なんかハメられたくさい。 営業のナイからひと月ほど前に 「Junさん、11月19、20は休みになって4連休だけどまたホテルプロモーション探しましょうか?」 と言われて、 「おお、そうなのか。じゃあお願いするよ」 と回答。 だけどなんか他の会社はけっこう休まず営業っぽい。 先週ウチのスタッフからナイに 「会社は休みになるんですか?」 と質問があった時にナイは 「Junさんが休んで連休にしてるから休みにしちゃいましょう」 と答えていた。 オイラが休むからになってる・・・
タイではカミさんがやっているコントラクトブリッジや麻雀(マレーシアからタイに引っ越す時に引越し業者から「麻雀牌はタイに持ち込むのは難しい」と言われて断念した)など、ゲームとして普及しているものでも 「賭博」 に利用される可能性があると判断すると取締りの対象になり、大会などを開催するには手続きや審査が厳しい。 他にもっと根本的な、解決していかなければならない課題がたくさんあるのに、多くのリソースを割く。 こういう「組織は些細な物事に対して、不釣り合いなほど重点を置く」現象に対して、 「パーキンソンの凡俗法則」 が当てはめられる。 その法則でよく用いられる例え話で 「原子力発電所と自転車置き場の建設」 について委員会が審議する様子を比較している。 . 原子炉の建設計画は、あまりにも巨大な費用が必要で、あまりにも複雑であるため一般人には理解できない。このため一般人は、話し合っている人々は理解しているのだろうと思いこみ口を挟まない。強固な意見を持っている人が、情報が不十分だと思われないように一般人を押さえ込むことすらある。このため審議は「粛々と」進むことになる。 . この一方で、自転車置き場について話し合うときは、屋根の素材をアルミ製にするかアスベスト製にするかトタン製にするかなどの些細な話題の議論が中心となり、そもそも自転車置き場を作ること自体が良いアイデアなのかといった本質的な議論は起こらない。次に委員会の議題がコーヒーの購入といったより身近なものになった場合は、その議論はさらに白熱し、時間を最も無駄に消費する。 . 自転車置き場については誰もが理解している(もしくは理解していると自分では思っている)ため、自転車置き場の設置については終わりのない議論が生じることになる。関係者の誰もが自分のアイデアを加えることによって自分の存在を誇示したがるのである。 . というもので、まあ、日本の国会中継を観ているとまさにこれだ。 未だかつて(ああ、いい議論だな)という与野党のやり取りを聞いたことがないしな。 タイや日本のクライアントでもマーケティングに関するプレゼンをすると、 「課題」「戦略の方向性」「コンセプト」 と行った基本的なロジックの部分ではさして前に乗り出して来ないが、 「チラシの色」「写真の大きさ」 といった部分には果てしなく議論の時間を使う。 そういうところを細かく指摘できることが 「仕事ができる」 と勘違いしているのだが、反面教師としてオイラのスタッフには 「ああなるなよ」 と、よく言い聞かせている。
昨日の朝食を外で食べた時にiPhoneカメラのパノラマモードを使って写真を撮ってみた。 パノラマはカメラをズラしながら撮っている間、その風景をワイドに収めることができる。 そのカメラズラしの最中にカメラの動きを止め、そこに写っている人を移動させることで分身の術ができる。 試してみてね。 朝食後は、玄貴(3歳児)と2人で遊びに行く。 10時から午後2時まで4時間、途中で水を飲んだりお子様ランチを半分食べた以外はノンストップで動き回った。 オイラも付き合って障害物を潜ったり、トランポリンでジャンプしたり、長い滑り台を何度も登っては降り、登っては降りを繰り返してけっこうなトレーニングになった。 帰りの車で、オイラの膝の上でぐっすり眠り込む玄貴を抱えてとても幸せな気分に浸った。
昨日は春貴の6歳の誕生日で、誕生日パーティー。 甥っ子の健介は新しいタイ人の彼女(22歳)をみんなにお披露目。 最近みんなが使っているTinderというマッチングアプリで付き合うことになった。 何が健介にとって決め手だったかというと、彼女は日本のアニメオタク、ゲームオタクで自分と全く重なるから一緒にいてとても楽しいということらしい。 山森家メンバーからも 「今までで一番いい子だね」 と褒められていたが、前回の彼女と別れてからそれでもTinderで10人以上とは会ったらしい。 でも「出会いがない」と嘆くだけの時代からこうしてオンラインでいくらでも「出会える」時代になったのかと思うと世のデジタル化の恩恵はすごいものだ。
