「量子コンピュータは特殊ないかさまサイコロ」 これ意味わかる? 量子コンピュータというのは、現在開発途上にある途轍もない処理能力を持った次世代のコンピューターだ。 それを語るとき、現在我々が使用しているコンピュータを「古典コンピュータ」と呼ぶ。 世の中の技術が加速度的に進歩していくので世界の流れについていけないヒトが出てくる。 今世界でも日本でも広がっている所得格差は情報格差でもあるのだ。 この量子コンピュータと人工知能(AI)の組み合わせで、ヒトが作り出す新しい種族が地球上に誕生するかも知れない。 アジアの天才、山下さんがこの量子コンピュータについて解説している。 冒頭の「量子コンピュータは特殊ないかさまサイコロ」は山下さんの表現だ。 学び続けることでしか生き残れない世の中がもう来ている。
Author: Jun
先日披露したピアノマンの評判が良かったので、次の弾き語りリクエストが来ている。 「紅蓮華」(鬼滅の刃の主題歌) 「サウザンド・マイルズ」(ヴァネッサ・カールトンの代表曲) 「ミスチルの何か」(何でもいいからミスチルの中から) というどれも震え上がるような難題ばかり。 できなかったら断念するけど、まずは始めてみるよ。 60歳過ぎての挑戦だよ。 昔、パレットとか硯とかにわかバンドで遊んでたのはもう10年以上前だからね。 最近歌ってみて高音が全然でないことにガッカリするのよ。 喉が老化しているんだね。 チューリップが60過ぎて「昔のようなパフォーマンスができない」という理由で解散したけれど財津和夫のように高音の澄んだ歌声が特長だったアーティストは苦しいよね。 ユーミンもそう。最近の作品は喉から絞り出すか細い声が痛々しい。 その点同い年でも全然平気なのが桑田佳祐。 もともと喉が潰れたようなダミ声で売っているからいくら歳を取っても劣化感がない。 これから歌手を目指す人はまず喉を潰すところからじゃないか?
さて、やっぱりあっという間に師走に入りました。 今月は休みも多いので営業日が正味半分と考えておかないといけないよ。 ところで最近、取引先やクライアントから 「来年に向けての各社さんの投資意欲はどうですか?」 とよく聞かれる。 例年はいつも通りのことをしていればよかったので、こんなことを聞かれることはないのだが、コロナでどう振舞っていいかみんな自信がない。 業績はさして良くない。 とは言え何もしなければこのまま事業が立ちいかなくなる恐れもある。 みんな先が読めないから不安と迷いがあるのだ。 ウチのクライアント達もだいたい10月末ごろには固まる次年度予算が今年は未だに協議中、というところが多い。 そういう時に決め手になるのが 「他はどうなんだ?」 という話である。 オイラの会社は業種柄、多くの業界と取引がある。 だから 「全般的にタイやマレーシアの日系企業はどんな感じなの?」 と ヒントを収集したいのだね。 進むも引くも怖い。 しかし動き方一つで下克上が起きる興味深い時でもある。
先週金曜日にi-Studio(Appleの正規ショップ)にアダプターを買いに行ったら大変な混雑でレジカウンターでは整理券を渡されていた。 iPhone12の発売でごった返していたのだ。 オイラは小さなアダプター1つ買えればいいだけなのだが、 「これ下さい」 と店員に告げたらレジの整理券を渡され、どのくらい待つかわからないと言われた。 「iPhoneの登録待ちの列と一般アクセサリーの列は分けて対応して欲しい」 と店員に言うとマネージャーがやってきて 「今すぐご購入の対応しますが、保証書となるレシートの発行は3日後に改めてご来店いただくことになります」 と言う。 レジが埋まっていてレシート対応ができないと言うなら仕方がない。 「保証書取りに月曜日にまた来るよ」 とお金払って品物だけ持って帰宅した。 そして今日改めてお店まで行って店員に用件を説明したがレシートなんかできてやしない。 またそこでレシート作成の列に並び、しばらく待ってようやくレシートを発行してもらった。 絶対そうだろうとわかってはいたけれど。
