初めての地震パニック

地震がない国の一つとして知られていたタイが1000km離れたミャンマーの余波を受けて初めて大きく揺れた。日本のニュースやSNS上でも建設中のビルが倒壊する動画が溢れている。オイラはマニラの空港で出発を待っていた。プラトゥーナムで買物をしていたカミさんからメッセージが入って、パニックになった群衆が大挙して走り出して、それに巻き込まれて走るしかなく、このまま将棋倒しになったら死ぬかもと恐ろしかったと伝えてきた。地震初体験の人々は、倒壊するかも知れないビルから一刻でも早く逃れようと街中を走り回るが、それもとても危ない。 日本人駐在員家族の多いトンロー地区でも高層マンションの壁が落ちたりヒビが入ったり被害の様子がLINEグループで行き交っている。 オイラがバンコクの空港に降り立ったのは夜11時近かったが、地震直後から全面停止した公共交通機関のせいでタクシー乗り場は長蛇の列だった。 フィリピン出張も疲れたけど、ここからまた長時間かけての帰宅でヘトヘトになった。 フィリピン出張の成果は来週月曜日に出る。この週末は何もせず(もうパワーがない)、だらっとして過ごす。