ダミ声の優位

先日披露したピアノマンの評判が良かったので、次の弾き語りリクエストが来ている。 「紅蓮華」(鬼滅の刃の主題歌) 「サウザンド・マイルズ」(ヴァネッサ・カールトンの代表曲) 「ミスチルの何か」(何でもいいからミスチルの中から) というどれも震え上がるような難題ばかり。 できなかったら断念するけど、まずは始めてみるよ。 60歳過ぎての挑戦だよ。 昔、パレットとか硯とかにわかバンドで遊んでたのはもう10年以上前だからね。 最近歌ってみて高音が全然でないことにガッカリするのよ。 喉が老化しているんだね。 チューリップが60過ぎて「昔のようなパフォーマンスができない」という理由で解散したけれど財津和夫のように高音の澄んだ歌声が特長だったアーティストは苦しいよね。 ユーミンもそう。最近の作品は喉から絞り出すか細い声が痛々しい。 その点同い年でも全然平気なのが桑田佳祐。 もともと喉が潰れたようなダミ声で売っているからいくら歳を取っても劣化感がない。 これから歌手を目指す人はまず喉を潰すところからじゃないか?