昨日は夕方から半年間練習してきたビリージョエル「ピアノマン」の弾き語りがようやく上がったので1曲だけの演奏会。 その後は久しぶりにすけさん&賢ちゃんとオンライン飲み会で約5時間。 「そう言えばさぁ」 という一言で全然関係のない話をどんどん繋いでいくと途切れなく5時間も話せるのだ。 すけさんとは中学時代から、賢ちゃんとは大学から。 青春時代を共に過ごしてお互いの大概は知り尽くしている仲間がいるというのはこの歳になって改めてありがたいことだとしみじみ思う。 そして人間って60過ぎても会話の次元ってちっとも変わらないんだなとも思う。 散々話してそろそろお開きって頃に 「コロナ開けたら温泉2泊だな」 「そうだな、もっとゆっくり語り尽くしたいな」 「温泉入って酒飲みながら朝まで話そう」 とほざきながら還暦過ぎの3人のお爺さんたちはZoomミーティングの切断ボタンをポチりとしたのだった。
古関裕而の生涯を描いた「エール」が終わった。 最終回の今日は出演者がNHKホールで古関裕而の作品を歌ってフィナーレとなった。 生涯で作曲した作品は5,000曲と言われるがオイラはそのほとんどを知らない。 今日披露された曲も「モスラ」とか「福島行進曲」とか流行歌というにはほど遠い気がした。 一方ドラマでは同期として描かれていた古賀政男。 こちらも生涯で作曲した作品は5,000曲と言われる。 こちらは「古賀メロディー」と親しまれた昭和歌謡の申し子、流行歌の本家本流と言える。 NHKはドラマの中で古賀政男の曲を「売れる曲」古関裕而の曲は「残る曲」と表現した。 誰でも知ってる古賀政男の生涯ではなく、あえて古関裕而を描いたところが面白い。 きっと今年の紅白もエールチームの特別企画が目玉になるのだろう。
バンコク中のMRT(地下鉄)コンコースや車両内で春貴の顔が見られる日々。 昨日はスクムビット駅構内でサイネージを見つけて喜ぶ子供たち。 顔でかい(笑)。 さて、もう来週は師走ですよ。 結局この2020年はコロナ一色の忘れられない年になったね。 人が物理的に動けなくなったことで急激にデジタル化が進んだ年でもあった。 いよいよ日本政府もデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める企業への税制優遇策も打ち出すらしい。 税優遇を受けるための他の要件として (1)売上高の0.1%以上をDXに投資する (2)全社的なDX戦略や組織体制の整備 (3)DXによる生産性向上の達成目標を示す しかし、これはそもそもやらなければ企業として生き残れない要件だから必ずしも政府の後押しがなくてもまともな経営者なら進める施策だけど、日本が本気だと示す上では一定の効果はあるんだろう。 まあ、遅いけどな。
何年か前にベルギー旅行をした時に昼も夜もいろいろなビールを飲んだ。 ビール好きのカミさんにはたまらない忘れられない旅で、ベルギーは絶対にまた行くと目を輝かせている。 その道中で飲んだビールをブリュッセル空港の免税店でグラスとセットでいくつかバンコクに持ち帰った。 その中でも特にカミさんが気に入っているグラスが、 「ロシュフォールトラピストエールビアグラス」 自宅でビールを飲む時には必ずこのグラスを使う。 . そしてその大切にしていたグラスを先日落として割ってしまった。 今まで普通に扱えたものをだんだん落として壊すようになってきた老いへの情けなさも重なってとても落ち込んだ。 またベルギーで買えばいいと慰めたところでこのコロナではいったいいつヨーロッパ旅行なんかできるのかわからない。 そこで、タイのオンラインモールLazada(ラザダ)を調べてみると、なんとこのグラスを売っていた。 「中国からの配送になります」 と書いてある。 中国かぁ・・と思ったが何万円もするものでもないし、こんなグラス一つがきちんと届くのかどうかの実験も合わせてポチってみた。 毎朝カミさんは 「ねぇ、今グラスはどこ?」 と訊くのでLazadaのトラッキングを調べる。 今、中国国内の集配所、今、中国の税関、航空便待ち、今、タイに到着・・・ と移動の詳細はきちんと閲覧でき、どこにあるのかは把握できる。 . そして今日、オイラの電話に 「Lazadaのデリバリーですがあと10分で着くよ」 と連絡があった。 コンドの集配デスクでそれを受け取ると、部屋に戻り開梱してみる。 グラス1個をたくさんのプチプチで包んである。 何枚も何枚も剥いてようやく出てきたグラスはどこにも傷がなく見事に手元に届いた。 . ブリッジから戻ってきたカミさんがテーブルの上の小さなダンボールを見つけて 「届いたの?」 と興奮した声を上げた。 オイラはキッチンの棚の中に置いたと告げる。 カミさんは小走りでキッチンに行き、棚を開けて歓声を上げた。 . そしてしばらくしてグラスを持ってオイラのところに来ると 「ねぇ、なんか軽い。持った感触が違う」 と手に持ったグラスに懐疑の眼差しを向けた。