Jalan Jalan

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JalanJalanの撮ったアジア

33歳だけの天国

いろいろな宗教では死後の世界があって、天国と地獄がある。 先日ブルーモスクのガイドから聞いたイスラム教でも天国と地獄がある。ではこの天国で過ごすあなたは「何歳」のあなたなのか、これはよくわからないね。 そのガイドによると「33歳」らしい。若くて力がみなぎる一番いい時が「33歳」で人は天国では皆33歳なのだと言う。 33歳の自分は何してた? オイラは日本の元会社から現地の合弁会社に出向、駐在し、新たに合弁会社を離れて元会社100%の現地法人を作ろうとしていた年だ。本社を説得し、合弁会社を説得し、現地パートナーを探し交渉し、新会社を立ち上げようとしていたのが33歳だった。確かに体力、気力が漲っていた時代かも知れない。 オイラは無宗教だけど、いろんな宗教がここをどう説明しているのかちょっと聞いてみたい。

カブのあそぼ

我孫子の義母の容態がだいぶ悪いので先週娘と孫は帰国し、声をかけたり手を握ったりしてまだ意識のあるばーばと会うことができた。カミさんも急遽今週帰国することになり、オイラもマレーシア滞在を切り上げて明日バンコクに戻ることにした。 息子の帰国やらオイラの帰国やらいろいろスケジュール調整をする中で こいつの面倒を誰が見るか、というような話題が入ってくると、緊張の中に緩和が生まれるw 何も知らずに相変わらず象を加えて「あそぼ」とやってくる。

イスラムの教え

昨日は久々にシャーアラムのブルーモスクに行ってきた。 ほとんど観光客も地元の人もいなかったが、1組だけ日本人の若いグループがガイドの説明を聞いていた。昔は割に自由に中を動き回れたけど、今はガイド(無料だけど)が一緒じゃないと礼拝堂などには入れない。 ここで「イスラム教とは」をけっこう時間をかけて講習受けさせられる。 聞いていてちょっと笑いそうになったのは、説明しながらちょくちょく「キリスト教より上だ」という例えを入れてくるところ。例えば 「イスラム教の聖典コーランはたった一つしかない。いろんな編集をいろんな人に加えられて何版も出版されているキリスト教の聖書とはワケが違う。ちゃんとしているから一つでいいのだ」 「キリスト教の聖書は、全部集められて海に捨てられたら、火で焼かれたら、もうなくなっちゃうんだけど、コーランは多くのムスリムの記憶に一語一句違わず完全に残っている。一つしかないからそれができるんだ。だから世界中のコーランを焼き払われてもイスラム教は消えないんだ」 「イスラム教は偶像崇拝を禁止している。キリスト教みたいにんキリストの絵や十字架などを拝んではいけない。だって十字架は神様じゃないでしょ? 神様じゃないものを崇拝しちゃいけないんだよ」 イスラム教とキリスト教は根の深いところで対立し続けているということをモスクの礼拝堂で実感する。 また日本人のことについても 「イスラム教で最大の罪は自殺だ。自殺はどんな事情があろうとも許されない。情状酌量されない。だから自殺したものは地獄に落ちる。あなた方日本人は自殺に寛容だから日本ではいつまでも自殺が多い。我々は自殺はいけないことだからしない。そして苦しむ人を救うのだ」 自殺に寛容なのかどうかはわからないけれど、でも確かに多いよね、日本は。

エアコンつけっぱ

珍しく日本の朝のワイドショー観てたら、今は夜中でも 「エアコンはつけっぱ」 が当たり前なのね。医者も 「今の暑さは深夜も危険なので、タイマーで切れるように設定せず、ちゃんとずっとつけておいてください」 と勧めていて、コメンテーターたちも 「我が家ももちろんちゃんと朝までつけてますよ、エアコンは」 と胸を張っていた。 エアコンつけっぱは、電気代がもったいない、喉が痛くなる、風邪を引く、などと我々世代はあり得ない話だったけど、変わったんだね。 山森家は 「体に悪い」 ということで、寝る時にエアコンを切るのが習慣だったから、マレーシアで家族4人で暮らしていた頃は、寝苦しくて深夜に起きてしまうことがよくあった。 そうすると家族4人で深夜2時や3時にやっているインド系の屋台に行ってカレーを食べるのだ。 まあ、どっちの方が体に悪いんだよって話だけどね。

