朝ドラ「エール」。
子供時代に呑んだくれの父親を持つ貧しい暮らしから逃れて離れ離れになった兄・鉄男と弟・典男が数十年ぶりに再会した。
主人公・古山裕一の実家で、子供の頃に母親を守れず家を出たことを悔やむこの兄弟に裕一の母・まさが
「私も家族は一緒にいるのがいいと思っていた頃もあったけど、離れていても立派に生きていることが何よりも嬉しいの。だから大丈夫。胸を張って」
と励ました。
ちょっと胸を打つ。
オイラも31歳で家を離れて海外へ出た。
母親は昨年他界し、父親は弟の介護を受けている。
ずっと離れて何もしてやれず親不孝の自責を感じているので、まさの言葉に少し救われる思いがあった。
オイラの親父、お袋もそう思ってくれているだろうか。