Jalan Jalan

マレーシア、タイから発信するアジアお気楽情報サイト

Month: February 2023

ヲタクが世界を動かす

Google社のパートナーでもある日本の提携会社の社長から聞いたんだけど、アメリカの最先端企業であるGoogleが開発したウェブサイトの解析ツール(GA)や広告管理ツールなど数多くの製品を日本人は想定もしていなかったようなマニアックな使い方をしてアメリカ人たちの目からたくさんのウロコを落とすらしい。 これはGoogleに限らず、世界的に先端製品を開発する企業が 「日本人たちがどう使うか見よう」 と注目し、その製品改良や戦略に役立てているようだ。 「日本人は数学やプログラミング能力は低いが、オタク力は高い」 と某GAFAM企業の経営陣はハッキリと言っていたらしい。 「マニアック」「ヲタク」 この辺は日本人が持つ世界レベルのクリエイティビティなのかも知れない。 そして今、Open AIが、日本人がChatGPTをどう使うのか、全神経を集中して注目している。 昨日、カミさんがChatGPTに 「みずほダイレクトのアプリは外国の電話番号でも登録できますか?」 と訊いていた。 日本のおばちゃん辺りが電卓代わりに使い始めると、一気に技術は進歩するかも知れない。

⭐️星1つのわけ

ここしばらく日本の飲食店の評価をグーグルや食べログで調べまくっているんだけど、5つ星や4つ星など賞賛するレビューがある一方で1つ星のネガティブレビューが多いことも気になり、内容を読んでいる。 そしてそのほとんどが 面倒くさそうに席に案内された、もう二度と来ない ⭐️星1つ 店員がこちらの方を見ない ⭐️星1つ カウンターに座っているのに大将が他の客とばかり話している 2度目はない ⭐️星1つ 注文ミスされた ありえない ⭐️星1つ 入口に立って待っていたのに後から来た人が先に通された 潰れればいい ⭐️星1つ コート掛けが高くて届かなかった 客商売か ⭐️星1つ 店員に笑顔無しだし、話し方も冷たくぶっきらぼう とにかく不愉快 ⭐️星1つ と、こんな感じ。 こういう「許さない客たち」が日本の「世界一のサービス」を作ってきたんだろうけど、日本の飲食店も大変だよね。 タイやマレーシアに30年以上もいると、日本の飲食店のサービスで⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️星5つ以外付けられねーわ。

マレーシア留学のわけ

昨日はJalanJalanソフトボールのメンバーと飲み会。 オイラ入れて集まった8人のうち、4人が大学生。その4人全員が高校球児。だから1〜2年前まで甲子園目指して野球をやっていたほぼバリバリの現役なのだ。というか、オイラ以外の7人は、全員、高校球児、そのうち2人は大学、実業団野球までやってる連中。野球の話になるとオイラのアウェイ感、わかってもらえます?(笑) そんな中、大学生の彼らに 「なぜ、マレーシア留学なの?」 と聞いてみた。 大学生1:大学進学して野球を続ける気持ちはなかった。就職しようかなと思ったら母親が「海外留学したら?」と勧めてきた。いろいろ調べたら費用も安いし、マレーシアがいいね、ということになった。 大学生2:進学したい大学の受験に失敗した。浪人するのやだな、と思っていたら友人がマレーシアに留学することを知り、ついていくことにした。 大学生3:高校野球をやっていたから受験勉強が間に合わなかった。留学したいと親に相談したが、親は大反対だった。それでも何とか説得した。本当はアメリカ留学したかったが、金が足りないのでマレーシアになった。 大学生4:高校卒業間際に母親がマレーシア留学の話を勧めてきた。特にこうしたいという進路がなかったので、未知の国マレーシアに行ってみることにした。 ということだった。 まあ、それほど積極的にマレーシアに留学したいという意思があったわけじゃないね。そうすると今200人を超え、なお増え続けているという日本人留学生たちも、何となく将来英語とか身につけておくと社会に出て可能性が広がるという親御さんの意向を背負いながらここで勉強している感じなのかね。 確かに、日本の大学出ても英語すら喋れるようにならないもんね。日本が沈みゆく中、国外で生きられるスキルを学ぶのは正解だろうね。

バンプーパー

7歳児のハルはスケボーや昆虫採集などアウトドアも大好きだけど、絵を描いたり工作したりするのも大好きで、いつの間にかYoutubeチャンネルを開設して動画をアップしてたり、何かしら作品を完成させてたりで我々を驚かせる。 彼が描き溜めていた不思議なクリーチャーをカミさんが見て、 「これ、LINEスタンプにしたら面白いね」 と形にしたのが、これ。 ハルが命名した「バンプーパー」という楽しいスタンプだ。

