解決の兆し

ようやく厚労省が新型コロナについて感染症法上の扱いの見直しを検討するようだ。分類が緩和されればインフルエンザと同様に自宅近所のかかりつけ医でも診察や治療が可能になり医療問題解決の兆しになる。現在は感染症法上の指定病院でのみ対応しているので、その現場は負荷も高いし、治療を受けられない自宅療養患者の症状急変の問題も氷解するというのが医師たちの見立てだ。早期の見直しとワクチン接種浸透でだいぶ見通しが立ってくる。 マレーシアも2回接種を終えたビザ保持者はホテル隔離無しで自宅に戻れることになった。オイラの2回目は10月21日なので11月頭にはマレーシアに入れそうだ。欧米を始め、感染者数高止まりでも規制緩和して経済を回す動きが顕著になってきた。これもワクチンの効果が出たので踏み切れることだろう。ワクチン接種証明か陰性証明書がないとお店やレストランにも入れない国が多いが、ドイツでは無料だった検査を有料にする。わざわざお金を払って陰性証明を取らないと買い物や外食もできなくなるわけだ。ワクチン非接種者の行動を事実上制限し、接種を促す狙いらしい。 自分発信で新しい決断を下せない日本人気質からすると、そういった動向がどういう結果を生み出すか日本政府も注視しているはずで、うまく行きそうなら日本もそういう施策を発令するかも知れないね。