Jalan Jalan

マレーシア、タイから発信するアジアお気楽情報サイト

Author: Jun

女子肥えるリモート

昨日は久しぶりにスタッフ全員とランチ会してからオフィスで会議。娘が 「みんな太ったね」 という通り、特に女子たちが肥えっぷりがすごい。やはりこれはコロナからのリモートワーク効果なんだろうか。自宅の部屋から出なくなる。人目を気にせず間食しまくれる。こういうライフスタイルの3年間で彼らは培われていったんだろう。 会社のYoutubeチャンネルで自社のサービスコンテンツを説明する動画を作ることになったのだが、出演を推薦された女子社員たちは口を揃えて 「今はだめ。年内ダイエットして来年から出る」 と頑な。 割を食って出演を押し付けられたのが薄らハゲのTee。しかし、それで動画見る人いるのかよ。

ピアノマンの記憶

マレーシアでお邪魔した武井さんの自宅のリビングにグランドピアノがあったので、一生懸命練習して弾き語れるようになった「ピアノマン」を弾こうと鍵盤の前に座ったんだけど、 全然思い出せなかった。 探し探し弾いているうちに何となく思い出すところもあるんだけど、結局「ピアノマン」であることがわかる程度の演奏も出てこなかった。 世界を舞台に演奏活動をしてきた武井さんの奥様には 「山森さん、もう少しでピアノ弾けるようになりそうですよ」 と褒められたが、この曲は自分的にはすでに完成させた曲なのでまた振り出しに戻ったことを認識させられる一言になった。 完成したと思った曲でも繰り返し繰り返し練習を続けていないとダメなんだな、もうこの歳になると。

というわけで、昨日の昼飯に「つよい」に出向いてみた。 外にもテーブルがあるとはけっこう強気だ。入店してみると、まだちょっと早めなのか客は2割くらい。 フロアにはスタッフが7人もいるのはアジアのレストランあるあるだ。とりあえず、メニューをもらい、ひと通り眺めてみる。「洋食屋」ということなので、まずは絶対ハンバーグからだ。それでこの店の実力が判る。 ん? ハンバーグオムライスを見ると、どこにもハンバーグらしきものはないし、英語では「エビ合わせクリームオムライス」とあり、エビフライとチキンカツとクリームソースのオムライスのようだ。これはこれで大変美味そうだが、ハンバーグではないよ、大丈夫かこの店、おい、と少し不安になる。 あった。ハンバーグステーキのコーナー。いろいろ変わり種はあるが、初回はもちろん「つよいハンバーグ」とライスに決まっている。飲み物はピーチティーを注文し、ミッションは完了。 ある程度なんちゃってを覚悟していたのだが、どうしてどうして、とてもきちんとしたデミグラスソース・ハンバーグステーキの一皿ではないか。そして、お味の方も大変しっかりとした美味しいハンバーグ定食で大満足。はらまきから教わった店だが、これはたいそう掘り出し物だと思った。このハンバーグもRM18(約570円)くらいで、バンコクの和食を含めてもベスト3に入るコスパの良さではないかと思う。 滞在中にもう一回、今度はグラタンかドリアを食べてみる。強かった「つよい」。

「つよい」

はらまきからタマンデサに「洋食屋」ができたというので、仕事終わりに出掛けてみた。開店まで時間があったので、今日の昼飯にでも出直してみる。 もう店名からしてなんちゃって日本食であることがわかる(笑)。とがりも言っていたが、「つよい」だとか「みたす」だとか、なんちゃって連中は形容詞や動詞を店名にしてしまう。 店頭に出ていたメニュー看板を見ても、縦書きの「 I 」を「ー」で書いちゃうのも「なんちゃって」の特徴だ。とは言え、味は修行済みということもある。食べてみなければわからない。なかなかこれと言った日本食屋の少ないタマンデサなので、持ち駒の一つになってくれるとありがたい。

クアラルンプールの部屋

クアラルンプールってとてもいいところだけど、やはり車がないと生活が不便だというのがね。晩飯食いに行くのに、部屋から駐車場まで降りて、車を出して、そして渋滞の列に加わる。目的地での駐車は容易でなく、そこでかなり頭と時間を使わなくてはならない。食事が終わって再び車に乗ると、そこから帰路の渋滞に入って行き、部屋に戻った時にはけっこう疲れている。 それを頭の中で一巡させると「ま、いっか、出なくて」と億劫になり、冷蔵庫を開けてスパゲティを茹で、マヨネーズと醤油を混ぜて食うという怠惰なライフサイクルが出来上がってしまう。 さて、今日は金曜日。華金くらいはちょっと一人で飲みに出かけたいところだけど、果たして部屋を出られるかどうか。。。

