Jalan Jalan

マレーシア、タイから発信するアジアお気楽情報サイト

Month: March 2021

ミャンマーの花嫁

オイラんとこと、娘のとこを掛け持ちでやってくれているメイドさんが来月結婚することになった。 彼女はミャンマーからの出稼ぎのメイドさんなんだけど、今ミャンマーえらいことになってるでしょ。結婚披露宴はクーデターとは関係ないし、おめでたいことだからやればいいと思うんだけど、300人集まるというんだよね。このコロナの状況でそれだけの人間が密になるのも心配なんだけど、そんなに大勢参加するのもちょっと意外。 彼女はウチのハルキとゲンキが大好きで、仕事がオフの日でも「今日ハルキとゲンキと遊びに行ってもいいですか?」「今晩、うちに泊まらせてもいいですか?」と二人の面倒を見てくれる。普通ならオフの時間くらいやかましいわんぱく幼児たちから解放されたいだろうに全然厭わないらしい。 そして 「結婚披露宴に家族で来てもらえませんか? いつか故郷に帰って自分の結婚披露宴のビデオを見た時に、ハルキとゲンキが映っていて欲しいんです」 と言う。娘たちはソンクランに旅行を予定していたが、そこまで言われると旅程を何とかしてあげたいと考えている。今祖国は大変だけど、どうぞ末長くお幸せに。

今年のソンクラン

いよいよタイも暑くなってきた。 来月半ばはタイの正月でもあるソンクラン、水掛け祭り。一年で最も暑い季節だ。去年はコロナで水掛け禁止。今年はどうするのだろうか。 ゆうちゃんに誘われてカオサンの水掛けに行ったのは2012年。もう9年も前のことだ。 その後は、ソンクラン休みはバンコクにいても水浸しになるのでたいてい旅行に出かけていたが今年は予定もない。その翌週は引っ越しなので、たぶん荷造りや断捨離をしながらダラダラと過ごすということになるのだろう。 それでも一家に一個、大型高性能水鉄砲があるのはタイ在住者の掟ではある。

別れのない国?

オイラの会社は小さな会社なので誇れるほどの給料を出しているわけではないのだけど、それでもほんの少し昇給の計算をした。 スタッフの入社年月日を見ていたら、最も新しいスタッフですでに3年、最長が16年、平均すると7〜8年という状況だった。 ヌルい。きっとヌルいんだ。プレッシャーがかかるとすぐ転職するから1〜2年でジョブホッピングするタイ人たちがこんなに長居するのはまるでプレッシャーがないからなんだ。 でもね、辞める時はほんとに翌日から来ないからね、とても困るんだよ(笑)。営業スタッフにノルマがあるのは会社では当たり前だし、目標達成時のプライズなども用意したりするんだけど、この20年、ノルマが課された瞬間に辞めるからね、彼ら。「責任負わされるために会社で働いているんじゃない」とか言って(笑)。そして高橋真梨子の「ごめんね」の歌詞のように 「連れて行って ノルマのない会社へ〜♪」 と消えていくのさ。

MASA Takahashi

マレーシア在住日本人サイクリストのまさやんが、自分で走るトレイルライドを見せてくれる。マレーシアは自然の宝庫だからこんなトレイルも身近に気軽に走破することができるんだ。ちょっと一緒にこの獣道を走っている気分を味わってみて。

ほんわかクライアント

ウチのクライアントはみんな良い人たちばかりなんだけどね、中でも毎月コンサルティングで面談する某日系IT会社の日本人担当チームはとても穏やかで、こちらの説明する内容を本当にウンウンと頷きながら受け入れてくれる。オイラも本気で一緒に成果の出る仕事をしていきたいと思っているのだけど、先方が完全にこちらを信頼しているのがわかるので、毎回とてもうれしい気持ちになる。クライアントとの打ち合わせなのに癒されるのだ。 そもそもこちらを信用していなくて、「なにか突っ込んでやろう」と目を三角にしたり、口を尖らせるアプローチ先ももちろんある。売り物にケチをつけて追い返すことで溜飲が下がると思っているのだろうか。 でも、ビジネスも現時点では「人間」が行う行為だから、前者のように信頼を感じるお客様には心から力になりたいし、頑張る力が湧いてくる。 立場逆転で、オイラのところにも営業がやってくることもある。彼らのツールやソリューションをプレゼンされる時、自分に置き換えて彼らの心情が見えてくる。だから、オイラも一生懸命その説明を聴き、理解しようと努力する。そうすることで気持ちよく仕事ができるし、結果的に付加価値を得ることができるからね。 あのほんわかしたチームが社長から「でかしたぞ!」と言われる成果を早く出させてあげたい。

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