久しぶりのウブドはコロナからの立ち直りを見せていた。空港の出口では大勢の出迎えドライバーがゲストの名前の書かれたボードを掲げて待っていた。 観光客はこの写真左の奥の方まで並んだボードを見ながら歩いていく。 欧米人、中東、インド、日本、韓国・・・この辺りのツーリストたちが戻ってきただけでもバリ島にとっては大きい。まだ中国からは入ってこないが、どうも1月8日から解禁になるらしいね。 久しぶりに棚田を渡る風に身を任せながらビール飲んで癒されてきます。
会社は30日まであるけれど、オイラは今日が仕事納めだった。 来年早々にキックオフされるプロジェクトの準備を少しでもしておきたかったのと、ギリギリまでクライアントとの打ち合わせもあり、たい焼きの尻尾の先まで仕事をした。パートナー会社やクライアントと 「良いお年をお迎えください」 とご挨拶ができるのはとても幸せなことだ。 年末年始は好きなものを飲んだり食べたりしたいと思い、ここ2ヶ月ダイエットを続けてきた。 体重は72kgから66.5kgまで5.5kgの減量し、ほぼベスト体重。ウェストも20代の頃に戻った感じ。 5.5kgというと、ガッツリした鉄アレー1個の重さ。腹に縛り付けていたあの鉄アレーを下ろしたのだから、そりゃ体が軽い。ヨギボーに寝っ転がっていても、反動をつければしなやかに立ち上がれるようになった。 健康的で効果的なダイエットは、カロリー制限ではなく、糖質+脂質の制限だということがわかった。 揚げ物付き、甘い物好きのオイラにはとても厳しい制限だったが、年末年始にあんことケーキと天ぷら三昧をするためには頑張るしかなかったのだ。
今朝カブの散歩をしていたらすれ違った欧米人家族連れの子供たちが「ハルキ、ハルキ」と言っていたのが聞こえた。我々がハルキのジジババだと話していたのだろう。 それを聞いたカミさんが 「千朝はえらいよね、日本人以外のママ友グループにもどんどん入っていって友達の輪を広げるから。英語ができるのは強いね」 と言った。自分もそうしたかったけど、流暢に英語会話ができないとその付き合いはなかなか続かない、と。 最近はタイやマレーシアにも母子だけの海外留学が増えている。子供の頃から教育は海外の環境で、と考える日本の親御さんが増えているからだ。 それでも問題なのは、その親の方で、日本人ママ友ばかりで固まってしまうので肝心の子供たちに外国人の友達ができないという皮肉な結果を生んでいる。 子供を海外教育の環境で育てたいならば、親もその覚悟を持って英語の勉強をするなり、外国人の輪に頑張って入るなりしないと、意味がないのだ。
完全在宅勤務制になったオイラの会社だが、昨日は久しぶりオフィスでクリスマスパーティーをやろうとみんなで集まった。彼らの好きなしゃかりき432ランチ会をやってからそのままオフィスへ。 オフィスではスナックやコーラで乾杯する中、ワッフル作り機を持ち込んで熱々のワッフルを振る舞うスタッフも。 プレゼント交換では、オイラはちょっと奮発してアップルのエアポッドプロを出した。できればシニアスタッフではなく、ジュニアスタッフに当たるといいなと思っていたが、一番シニアで一番要領のいいナイに当たってしまい、ジュニアスタッフたちからブーイングが(笑)。 「私が欲しかったやつだ!ナイはそういうの使わないでしょ!」と交換を迫るソムの前で「いや、絶対渡さない」とガードするナイであった。 世の中、要領のいいやつってのはどんな時もそういう星の下にあるんだよ。
金夜はカミさんとエムクオーティエでIMAX 3D映像を観てきた。 IMAXは高いけど、シートもいいし、足元も広いし、前の人の頭が自分の足のスネくらい急勾配なのでどんなアフロヘアが来ても邪魔にならないから快適。 もはや3Dとかいう次元を超えてその空間を共有している感じ。スクリーンが境界窓となり、カメラの動きと共に自分が動いているような錯覚さえ覚える。これでもかというほどの映像美の洪水に翻弄される。細部までこだわり抜いた、間違いなく人生過去一の映像。 映画にも驚いたが、映画が始まる前の「国王讃歌」でタイ人がほとんど立たなかったのに驚いた。スクリーンには「ご起立ください」とタイ語や英語、中国語で出るにも関わらずだ。 この立ち上がった1人の女性も外国人で、それが当たり前だと立ち上がったようだが、周りのタイ人が誰も立たないので途中で座っていた。 長くここにいるオイラには考えられないことが起こっている。
W杯敗退したポルトガル代表のC.ロナウドが 「世界王者として母国の名を刻むことが僕のキャリアにおける最大の夢だった。残念ながらその夢は昨日、終わってしまった」 と打ち明けた。 世界一のサッカー選手として称賛され、世界一高額な年俸を得て、全てを手に入れているはずのロナウドが、悲嘆にくれる挫折をした。 結局、夢とはそう言うものなのだ。どんなに上り詰めても、すごい人はまたさらにすごい夢を設定してしまう定めなのだ。 だから「体重を4kg減らしてシュークリームとショートケーキとプリンを一度に食う」なんて夢とは比べ物にならないのだ。 でも、ロナウドは言った。 「夢が続いている時間は美しかった」 きっと、これが人生なんだと思うんだ。