Jalan Jalan

マレーシア、タイから発信するアジアお気楽情報サイト

Month: June 2024

外注か、社員か。

けっこう長い期間、日本の大手企業のオンラインのデータ収集、可視化、分析、活用といった一連の業務に従事していたので、娘と息子はデータ運用の領域で高い専門性を持つようになった。 今日もある日系企業にデータ分析のコンサルをしていたところ 「この業務をウチのスタッフにやらせたいのでマニュアルや資料をもらうわけにはいきませんか?」 と言われたらしい。 「申し訳ありませんが無償でお渡しするのは難しいです」 と対応したらしいが、いまだに日本の企業は「目に見えないものはタダ」という意識から抜け出せないのだろうか。 そのノウハウもいくつもの案件を通して失敗したり苦しんだりの経験を積みながら習得した技術だから、 「やり方教えてもらえれば自分の家は自分で建てます」 と言っているようなもので、そう簡単な話ではないのだ。 実際、ある日本の企業がその役割を自社社員にやらせていたところ、突然その社員が転職し、データが全く取得できなくなって困っているという惨事を聞いている。 「専門的な業務は外注する」というのはリスクヘッジの視点からも大切な経営判断だと思っている。

制御不能の体質

枕元に置いたスマホでTiktokの動画を見ていた。隣でカミさんが「夜中によく目が覚めて眠れないことがある」という話をしていたので 「睡眠のための音楽を流そう」 と思い出し、Tiktokをミュージックアプリに切り替えようとした。 朝、Tiktokから繰り返し繰り返し流される寝る前に見ていた動画で目が覚めた。 アプリを切り替えようとスマホに手を伸ばしたほんの2秒の間に眠りに落ちたのだ。 「瞬時に眠れるその体質が羨ましいわ」 とカミさんは苦い顔をしていた。

多様性の流入

日本では「多様性」の問題でいろいろな意見が出ているけれど、日本人の閉鎖性ってのは長年培ってきた歴史の上に成り立っているからなかなか難しいよね。最近は特に「非寛容」が「攻撃性」に繋がって日本人ですら生きづらい日本になっているのに、日本ほどルールに縛られない他国の国民が日本の地域社会で共存していくってちょっとイメージしにくい。 子供の頃オリンピックを見ながら、フランスやイギリスの陸上選手が黒人ばかりでメダルを獲るたびに 「日本もそうすればいいのに」 って思ったけれど、フランスもイギリスもその共生にはいろいろなトラブルや苦労をしてきているわけで。オイラの第2の故郷マレーシアも多民族国家と言われ、多くの民族、宗教、文化、習慣が混在しているがそれは様々な闘争や混乱や苦労を乗り切ってきたからだ。それでも決して全てが丸く収まっているわけではない。 一方で、多くの日本文化や風習を理解しない人々が流入することでもはや日本人も「非寛容」や「日本の常識」だけでは生きていけないという環境を作るという荒治療もあるだろうか。 いやー、それは難しそうだなー。

Breaking Bad

ずいぶん昔に社会現象にもなったドラマらしいけど、バンコクの友人、栗田家、森家に勧められていた「Breaking Bad」を今さらながら昨夜観終わった。壮絶な話の展開に惹き込まれて、ここしばらくは日本のドラマを後回しにして観続けた。 やっぱり脚本が凄い。 日本のドラマのような「おいおい、なんでそうなるんだよ」と突っ込みたくなる強引で幼稚な展開がなく、激しいのに丸呑みできる。 さて、次は何がいいですかね。。

ワイン祭り

週末にワインの試飲会があったので2日間連続で行ってきた。6〜7割がタイ人の富裕層。残りが欧米人と日本人という感じかな。とにかく2日間とも大盛況だった。 世界中のワインを試飲するので1日ではとても足りない。前回は高価なワインをたくさん飲んだけど、結局その後高すぎて注文できないことに気付き、今回は注文できる値ごろのものを中心に試した。会場のハイアットリージェンシーは料理も美味しく、2日間とも贅沢な時間を過ごさせてもらった。 今回は日本人のソムリエに勧めてもらったニュージーランドワインに美味しいものがたくさんあった。オイラの好みは南イタリアの干し葡萄から生成するアパッシメント。とても濃厚。 とは言えウチでは、毎晩お猪口に一杯、養命酒のように飲むから消費は遅い。

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