1人っきりに極端に弱い

オフィスへの出勤がなくなったので、1日中1人きりでコンドの部屋にいるオイラです。なんか食いに行くのも億劫だし、自炊もめんどくさいし、近所のスーパーで買った殻付きピーナッツをリスのように食べている。 夕食後に日本のテレビでも観ようかなと番組表見たけど、興味を引くものがまるでなかった。高齢者になるとテレビにかじり付いてお茶飲むイメージだけど、オイラには無理だなー。つまらな過ぎる。観よっかなと思うのは、「IPPONグランプリ」「スベらない話」「M-1」「キングオブコント」とか(笑)。全部絡んでいる松本人志ってすげーな。 つまんないなー。誰か遊びに来ないかなー。 とりあえず今夜はWalk & Jazzの「原宿編」でも編集します。

日本人の入れない和食屋

KL滞在はまだ2週間以上残っているので週末は食材の買い出しに行き、自炊をした。昨晩はワインを飲みながらの肉野菜炒めがとても美味かった。腕を上げたな。 オイラがマレーシアでの拠点にしているタマンデサ界隈もコロナの3年間で飲食店たちは大きな打撃を受け、撤退した店も多いが、ここに来て新規開店も芽生え始め、新しい街並みを作り始めている。 中でも目立ち始めたのが「おまかせ」の日本料理。日本以外にはないこの「おまかせ」という文化に海外からの憧れの目が注がれている。 タイもそうだがここマレーシアでも「おまかせ」のお店が増えてきた。しかし聞くところによると、最低価格はRM700(約21,000円)/一人前からのスタート。 駐在員ら在住の日本人ではなかなか入ることができない価格帯だが、マレーシア人たちで埋まっている。 日本人が入れない日本食レストランを目の当たりにして 「ああ、タイやマレーシアに所得水準で抜かれたんだなぁ」 と実感するのである、

死ぬかと思った

昨日、とても怖い体験をした。 オフィスで仕事していたら突然部屋中にガチャガチャ、バキバキッていうものすごい音が鳴り響いて、なんだ!と思って身構えていたら、オフィスの床がバキバキバキッて隆起し始めた。 トムクルーズの「宇宙戦争」で道路が盛り上がるみたいに。 オフィスは12階。 これはヤバい、ビル倒壊の前兆かも知れないと思って(過去にもビルが倒壊したことあるからね)、荷物を手当り次第カバンに詰めて逃げ出そうとした。 ところが床が盛り上がっているのでドアが開かない。 これはここで死ぬのかと思ったわ。 無理やり床のタイルを割りながら体がすり抜けられる隙間を作り、外に出た。 エレベーターが使えるのか不安だったけど乗れたのですぐに駐車場に行って車に飛び乗り、ビルから退避。 しばらく遠巻きにビルを見ていたけど何も起こらないのでセキュリティルームのガードマンを連れてオフィスへ。 僕から事情を聞いたガードマンは 「おお!怪獣かな!?」 「オレは怖くないぞ!」 とか言いながら笑っている。 オフィスに入って盛り上がった床をバキバキと踏み割りながら「すげぇ」とか言っている。 で、「これはビルの管理事務所に相談しなよ」とあっさり帰っていった。 ビルの管理事務所で事情を説明したら明朝技術者を寄越すと言う。 今日はオフィスのオーナーにも来てもらい、これから現場検証だ。

ドリアンスープ

KLに滞在している。同じタイミングで日本からKL入りしたとがりがはらまきや友だちとマレー映画鑑賞後にご飯を食べると言うのでジョインした。 とがりが「これはカレーみたいなの」とマレー料理を勧めてきた。 生まれてこのかた一度も食べたことのない、ちょっと甘酸っぱいようなスープで煮込んだ魚料理だった。なんかカレーって感じがしないな、、と思っていたら 「それは実はドリアンを発酵させたスープだよ」 と言い放ち、ちょっと固まっているオイラを見て「ウシャシャシャシャ」と、ドSのとがりが笑った。

カブとのひと時

昨日は久しぶりに娘たちとドッグラン(Trail & Tail)へカブを連れて行った。カブは走り回って楽しんでいたけど、ここのカフェの飯がちょっと意外に美味くて我々も喜んでいた。 飯だけの人もぜひトライしてみて。 楽しかったカブとの5日間はあっという間に終わり、明日からまた3週間のクアラルンプール。日本滞在で増えた体重をしっかり落としてきます!

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