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仏作って魂入れず

ブランディングって莫大な金や労力かけて作り上げていくって書いたけど、それこそ社名やロゴの使い方だけで分厚い本1冊くらいになるのは当たり前。
ウチもクリエイティブの制作やウェブサイトの開発などをするときは事前にクライアントの本社から

「ロゴ使用ガイドライン」

なる資料が送られてきて、クリエイターは細心の注意を払ってミクロン単位の仕事をする。

だけど、それがブランディングだと勘違いしている企業マーケッターはとても多い。

ある日系クライアントの本社のウェブサイト開発をしていた時の話だけど、サイトのデザインに関してはフォントや色味、ポジションなどそれこそ0.1ミリ単位の修正指示が来るんだけれど、こちらから

「お客様が迷った時にすぐにお問い合わせができるよう【お問い合わせ】ボタンを目立つところに配置しましょう」

と提案すると

「目立ってすぐにお問い合わせが来るようになると面倒で困る」

と却下されたことがある。

日本企業のブランディングなんていまだにこの程度のレベルなのだ。

やはり企業も形ばかりじゃなく、魂を入れないとダメだよね。

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