Jalan Jalan

マレーシア、タイから発信するアジアお気楽情報サイト

Author: Jun

思うように

今朝、カブの散歩を終えてコンドのエントランスに入ろうとしたところで、先に行くカブを慌てて追いかけようと階段を上ったんだけど、自分が思っていたより足が上がっておらず、階段に躓いて入口のドアに体を強か打った。 自分が思っているほど体がしなやかに軽やかに動いていない。自分が思っている以上に体重がある。 普段は坂道、段差、飛び越えなど割に気をつけているので大丈夫なんだけど、カブが走り出して「あっ!」っとなるような一瞬がアブナイ。 ウチの親父が晩年「思うように何もできなくて情けないよ」と言うのを聞いて 「歳をとるというのはそういうことで、みんなそうなんだから情けないと思わなくていいんだよ」 と言ったことがあるが、自分のこととなるとなかなかそのセリフは素直に受け止められないね。

海外での日本人の挑戦

昨夜は動画撮影を兼ねてオンヌットにあるビアガーデンに行ってみた。全部で12店舗くらいかな、いろいろな食べ物屋台が周りを囲み、中央にビールサーバーを並べたドリンクバーがある。 駅から10分くらい歩くので通うことはないけれど、こういうのが自宅の近所にあったら嬉しいなぁ、と思えた。その屋台の中に和食屋台があって、焼きそば、ラーメン、寿司、焼肉などのメニュー写真が’壁中に掲示されていた。 「ああ、タイ人がやってるローカルなんちゃって和食だな」 と思って通り過ぎたんだけど、隣のテーブルの日本人がその屋台から頼んだ餃子がとても美味そうだったので、注文しに戻った。その屋台を切り盛りしている夫婦と話してみると、なんと日本人だった。年齢で言うと40代後半から50代前半だろうか。 「はい、日本人がやってる店です。お肉もいいものを仕入れてますよ」 と奥さんの方が説明してくれた。餃子とガーリックチキンを注文してみたが、確かに、ローカルビアホールの屋台にあるとは思えないいい味だった。 通いたいけど場所がなぁ。

パラゴン銃発砲事件

日本のニュースでも見たでしょうが、昨日バンコクでは高級ショッピングモールとして有名な「パラゴン」で銃発砲事件があり、死傷者が出た。犯人は14歳の少年とのことで、比較的銃が手に入れやすいタイの裏社会事情も関係あるのだろう。 娘の友達家族はちょうどパラゴンにいて、逃げ出す時に娘にLINEでメッセージを送ってきた。 これは事件発生後すぐにTiktokに流れてきた動画。人々がパラゴンから逃げて走っている様子がわかる。我々日本人在住者なら普通に誰がいてもおかしくない繁華街サイアム駅直結のモールだけに生々しい。 亡くなった被害者には観光客もいたようなので、もう何とも不運としか言いようがない。

女子肥えるリモート

昨日は久しぶりにスタッフ全員とランチ会してからオフィスで会議。娘が 「みんな太ったね」 という通り、特に女子たちが肥えっぷりがすごい。やはりこれはコロナからのリモートワーク効果なんだろうか。自宅の部屋から出なくなる。人目を気にせず間食しまくれる。こういうライフスタイルの3年間で彼らは培われていったんだろう。 会社のYoutubeチャンネルで自社のサービスコンテンツを説明する動画を作ることになったのだが、出演を推薦された女子社員たちは口を揃えて 「今はだめ。年内ダイエットして来年から出る」 と頑な。 割を食って出演を押し付けられたのが薄らハゲのTee。しかし、それで動画見る人いるのかよ。

ピアノマンの記憶

マレーシアでお邪魔した武井さんの自宅のリビングにグランドピアノがあったので、一生懸命練習して弾き語れるようになった「ピアノマン」を弾こうと鍵盤の前に座ったんだけど、 全然思い出せなかった。 探し探し弾いているうちに何となく思い出すところもあるんだけど、結局「ピアノマン」であることがわかる程度の演奏も出てこなかった。 世界を舞台に演奏活動をしてきた武井さんの奥様には 「山森さん、もう少しでピアノ弾けるようになりそうですよ」 と褒められたが、この曲は自分的にはすでに完成させた曲なのでまた振り出しに戻ったことを認識させられる一言になった。 完成したと思った曲でも繰り返し繰り返し練習を続けていないとダメなんだな、もうこの歳になると。