マレーシア留学

KLソフトボール、今シーズンの最終戦となる3位決定戦は、対戦相手のピッチャーの速球に手も足も出ず、 0対12の完封負け。 オイラも2打席ノーヒットでいいとこ無かったし、とても悔しい。これでJalanJalanは来シーズンの幹事チームとなりました。 明日の夜は今シーズンの納会と来季に向けた決起大会を兼ねてチームで飯会をやる。 現在のJalanJalanチームはマレーシアに留学中の日本人大学生がメインなんだけど、マレーシアに留学している日本人学生って今どのくらいいるか知ってる? 200人〜300人だって。 びっくりしたよ。しかもどんどん増えているんだって。オイラ、10人くらいかと思っていたよ。 高校を卒業する時に、「マレーシアに留学」ってのが選択肢としてあるのか。オイラの高校時代なんてそんなこと頭に浮かんだやつ日本中に1人もいなかったと思うよ。 明日の夜はそんな学生たちと彼らの考えていることをいろいろと聞いてみたい。

歴史嫌い

娘や息子の通っていたインターナショナルスクールでは数学の試験では電卓の使用が前提だった。要するに「計算」は機械にやらせなさいが世の中の合意事項として成立していたわけだ。 そうすると歴史なんてのも当然そうなるな。年号覚えなんてのは試験前のお馴染みのシーンだけど、いつ、どこで、何によって、何が起こったか、なんていう史実はもはや 4289X3094 のようにキーを押すだけで答えを導き出すことでいいじゃんという合意が早晩成立するはずだ。「計算」の次に「知識」も機械にやらせればいい、となる。 そして事実よりもその人物たちのインサイトに焦点を当てたり、諸説の謎解きをしたり、とより興味深いテーマに学生たちを導くことができるかも知れない。 オイラも日本史の授業がそうであったなら、秀吉の心の内を探る授業であったなら、今頃もっと歴史が身近なものであったかも知れない。 という、とても長い長い言い訳をさせていただきました。

マレー行き

ひと月ぶり、今日はこれから1週間マレーシア。 カンパニーセクレタリーによる会社経営上の様々な手続きが「書類にサイン」なので行かないといけない。そのために毎月飛行機に乗って、KLに住居を借りて滞在するのはいかがなものかと思うが、全てオンラインになってもう二度とマレーシアには来なくても大丈夫、となったらなったでそれは寂しい。 日曜日はJalanJalanソフトボール、今シーズンの最終戦、3位決定戦。人数ギリギリのため、またオイラは出場する。バンコクのソフトボールと違ってガチなので、守備位置にいても、バッターボックスでも緊張しっぱなしで試合が終わるとヘトヘトになる。 この試合に負けたチームが来シーズンの幹事チームとなる。絶対負けられない、と血が昇って試合中に気絶するんじゃないかと不安だ。

ここ何回か触れたAIチャットだが、冗談を言えるかとかどんな質問にどう答えるか、といった会話についてはその機能活用のごく一部で、お遊び程度なのだが、すでにビジネスシーンではどんどん活用が始まっている。 例えば人間のエンジニアが行なっているプログラミング作業を簡単な例で説明すると、 「まるばつゲームをアプリに入れてお客さんに楽しんでもらいたいから作って欲しい」 とクライアントからリクエストがあったとする。うちのプログラマなら、 「どんな感じで動くか考えてプログラミングするので3日ください」 と言うだろう。それをOpen AIに頼むと、 Python(パイソン)という新しいプログラム言語を使って数秒で書いてくれる。そもそもプログラマでもPythonを使える人はまだまだ少ないこのご時世にだ。 Webブラウザで簡単に使えるまるばつゲームをウェブサイトの基本言語であるHTMLで書けるだろうか? こちらも数秒でプログラムを書き上げてしまう。 オイラが昔JalanJalanをHTMLで作り始めた時は、1ページ作るのに数日かかったもんや(笑)。 試しに、AIが書いたHTMLコードをこの「ひと言」にコピペしてみる。 まるばつゲーム まるばつゲーム このブログページではデザインを制御する機能が反映できないので正方形になっていないが、枠の中をクリックすると順番に◯✖️で勝負ができるゲームが作られている。 その他、実際に大学の教授が学生への授業を 「このポイントとこのポイントを抑えて1時間の授業内容を作って」 と指示すると、プレゼンテーションが出来上がってくる。それをチェックして、少し調整するだけですぐに授業に使えるので、自分の研究に割ける時間が飛躍的に増えたと喜ぶ教授もいるくらいだ。 今後のAIの飛躍的な進化をどこでどう活用するかのアイディア次第で、時代に乗れるかどうかが決まってくる。

人生の分岐点迫る

先週バンコクに遊びに来ていた同級生の綱川くんと柳原くんが、最近の同世代の話題は 「65歳でどうする?」 が多いと言っていた。 いよいよ退職して老後の生活を始めるのか、会社が許すならもう少し働き続けるのか、悩める年頃らしいのだ。 柳原くんは自分の得意を活かして官能小説家として第2の人生を歩み始めると言っていた。 綱川くんは、今の仕事にまずまず満足しているので70歳までやってもいいかなと言っていた。 どっちも幸せそうな選択でいいよね。 オイラも今の仕事も趣味も今の暮らしも楽しいので、もうしばらくこのまんま突っ走ろうと思っている。

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