朝、洗濯場から 「わっ!」 と叫び声がしたので行ってみると、カミさんが 「今日出かけるから着ようと思って用意しておいた洋服、全部洗っちゃった・・」 と悲しそうに立ちすくんでいた。 こうしたことはあるあるなので、もはや大して驚きはしないのだが、 目に付いたものを手当たり次第に捨てるか洗うかする習性はなんとかして欲しい。 そのカミさんは、今、1991年からのマレーシア、タイや海外旅行の一切をとどめた写真を全て捨てる計画を立てている。
Author: Jun
ここ何年も毎朝カブの散歩ですれ違うカップルがいた。 2匹のポメラニアンを連れたどちらも50代くらいの黒人の女性と白人の男性で、カブと彼らのポメラニアンが戯れる間、挨拶を交わす程度だった。 今朝は珍しく男性が1人で2匹の散歩をしていたので 「彼女はどうしたの?」 と聞いたら、 彼「今、東京にレコーディングに行ってるんだ。」 我「え? 東京?レコーディング?」 彼「そう、彼女は歌手なんだ」 我「えーーーーーー!」 我「名前は?」 彼「Deni Hines (デニ・ハインズ)」 我「へーー」 彼と別れて早速スマホでググってみたら、 「1970年9月4日生まれ、豪・シドニー出身のシンガー・ソングライター。15歳よりキャリアをスタートさせ、91年にロックメロンズとのコラボレーションによるビル・ウィザースのカヴァー「エイント・ノー・サンシャイン」を発表。96年に『イマジネーション』でアルバム・デビューを果たすと、豪のほか日本や欧州でもブレイク。「ジョイ」「アイ・ライク・ザ・ウェイ」などが話題に。その後、リミックスやコンピレーション・アルバムを含みながら、コンスタントに作品を発表。2016年にソウル・クラシック・カヴァー集『ザ・ソウル・セッションズ』をリリース。 と出ている世界的なシンガーだった。最初に出会った時からカミさんと「ウーピー・ゴールドバーグみたいだね」とちょっとオーラを感じていた。 帰宅してからApple Musicで検索すると、彼女のアルバムをずっと流している。 というちょっと驚きの出会い。
今朝はカミさんがゲンを病院に連れて行くというので、カブの散歩に一緒に出て、カミさんは途中でゲンと別方向に歩いていった。 それが A 地点。 そこからオイラとカブは赤い線の道筋で散歩をしたのだが、カブは途中で別れたカミさんとゲンが気になって仕方がない。すぐに戻って追いかけようとするので、バギーに乗せて強制移動。(だから散歩してるのはオイラだけ) そして、カブのイラストがある地点まで辿り着いたので、さすがにもう進行方向へ歩くだろうとバギーからおろしたのだが、カブは、再び来た道を(進行方向とは逆に)、一目散に走り出そうとした。 後ちょっと歩いて右折すれば元の場所に戻れるのに、それはカブには無理だった。
コロナの後遺症(本人はそう言っている)のせいで心身ともに調子の悪かったカミさんが、ようやく復調したらしく、今度はいきなり 「徒歩で日本縦断しないか?」 と誘ってきた。もう、振り幅がデカすぎるだろ(笑)。 計算してみる。 1日8時間歩くとする。1時間4キロとして32キロ。 カミ「え、1日30キロくらいしか進めないの?」 そうすると、道北から九州・沖縄までだいたい3ヶ月。 カミ「3ヶ月かぁ、冬と夏は避けたいから9〜11月かね」 オラ「だけど、途中は宿なんかないからテント生活だよ。北海道、車で走って見たでしょ? 30キロなんて何にもないって場所は日本中ザラにあるからね」 カミ「テントは嫌だ」 カミ「じゃあ、とりあえずまずタイでやる。ここから30キロでどこまで行ける?」 オラ「アユタヤまで丸2日。パタヤまで5日」 カミ「えええ? そんだけしか進めないの?」 オラ「車じゃダメなの? せめて自転車にしない?」 カミ「そんなのダメだよ」 弱ってるカミさんは嫌だけど、元気すぎるカミさんもキビぃよ。
娘家族が飼っていた観賞魚が死んだ。 ハルとゲンがその遺骸を近所の池のそばに埋めて葬ろうと話していたところ、息子が 「それはトイレに流したら?」 と言った。 そこにいたカミさんは 「なんで、そんなこと言うの。ハゲの教育に良くないよ」 と小声で言ったら息子から 「なんで?海外では魚が死んだらトイレに流すの普通だよ。水と一緒に葬られて天国に行くって言われてるんだよ」 と言い返されて 「え?」 と固まってしまったらしい。 「魚は水の中で暮らしていたのに土の中に埋められる方がよほどひどいでしょ」 と追撃を喰らってすごすごと娘の家を後にし、オイラに報告してきた。 オイラも子供の頃から水槽の魚が死んだら庭に埋めていたけど、それは世界の常識ではなかったのか・・