昨日はハゲの今年最後の通園日。 ドレスコードはクリスマスカラーらしく、二人とも赤や緑の服にクリスマスの被り物をして出かけていった。 園内ではクリスマスの催しがあり、練習してきた踊りと歌を無観客で披露し、撮影されたビデオが親元に送られてきた。 きっと各家庭でかわいい、かわいい、と歓声が上がっていることだろう。 こんな幼稚園のお遊戯の様子はいつしか愛おしい過去の宝物になる。 「こんな頃があったねぇ」 「可愛かったねぇ」 と懐かしがるのだ。 後悔のないように可愛がってやろう。
今朝、千朝が 「こん平さんが亡くなった」 と泣いていた。 えっ、ちょっ、そんな深い関係あったっけ? そんな思い入れあったっけ? そもそも3歳からマレーシアで育った娘がこん平を知ってたっけ? と驚いて訊いたら、朝のモーニングショーでこん平の闘病などの記録映像を流していて感動して泣けてきたと。 笑点のこん平はよかったな。 あの頃の笑点はよかったな。 笑点は初代司会者だった立川談志が創始者と言われているが、オイラが思い出深いのは、1970年ごろの 司会、三波伸介、桂歌丸、林家木久蔵、三遊亭圓窓、三遊亭圓楽、林家こん平、三遊亭小円遊、座布団運び、松崎真 というメンバーかな。 小学生の頃、歌丸と小円遊の掛け合いを楽しみにしていた記憶がある。 天国で談志や三平と会っているかな。
近所の散歩コースだったタバコ工場が解体され、そこにいた犬たちもほとんど姿が見えなくなった。 ずっと犬を飼いたいと思いつつも現在住んでいるコンドはペット不可。 立地も住み心地も良いので引っ越すのは躊躇していた。 それでも犬への衝動が抑えきれず、週末は家族でペット可の物件を回った。 不動産屋に連れて行ってもらうスタイルではなく、この通り?この辺り?と目星をつけたエリアにあるコンドに直接入っていき、管理事務所のスタッフに 「ペットフレンドリーですか? 空き部屋はありますか?」 と一軒一軒訊きながら歩くのだ。 新し目のコンドはほとんどペット不可だし、ワンユニットがとにかく狭い。 一方古め目のコンドはどかーんと広いのだが、いろいろなところにガタがきていて綻びがある。 狙い目なのは古いけど最近リノベーションしたコンド。 作りがゆったりしていながら新しい。 ちょっと目をつけた部屋があるのだけど、今のコンドの契約があと3ヶ月残ってる。 このコロナの状況では来年になっても外国人は減っても増えることはない。 多くの海外異動は延期かキャンセルになっている。 今しばらく、犬のサイトを見ながらニマニマしていよう。
貧乏性だからたい焼きの尻尾まであんこが詰まっているとうれしい。 最後の最後まで攻め続けたいオイラとしては年末年始休暇に入るギリギリまで仕事を詰めたい。 今年は25日(金)がオイラの仕事納めだが、今のところ23日(水)まで2021年に向けた新しい仕事のクライアントとの打ち合わせがビッシリ入って気持ちいい。 喜びと感謝を持って今年を終え、新しい希望と共に新年を迎えたい。 ところで、昨日は日本のパートナー会社と、これから世界の「営業プロセス」が大きく変革していく時代を迎えるという話をした。 インターネット初期のブラウザ「ネットスケープ」の開発者でもあり、アメリカで有数な投資家でもあるマーク・アンドリーセンや宇宙開発やテスラ創業者でもある世界第2位の富豪イーロンマスクが今から10年前にすでに話していたことだが、彼らほどの破格な頭脳を持ち合わせていない一般大衆にはそれが示唆する真実をまるで理解できなかった。 今でもオイラを含めて「営業」は人が主体となって行われるのが当然と思われている。 製造現場ではとっくの昔にロボットが主体となり、今どき自動車車体のネジを人が締めている工場なんて存在しない。人はそれを補完する役回りに変わったのだ。 そして「営業」という領域も「ソフトウェア」が主体となる。 肉体労働が機械に置きかわり、知的労働がソフトウェアに置き換わるのはとても自然な成り行きだ。 それがいったいどのくらい大きな変革なのか、具体的に職場はどうなるのか、自分はどうなるのか、これを思い浮かべることができる人はまだ少ない。 山下さんが [機械学習] 攻めの営業をしよう。わかりにくい注文パターンをAIで分析 という動画を作ったのでこれからの時代を生き抜くために頑張ってついて行こう!
「長らくお待たせしましたが見積もり承認おりましたのでキックオフミーティングをお願いします」 「別案件で多忙でしたがようやく落ち着いたので打ち合わせを再開しましょう」 「ピンポイントで恐縮ですが22日にご提案いただけますでしょうか?」 3週間から1ヶ月以上止まっていた別々の案件のクライアントから昨日同時に届いたメッセージだ。 これはあるある? それともオイラだけに起こる現象? 今朝も千朝と話していたんだけど、新規案件の引き合いや諦めかけていたことの再開の報せ、また反対に期待していたことの悪いニュースは同時にまとめてやってくる。 昨年は待っていたことが年末にバタバタと決まってとても気持ちよくアンダルシアに旅立つことができた。 今年も新型コロナでみんな散々だったけど、来年に期待が膨らむようないい報せとともに終われたらいいな。
タイでも今月9日から「鬼滅の刃」がロードショーということで昨日の日曜日に観に行った。 公開後最初の週末だったけど5〜6割くらいの入りだった。 そのほぼ9割が日本人小学生や日本人家族連れ。 それを実感したのは映画が終わってエンドロールが流れた時。 エンドロールの最後の一文字が消えて、館内が明るくなるまで誰一人席を立たない。 タイやマレーシアではエンドロールが流れ始めた途端に席を立って帰るのが当たり前。 日本人だけが 「エンドロールまでが作品」 だったり 「エンドロールは余韻に浸る時間」 というとてもウェットな意識を持っていて、そこにいたのがほぼ全員日本人だったためそんな現象が起こったのだろう。 作品の内容については触れないよ。まだ観てない人もいるだろうから。 興行成績については、 「コロナの巣篭もりで口コミが普段アニメを見ない層に浸透したから」 というのがオイラの見立て。
今朝は日本のコンサルタント会社と千朝、遥がオンライン会議をしていた。 Googleアナリティクスを使ったアクセス分析のための設定方法を先方の技術者に指導するためだ。 遥はこの半年、日本のGoogleアナリティクス支援チームに入ってGoogleの技術について毎日みっちり習得し技術力を上げている。 すでにオンラインで日本のクライアントに対しての技術支援業務も任されるようになった。 ADHD気質でいろいろなことを並行してこなすのが苦手。 日本で最初に就職した印刷会社でも「できない奴」「使えない奴」と先輩や社長からもずいぶんイジメられてきた。 オイラの会社に入社しても複数のプロジェクトを回すマネジメントはあまり上手くなかったので、 「オンラインで日本の技術チームで働く」 という新たな場所を彼に作ってみた。 一つのことを論理的に深く掘り下げるのは得意なのでこうした高度な技術業務は彼にハマった。 使えない奴が日本の会社では 「山森君の活躍がすごい」 と話題になるほどになった。 そして今、日本の会社に世界最大のファーストフード企業からGoogleアナリティクスを使ったデータ分析の業務依頼が来た。全てのやり取りは英語。 ところが悲しいことに日本には英語が話せる技術者はほとんどいないのだ。 「これは遥さんにお願いするしかない」 印刷工場の作業室で罵られていた彼の逆転人生が始まる。