バンコク中のMRT(地下鉄)コンコースや車両内で春貴の顔が見られる日々。 昨日はスクムビット駅構内でサイネージを見つけて喜ぶ子供たち。 顔でかい(笑)。 さて、もう来週は師走ですよ。 結局この2020年はコロナ一色の忘れられない年になったね。 人が物理的に動けなくなったことで急激にデジタル化が進んだ年でもあった。 いよいよ日本政府もデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める企業への税制優遇策も打ち出すらしい。 税優遇を受けるための他の要件として (1)売上高の0.1%以上をDXに投資する (2)全社的なDX戦略や組織体制の整備 (3)DXによる生産性向上の達成目標を示す しかし、これはそもそもやらなければ企業として生き残れない要件だから必ずしも政府の後押しがなくてもまともな経営者なら進める施策だけど、日本が本気だと示す上では一定の効果はあるんだろう。 まあ、遅いけどな。
何年か前にベルギー旅行をした時に昼も夜もいろいろなビールを飲んだ。 ビール好きのカミさんにはたまらない忘れられない旅で、ベルギーは絶対にまた行くと目を輝かせている。 その道中で飲んだビールをブリュッセル空港の免税店でグラスとセットでいくつかバンコクに持ち帰った。 その中でも特にカミさんが気に入っているグラスが、 「ロシュフォールトラピストエールビアグラス」 自宅でビールを飲む時には必ずこのグラスを使う。 . そしてその大切にしていたグラスを先日落として割ってしまった。 今まで普通に扱えたものをだんだん落として壊すようになってきた老いへの情けなさも重なってとても落ち込んだ。 またベルギーで買えばいいと慰めたところでこのコロナではいったいいつヨーロッパ旅行なんかできるのかわからない。 そこで、タイのオンラインモールLazada(ラザダ)を調べてみると、なんとこのグラスを売っていた。 「中国からの配送になります」 と書いてある。 中国かぁ・・と思ったが何万円もするものでもないし、こんなグラス一つがきちんと届くのかどうかの実験も合わせてポチってみた。 毎朝カミさんは 「ねぇ、今グラスはどこ?」 と訊くのでLazadaのトラッキングを調べる。 今、中国国内の集配所、今、中国の税関、航空便待ち、今、タイに到着・・・ と移動の詳細はきちんと閲覧でき、どこにあるのかは把握できる。 . そして今日、オイラの電話に 「Lazadaのデリバリーですがあと10分で着くよ」 と連絡があった。 コンドの集配デスクでそれを受け取ると、部屋に戻り開梱してみる。 グラス1個をたくさんのプチプチで包んである。 何枚も何枚も剥いてようやく出てきたグラスはどこにも傷がなく見事に手元に届いた。 . ブリッジから戻ってきたカミさんがテーブルの上の小さなダンボールを見つけて 「届いたの?」 と興奮した声を上げた。 オイラはキッチンの棚の中に置いたと告げる。 カミさんは小走りでキッチンに行き、棚を開けて歓声を上げた。 . そしてしばらくしてグラスを持ってオイラのところに来ると 「ねぇ、なんか軽い。持った感触が違う」 と手に持ったグラスに懐疑の眼差しを向けた。
ホテル宿泊中の週末に、日本にいる中学校時代の友人たちとオンライン飲み会。 向こうのメンツは、地元西荻窪のレストランから接続。 次回は2021年新年会で集まることになった。 このコロナ事情では忘年会も新年会もオンラインですかね。 さて、そろそろまたJalanJalan25周年オンライン会のお知らせしておきます。 今までJalanJalanのオフ会とか参加したことないけど興味あるっていう方がいればご新規さんも遠慮なく申し込んでね。 それからzoom会に参加はしないけど、その様子を見るだけなら、という人はYouTubeでライブ配信するので、コメント欄からツッコミ入れてもらうことも可能だよ。 . 日程 : 2021年2月26日(金) 時間 : マレーシア時間19:00~23:00(この時間の中で参加者を振り分けます) 場所 : Zoom(事前にzoomのアプリをPCかスマホにインストールしておけばOK) 参加 : Zoomオンライン会に参加したい人も、YouTubeで閲覧だけしたいという人も事前に申し込んでください。 当日の参加方法やYouTubeのライブリンクを大家ずからメールでご連絡します。 参加申し込み : 25.jalanjalanあっとまーくgmail.com までメールで メールに記載すること : (1) お名前(ハンドルネームもあれば) (2) 参加できる時間が限られている場合はその時間 (3) JalanJalanとどんな風に関わってくれたか、など . 日本は第3波がやってきてまだまだ巣篭もり生活は続くけど、たまには気分を変えて楽しみましょう。
