっと神妙な顔をしていたが、了解してくれた。

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