心の弱い自分が出た。

現在のKLソフトボールチーム「JalanJalan」はほとんどが日本からマレーシア留学中の学生、しかも高校野球までの経験者で成り立っている。だから確かに強いんだけど、試験前などで人数集めに苦労する場面も多い。 先週の日曜日の試合がそうだった。オイラ入れて、10人。キャプテンの三栖君(高校野球経験者)以外は全員大学生。オイラは一人ベンチから、我がJalanJalan打線が相手WINGSの女子ウインドミル速球投手を打ち崩す様子を気持ち良く応援していたのだが、三栖君の体調が悪く、途中で選手交代。オイラがファーストを守ることになった。そしていきなりWINGSの左バッターが強烈なファーストゴロを放つ。オイラの真正面のゴロだったが、オイラは絵に描いたような美しいトンネルをし、敵のチャンスを広げた。なんとかリードしたまま守り抜いたが、オイラはまた負傷の三栖君と交代した。頭の中では「あー、なんであんな簡単なゴロを!」と叫ぶ情けない自分がのたうち回っている。本当は女子ウインドミル速球投手の球を打ってみたい気持ちもあったのだが、気持ちがネガティブになってしまい、 「これ以上迷惑はかけられない」 と最終回の大事な場面で回ってきた打順で三栖君に代わってもらった。代わった三栖君は体調が悪いこともあって三塁ファールフライに打ち取られた。それがまた自分の弱気のせいに思えた。 結局、最終回を無失点で守り抜いたJalanJalanは2点差で勝利した。 あのトンネルがまだ夢に出てくる。

「芝浜」の一席

土曜日は、気持ちに余裕も出てきたのでスバンのSIONというレストランで開かれた「柳家三之助独演会(三之助をみたかい?)」に。三之助師匠の高座を観るのは5年ぶりになる。お客さんは全部で20人ほど。 相変わらずキレのある語り口で大作「芝浜」を演じてくれた。マレーシアで「芝浜」が聴けるとは思わず、出だしの 「ちょいと、お前さん、起きとくれよ」 で鳥肌が立った。 SIONは塩見シェフの絶妙な料理に舌鼓を打ったが、ちょっとボリュームが足りなく、はらまきに「まだ帰りにラーメン食えるな」と冗談を言ったら真剣な顔で大きく頷いていた。

金がない!

銀行アプリを使ってちょっとだけ残っている残高をベロニカの口座に送金し、ベロニカからその分を現金で貰えばギリ生存できるかも と考えて離陸する前の機内でぴこぴこやってみるも、何度やっても「Failed」となり送金ができなかった。仕方がないのでそのまま飛び、KLに着いてから試してみたが、今度はマレーシアで契約しているキャリア(Digi)のネットが繋がらない。銀行に電話をかけてみるも、そもそもDigiが切られていて電話がかけられない。この現代社会の中で急激な孤独に苛まれる。この流れは、アパートに着いたらエントランスカードがない、部屋の鍵がない、車のバッテリー切れで動かない、といった「絶望パッケージ」への入口じゃないかと震えがくる。 とにかく電話やネットが使えない以上、直接人に会って相談するしかない、と銀行の窓口へ行ってみる。事情を説明すると、「就労ビザの更新がされていないので凍結されている」と言う。まあ、とにかく原因が判明したのは希望の光だ。しかしもう30年以上もマレーシアで銀行口座を持っているけど、就労ビザの更新のたびに銀行に報告義務があるなんて初めて聞いた。ともかく銀行記録へのアップデート手続きを行い、アプリを使えるようにしてもらう。これでタイなら「カードレスATM」が使えるのでスマホさえあればATMで現金を引き出せるのだが、マレーシアは一歩遅れていて、「カードレスATM」ができない。と言うことで、ATMカードを再発行してもらうことを思いつく。オイラ、天才。なんだかんだもう銀行には2時間ほどいるがATMカードを再発行してもらうことができた!ATMマシンからRM500が出てきた!このお金を握りしめて、今度はKL市内にあるDigiのお店に走る。引き落とし口座が凍結されて、支払いができていなかったため、電話アカウントも凍結されていたのだ。窓口で事情を説明し、握りしめていたRM500からRM485を払ってアカウントを復活させてもらうとネットが繋がった。社会と繋がった。 すでに夕方。昼飯も食べてないのでDigiの隣にあったマックへ行き、注文マシンでセットをオーダーしようとしたけどできるだけ節約しなきゃと思い直してお腹を減らしたまま帰宅。 冷蔵庫の中にあったお土産のキットカットを食べて凌いだ。 さて、これから何とか25日まで生き抜くぞ、オイラ。

財布忘れた!

これからマレーシア。空港のラウンジカードを出そうとして自宅に財布を忘れたことに気づく。タイバーツとマレーシアのATMカード、クレジットカードなど全部入っている。 さすがに海外出張に現金・カード無しで出たことはないので、ちょっと凍る。というか今、凍りながら「ひと言」を書いている。 タイから銀行アプリでマレーシアに送金しても下ろせないしな。QRコードスキャンで払える店は銀行アプリで何とかなるかな。屋台のイーミーやインニョンは食えないのかな。お客さんとの接待はどう乗り切るか。 久々に痺れる海外出張になりそうだ。

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