昨日から政府の発令した臨時休日なのでまたホテルプロモーションを使って市内のホテルに宿泊している。 急すぎて休業にしていないクライアントもあるので、 「基本必要なオンライン対応は行う」 という条件での休日。 娘や何人かのスタッフは休まずオフィスで働いているので、こちらもオンラインで業務継続。 とは言え、ふかふかのベッドの上やプールサイドで指示出しているので申し訳ないのだが。 そう言えば友人のIT社長、武井さんの会社が完全オフィスレスになった。 100人以上のスタッフがいたはずだがその規模でのオフィスレスはあまりないらしい。 社員は世界中どこにいてもいい。 なんせオフィスがないのだから。 世界旅行をしながら業務をこなし、サラリーをもらうスタッフも現れる。 武井さんがこんな風に言ってます。 . 【- 2020/11 で無くなったもの】 物理的な本社支社営業所 通勤、出社、勤務地、定期代 請求書発行業務(ダウンロード可能、必要な会社様へは完全アウトソース) . 【今回できたもの】 世界中のどこででも仕事をして良い権利 世界中の WeWork をポイント内で使い放題の権利 日本中の WeWork を使い放題の権利 ※WeWork様に開発協力致しました。 高速在宅・データ通信補助金制度 . いろいろなデジタルトランスフォーメーションの挑戦が始まっている。
マレーシアではコロナ以降一切の集団スポーツには制限があり、クアラルンプール日本人ソフトボールリーグも中断後に再開の目処が立たない。 とにかく集まって何かやっちゃいけないわけだから、空き地での練習すらできないのだ。 早くJalanJalanやJ Brothersのメンバー達とソフトボールをしたり、飲み会をしたり楽しい時間を取り戻したい。 一方でタイは隔週で集まって汗を流しているし、飲み会も開かれる。 先週末はおぼんこぼんチームで大会打ち上げ。 珍しくローカル屋台村で。 タイの在住日本人はマレーシアと違って日本人同士の集まりでローカル飯屋に行くことはほとんどない。 だけど、まああれだけ飲んで、あれだけ好き勝手オーダーして食いまくって、お会計1人300バーツ(約1,000円)は安いね。また機会があれば行きたい。
タイではカミさんがやっているコントラクトブリッジや麻雀(マレーシアからタイに引っ越す時に引越し業者から「麻雀牌はタイに持ち込むのは難しい」と言われて断念した)など、ゲームとして普及しているものでも 「賭博」 に利用される可能性があると判断すると取締りの対象になり、大会などを開催するには手続きや審査が厳しい。 他にもっと根本的な、解決していかなければならない課題がたくさんあるのに、多くのリソースを割く。 こういう「組織は些細な物事に対して、不釣り合いなほど重点を置く」現象に対して、 「パーキンソンの凡俗法則」 が当てはめられる。 その法則でよく用いられる例え話で 「原子力発電所と自転車置き場の建設」 について委員会が審議する様子を比較している。 . 原子炉の建設計画は、あまりにも巨大な費用が必要で、あまりにも複雑であるため一般人には理解できない。このため一般人は、話し合っている人々は理解しているのだろうと思いこみ口を挟まない。強固な意見を持っている人が、情報が不十分だと思われないように一般人を押さえ込むことすらある。このため審議は「粛々と」進むことになる。 . この一方で、自転車置き場について話し合うときは、屋根の素材をアルミ製にするかアスベスト製にするかトタン製にするかなどの些細な話題の議論が中心となり、そもそも自転車置き場を作ること自体が良いアイデアなのかといった本質的な議論は起こらない。次に委員会の議題がコーヒーの購入といったより身近なものになった場合は、その議論はさらに白熱し、時間を最も無駄に消費する。 . 自転車置き場については誰もが理解している(もしくは理解していると自分では思っている)ため、自転車置き場の設置については終わりのない議論が生じることになる。関係者の誰もが自分のアイデアを加えることによって自分の存在を誇示したがるのである。 . というもので、まあ、日本の国会中継を観ているとまさにこれだ。 未だかつて(ああ、いい議論だな)という与野党のやり取りを聞いたことがないしな。 タイや日本のクライアントでもマーケティングに関するプレゼンをすると、 「課題」「戦略の方向性」「コンセプト」 と行った基本的なロジックの部分ではさして前に乗り出して来ないが、 「チラシの色」「写真の大きさ」 といった部分には果てしなく議論の時間を使う。 そういうところを細かく指摘できることが 「仕事ができる」 と勘違いしているのだが、反面教師としてオイラのスタッフには 「ああなるなよ」 と、よく言い聞かせている。
昨日の朝食を外で食べた時にiPhoneカメラのパノラマモードを使って写真を撮ってみた。 パノラマはカメラをズラしながら撮っている間、その風景をワイドに収めることができる。 そのカメラズラしの最中にカメラの動きを止め、そこに写っている人を移動させることで分身の術ができる。 試してみてね。 朝食後は、玄貴(3歳児)と2人で遊びに行く。 10時から午後2時まで4時間、途中で水を飲んだりお子様ランチを半分食べた以外はノンストップで動き回った。 オイラも付き合って障害物を潜ったり、トランポリンでジャンプしたり、長い滑り台を何度も登っては降り、登っては降りを繰り返してけっこうなトレーニングになった。 帰りの車で、オイラの膝の上でぐっすり眠り込む玄貴を抱えてとても幸せな気分に浸った。