というわけで、昨日の昼飯に「つよい」に出向いてみた。 外にもテーブルがあるとはけっこう強気だ。入店してみると、まだちょっと早めなのか客は2割くらい。 フロアにはスタッフが7人もいるのはアジアのレストランあるあるだ。とりあえず、メニューをもらい、ひと通り眺めてみる。「洋食屋」ということなので、まずは絶対ハンバーグからだ。それでこの店の実力が判る。 ん? ハンバーグオムライスを見ると、どこにもハンバーグらしきものはないし、英語では「エビ合わせクリームオムライス」とあり、エビフライとチキンカツとクリームソースのオムライスのようだ。これはこれで大変美味そうだが、ハンバーグではないよ、大丈夫かこの店、おい、と少し不安になる。 あった。ハンバーグステーキのコーナー。いろいろ変わり種はあるが、初回はもちろん「つよいハンバーグ」とライスに決まっている。飲み物はピーチティーを注文し、ミッションは完了。 ある程度なんちゃってを覚悟していたのだが、どうしてどうして、とてもきちんとしたデミグラスソース・ハンバーグステーキの一皿ではないか。そして、お味の方も大変しっかりとした美味しいハンバーグ定食で大満足。はらまきから教わった店だが、これはたいそう掘り出し物だと思った。このハンバーグもRM18(約570円)くらいで、バンコクの和食を含めてもベスト3に入るコスパの良さではないかと思う。 滞在中にもう一回、今度はグラタンかドリアを食べてみる。強かった「つよい」。

「つよい」

はらまきからタマンデサに「洋食屋」ができたというので、仕事終わりに出掛けてみた。開店まで時間があったので、今日の昼飯にでも出直してみる。 もう店名からしてなんちゃって日本食であることがわかる(笑)。とがりも言っていたが、「つよい」だとか「みたす」だとか、なんちゃって連中は形容詞や動詞を店名にしてしまう。 店頭に出ていたメニュー看板を見ても、縦書きの「 I 」を「ー」で書いちゃうのも「なんちゃって」の特徴だ。とは言え、味は修行済みということもある。食べてみなければわからない。なかなかこれと言った日本食屋の少ないタマンデサなので、持ち駒の一つになってくれるとありがたい。

クアラルンプールの部屋

クアラルンプールってとてもいいところだけど、やはり車がないと生活が不便だというのがね。晩飯食いに行くのに、部屋から駐車場まで降りて、車を出して、そして渋滞の列に加わる。目的地での駐車は容易でなく、そこでかなり頭と時間を使わなくてはならない。食事が終わって再び車に乗ると、そこから帰路の渋滞に入って行き、部屋に戻った時にはけっこう疲れている。 それを頭の中で一巡させると「ま、いっか、出なくて」と億劫になり、冷蔵庫を開けてスパゲティを茹で、マヨネーズと醤油を混ぜて食うという怠惰なライフサイクルが出来上がってしまう。 さて、今日は金曜日。華金くらいはちょっと一人で飲みに出かけたいところだけど、果たして部屋を出られるかどうか。。。

心の弱い自分が出た。

現在のKLソフトボールチーム「JalanJalan」はほとんどが日本からマレーシア留学中の学生、しかも高校野球までの経験者で成り立っている。だから確かに強いんだけど、試験前などで人数集めに苦労する場面も多い。 先週の日曜日の試合がそうだった。オイラ入れて、10人。キャプテンの三栖君(高校野球経験者)以外は全員大学生。オイラは一人ベンチから、我がJalanJalan打線が相手WINGSの女子ウインドミル速球投手を打ち崩す様子を気持ち良く応援していたのだが、三栖君の体調が悪く、途中で選手交代。オイラがファーストを守ることになった。そしていきなりWINGSの左バッターが強烈なファーストゴロを放つ。オイラの真正面のゴロだったが、オイラは絵に描いたような美しいトンネルをし、敵のチャンスを広げた。なんとかリードしたまま守り抜いたが、オイラはまた負傷の三栖君と交代した。頭の中では「あー、なんであんな簡単なゴロを!」と叫ぶ情けない自分がのたうち回っている。本当は女子ウインドミル速球投手の球を打ってみたい気持ちもあったのだが、気持ちがネガティブになってしまい、 「これ以上迷惑はかけられない」 と最終回の大事な場面で回ってきた打順で三栖君に代わってもらった。代わった三栖君は体調が悪いこともあって三塁ファールフライに打ち取られた。それがまた自分の弱気のせいに思えた。 結局、最終回を無失点で守り抜いたJalanJalanは2点差で勝利した。 あのトンネルがまだ夢に出てくる。

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