リアルな夢を見る体質のカミさんは、今朝起きると 「よかった〜」 と叫んでいた。 どこか屋外の人がたくさんいる場所で宴会をしていて、 ちょっと席を離れて戻るとカバンの中のケータイや財布が全部盗まれていて、 オイラに連絡しようと周りの人に助けを頼むも誰も電話を貸してくれず、 電話番号を書いて渡そうとボールペンを握るも番号が思い出せず、 その内にボールペンを落としてしまい、周りを探し回るもどこにも見つからず、 周囲に助けを求めるも完全に無視され、 どうしたらいいのか途方に暮れているところで目が覚めたらしい。 本人は夢だと思わず本気で苦悩する夢をよく見るので、朝「よかった〜」ということが多い。 前日に経験したことがすぐ何かしらの形で夢に現れる体質なので、原因はわかりやすい。 昨夜は 「麻雀で負けたら体の血液を取られて死ぬ」 というドラマを観ていたのだ(笑)。 そして、その分、朝の幸運の目覚めと共に喜びにあふれた1日が始まる。
朝ドラ「エール」。 子供時代に呑んだくれの父親を持つ貧しい暮らしから逃れて離れ離れになった兄・鉄男と弟・典男が数十年ぶりに再会した。 主人公・古山裕一の実家で、子供の頃に母親を守れず家を出たことを悔やむこの兄弟に裕一の母・まさが 「私も家族は一緒にいるのがいいと思っていた頃もあったけど、離れていても立派に生きていることが何よりも嬉しいの。だから大丈夫。胸を張って」 と励ました。 ちょっと胸を打つ。 オイラも31歳で家を離れて海外へ出た。 母親は昨年他界し、父親は弟の介護を受けている。 ずっと離れて何もしてやれず親不孝の自責を感じているので、まさの言葉に少し救われる思いがあった。 オイラの親父、お袋もそう思ってくれているだろうか。
バイデン勝利宣言で株式市場が活況だ。 これでしばらく世界経済が安定するという見立てだろう。 数年後にまたバブルが弾けるのが確実な勢い。 それでも、多くの投資がGAFAのようなデジタル企業に集中しているのかと思うとそうではなくて、トラディショナルな上場企業、大企業だと言う。 DX(デジタルトランスフォーメーション)支援を提供する会社ももちろん好況ではあるのだが、投資家の興味はそこではなくて 「DXに成功して大成長が見込まれる昔からある大企業」 という訳だ。 要するに大企業ならどこでも成長するわけではなくて、デジタル化に成功した会社だけ。そういう方向性を持った会社にしか資金は回らない。 トランプの周辺は 「もう諦めようよ」 って進言しているらしいが、これから訴訟の行方がどうなるか。 それにしてもこのトランプ対バイデンでアメリカのブランド価値は相当毀損されたね。
昨日は予選で2勝1敗。負けたチームとは4−5と1点差。 レフトオーバーで逆転サヨナラかと思われた飛球をファインプレーされてゲームセット。 予選で負けたそのチームが決勝で勝って優勝したから、なおさら悔しい。 3位4位決定戦は4−4の引き分けで、ジャンケン負け。 それでも優勝まであと一歩のところまで力をつけてきたわが「おぼんこぼん 」。 来年の3月大会では悲願の優勝だ!とチームの士気は高い。 ちゃんと日本人のベテラン寿司職人がカウンターの中にいてネタもしっかりしているのにお値段はリーズナブル。 オイラは2試合先発して、1勝1分。 負け投手になってないし、打っては4打数4安打。 もうビールが旨い旨い。
昨晩カミさんと晩飯を食いにバイクニケツでスクムビット通りを走っていた。 車線を変更しようと後続車を見た瞬間に前を走っていた車が急ブレーキをかけたのでこちらも慌ててブレーキをかけた。 だがバイクは路面を滑って転倒してしまった。 横倒しになったときにカミさんは隣の車線まで滑り落ち、後続車がヘルメットのそばをすり抜けて行った。 危なかった。 大事には至らなかったが、カミさんは足を打撲し、オイラも膝と肘を打った。 それでも動けないほどではなかったので、態勢を立て直して再び飯屋に向かった。 「これはまた安全運転でという教訓だからね」 とカミさんが言った。 ほんとに安全に安全に行こうと反省した。