タイには「90日レポート」という謎のルールがあって、在住外国人はあまねく在住期間90日ごとにイミグレにどこで何をしているかの申告をしなければならない。オイラはマレーシアや日本など海外出張が頻繁だったので90日間連続でタイにいることはほとんどなく、90日レポートをする必要はなかったが、コロナで海外渡航ができなくなった昨年3月からはこの90日レポートを行なっている。 最近ではオンラインで90日レポートの申請、承認が行われるようになったのだが、実際にオンラインで成功する人と失敗する人、結果にばらつきが出ている実態がある。 ウチの家族や日本人スタッフは、会社で契約しているエージェントが代行しているので、イミグレで半日潰されるということもなく、パスポートを渡すだけの手間で済んでいるが、それでも前回はカミさんだけオンライン申請が失敗したとエージェントから連絡があり、改めてオフラインでの書類提出になった。 オンラインとは言え、役所の事務なのだから成功する人と失敗する人が出るのはおかしい。そう思っていたらカミさんのツイッターにタイ在住者のこんなツイートが流れてきた。 これは日本ならマスコミ総出の炎上案件(笑)。
週末、カミさんが珍しく友だちとランチからお茶をしてくると外出したので、晩飯料理に挑戦してみた。 サーモンを買ってきて、その上にかぼちゃサラダを乗せ、その上にパン粉とパルメジャーノチーズをかぶせて、オーブンで焼いてみた。 もう一品は、細切れ牛肉にえのき、舞茸、しめじ、エリンギをほぐしたものに、トマト缶を和えてチンしたもの。 サーモンの方は、かぼちゃが甘みを出して大変好評だったが、ビーフきのこトマトの方は牛肉が生煮えで失敗。一旦全部鍋に戻されるという残念な結果になってしまった。 ビーフきのこトマトの方は、カミさんがハヤシライスに作り変えてくれた。 きのこたっぷりのグレイビーはトマトの酸味が増して、激しく美味しいハヤシライスに生まれ変わった。推しのファングループにいる香川のおじさんが 「因敗為成」(敗に因りて成と為す) という四字熟語を教えてくれた。
昨日家族で夕食をとりながら、娘が韓流ドラマにハマったきっかけは「梨泰院クラス」だと話していた。それから「愛の不時着」となる。カミさんは「愛の不時着」より「梨泰院クラス」が素晴らしいと返していた。 それから「イカゲーム」の話になる。息子は「イカゲーム」を観ているので家族全員が観ているため、それぞれのキャストや演技、演出や伏線の意味などしばらく「イカゲーム」の話に没頭した。娘は息子に「梨泰院クラス」は絶対観な!と強く勧めていた。 最初から「世界」を意識して制作する韓国エンタメと、「日本国内」が最終ゴールの日本エンタメでは長い間に差がついてしまうのは仕方がないが、それでもオイラが 「101回目のプロポーズは?」 と娘や息子に降ると、しばらく沈黙の後、 「あれは殿堂入りだからもう別格」 と娘が言った。 今と違って日本のテレビもろくに観られない子供時代に、日本から送られた「101回・・・」のVHSビデオをテープが擦り切れるほど何度も何度も観たからね、山森家は(笑)。
小学校に通い始めて、今日が初めてお弁当を持っていく日だった6歳児。 好物をたくさん入れて作ったら、サラメシで見るおっさんの弁当のよう。小学校1年生のお弁当って、この半分くらいのお弁当箱じゃなかったっけ?こんなドカ弁をいきなり机に出して食べたら笑われんじゃないの? そして今日はハルの誕生日。6歳児から7歳児になった。だから今夜は家族が集まって誕生日会。唐揚げや玉子焼きやクリームたっぷりのケーキをカミさんが作り始めている。 で、オイラの好物はハルと被るのでオイラも大変楽しみにしている。 甥っ子の健介は仕事で参加できないんだけど、今日のために任天堂スィッチを注文したら届いたのが 「中古品」 だった。新品への交換手続きで改めて品物が届くのが10日先になるらしい。やっぱりまだまだそんなことをしちゃう国です、タイ。
1年生のハルは、帰りの通学バスの中で3年生のお兄ちゃんに 「サンタクロースって本当はいないんだよ。プレゼントを置いているのはお父さんやお母さんなんだよ」 と言われてビックリして帰ってきたらしい。娘は、「余計なことを言うね」と超不機嫌。まあ親は「サンタさん」で喜ぶ子供が可愛いものだけど、遅かれ早かれわかることだから仕方がないでしょ。 「いい子にしてないとサンタさん来ないよ」 が使えないのは辛いけどな。トータルテンボスの藤田が小学生の息子にこの「いい子にしてないとサンタさん来ないよ」を使っていて、それでもいろいろ悪い子だった息子にクリスマスプレゼントが本当に来ないクリスマスを体験させたらしい。奥さんとも話し合ったそうだが、「それが教育だ」と判断したと言う。クリスマスの朝、クリスマスツリーの下にプレゼントが置かれていなかった息子は、泣き出すでもなく 「そうか、やっぱり来ないんだな。いい子じゃなかったからね」 と、がっかりした表情はしたものの自分で納得していたらしい。 自分が親だったらそれはなかなかできないなと思ったけれど、サンタを利用するだけじゃない藤田夫妻も偉いなと思った。
もともとショートカットのカミさんが週末に少し髪の毛を切りに行き、月曜日の今朝、4歳児の玄貴をコンドまで迎えに行くと 「ばーば、髪の毛カットしたの?」 とたどたどしく言ったのでカミさんは驚いていた。オイラでもほとんどわからないのに。こいつはきっとモテるぞと(笑)。 春貴が通学せずにオンライン授業の日は、玄貴は我が家に預けられる。娘がリモートワークをしていると、オンライン授業中のお兄ちゃんの周りをウロウロして授業に全く集中できないからだ。 我が家にやってくると喜ぶのがカブだ。カブは自分と体格がさほど変わらず、噛め倒せば泣き出すゲンを自分より下だと思っている。だからキッズ番組を観ているゲンに絡みついて遊ぶのだ。 それでも2人はとても仲良し。カブが10年くらいしか寿命のないことを考えると、ゲンが中学生の頃にお別れになる。とても多感な時期の悲しみを思うとオイラも胸が痛い。
週末は前からずっと作りたいと思っていた「パスタ世界チャンピン、弓削啓太シェフ」の15分で作る絶品ミートソースに挑戦するため、土曜日に挽肉やチーズを購入。本来なら玉ねぎやセロリ、ニンジンなどを30分くらいかけてしっかり炒め、ハンバーグを煮込むように2時間かけるのだが、それを納豆の旨味で全て置き換えてしまう。彼自身が 「2時間かけるのが馬鹿馬鹿しくなるほど美味い」 という逸品レシピだ。 今日は、カミさんと遥とオイラの3人前をこの食材で作る。すけさんはこの材料を見て 「納豆スパ?」 と言ったが、弓削シェフによると納豆は全て旨味ととろみに変容して納豆が入っているとは誰にもわからないところが不思議なのだ。 料理をしながら食器を洗ったりする手際も悪いのでオイラの場合は1時間近くかかってしまったが、それでも絶品ミートソースを作り上げることができた。 とても簡単に作れるのに、笑っちゃうほど美味しい。カミさんと遥も一口食べて 「なにこれ」 と爆笑していた。 これは病みつきになる。是非、お試しあれ。 【パスタ世界一が教える】15分で感動の味に「絶品ミートソーススパゲッティ」