11月1日から半年ぶりくらい(?)で解禁になったので花金は飲みに行こうと話していた。仕事を終えて自室を出るとダイニングでカミさんが準備を整えて待っていた。 居酒屋行くか、ブリティッシュパブ行くか、と迷ったが、結局近所のガーデンレストランへ。ここは好物のカラマリが美味しいのでビールと引き立て合うのだ。 スクムビットのソイ8は欧米人通り。ここに軒を連ねるパブやバーには今まで引きこもっていた欧米人が席を埋め尽くしていてものすごい活気。このガーデンレストランも賑わっていた。 ホッとするなぁ、この光景。コロナ前のいつもの賑わいだ。 1週間の仕事を終えて久しぶりに外で飲むビールは全身に幸せを染み渡らせた。
Tag: コロナ
水曜日にウェビナーが終わって昨日木曜日にはお客様候補との商談が2件いただけました。テレアポで200件アプローチしても1件も取れないことを考えると ウェブサイト + ウェビナー + オンライン広告 という手法は本当に実効性のある営業手法だと身を以て体験できる。 今週は1週間立て込んでいてなかなかしんどい週だったけど金曜日になった。明日はまた「スケボーパークに連れてって」と言う6歳児がいるし、日曜日はソフトボールだし、あまりのんびりはできないけれど来週は11月に突入する。まだまだあと2ヶ月、スピードを緩めずに走り抜くぞ。 さて、Facebookが社名を「メタ」に変更するとマークザッカーバーグが発表した。これはFBからの広告収入というビジネスモデルからの進化を図ったものだ。目指すは 「メタバース」 の覇者。メタバースは「ゴーグル型の「仮想現実」端末などを使って、仮想空間を自由に楽しむ世界」のことだ。小説や映画では良く取り上げられるし、過去にも自分の分身(アバター)を使った仮想現実世界の「セカンドライフ」が流行ったが、定着はしなかった。 しかし、このコロナによって誰にでも現実と仮想の両立を意識することができるようになった。本格的なメタバースの到来には5〜10年、と言われている。いよいよ現実と仮想の垣根がよくわからない時代がやってくる。
今日はね、半年ぶりくらいにオフィスに行く。出社なのに外出することにちょっとワクワクする(笑)。 今月末にオンラインセミナーを開くので、システムの確認を兼ねてチームメンバーとリハーサル。テーマは、「ウィズコロナに成果を出すオフィス空間と営業手法最新事例」 スクムビットの街もだいぶ活気が戻ってきて、開いている店も7〜8割程度になった。 ただ、コロナ前と比べてホームレスと物乞いがとても増えた。銀行など大きめの建物の軒先やバス停などでは複数のホームレスが寝床を作っている。ホームレスにはけっこう若い女性や子連れのお母さんもいて、コロナ禍の厳しさが伺えて胸が痛む。日本には生活保護などのセイフティネットもあるけど、こういう光景を見ると途上国の政府はまだまだ無力なんだと思い知る。 コロナは無くならないんだろう。インフルエンザのように常にそばにあって、「今はコロナXX型」といった流行に気を付けながら一緒に暮らしていくんだ。だけど、ワクチンと治療薬があればもう命に関わる病気ではなくなる。 「ごめん、ちょっとコロナみたいで明日ちょっと飲み会行けねーわ」「なんだよ、気をつけろよ。ま、じゃ、お大事に」 みたいな会話が巷で聞かれるようになるんだろう。
今日、タイは祝日だけど、マレーシアのクライアントからミーティングの要請があったので午前中は仕事。早く国際共通休日制度を導入して欲しい。(結局クライアント側が要請してきたにも関わらず、先方が全員忘れていて、連絡がついてミーティングが始まったのが30分過ぎという哀しい顛末) 昨日は我が家としてはお高いワインを購入したので、「ちゃんとワインに合う料理作るから」とカミさんが頑張ってビーフシチューを用意してくれた。 ワインはよくわからないんだけど、いつも飲んでいるお安いワインに比べてなんか深みが感じられた。シチューやチーズとワインがお互いに引き立て合っているように感じられた。そう感じられたんだから仕方ない。 さて、タイ政府は大きく打撃を受けている観光業の復活を期して、11月から10カ国からの訪問者に対して一切の隔離期間を設けない決定を発表した。具体的な国名については中国、アメリカ、シンガポールくらいしか言及していないが、ここに日本とマレーシアが入っていることを願う。そうすればマレーシア出張からの戻りでもう心配することはない。それでも店内飲酒ができるのは12月以降とも発表している。タイに遊びにきた観光客がバーやパブで飲めない、スーパーで買った酒をホテルの自室で飲むしか許されない、というなら11月はあんまり楽しくないよね。 でも、ワクチンパスポートのお陰で自由な生活が戻ってくる兆しが見えてきたのはうれしいね。
朝の散歩で通る道にビル建設現場があるんだけど、トラックの荷台にぎゅうぎゅうに詰め込まれた土木作業員たちが運ばれてくる。そう書くとニッカポッカを履いた屈強な男たちのイメージがあるが、実際にはミャンマー、ラオス、カンボジアなど近隣アジア諸国からの家族ぐるみでやってきた出稼ぎ人たちで、半分近くがおばちゃんや女の子たちだ。 タイのコンドミニアムやビルはこうしたおばちゃんたちが建てているのだから、お金があっても購入する勇気はない。実際、水周りやドア、窓などの建て付けに問題の出ない住居は皆無。技術がないんだから仕方がない。だから資産として保有するにはリスクがある。 それでもおばちゃんたちは汗水流して一生懸命働く。たいしてもらえない賃金の中から国に仕送りをしなくてはいけない。現場前に出た小さなリヤカー露店でビニール袋に入った惣菜や白飯を朝食と昼飯にする。頑張れば200円くらいで朝昼を乗り切ることができるだろう。 ロックダウンでしばらく工事もできなかったし、日本みたいに補償が出る国じゃないから生活には困窮しただろうが、こうして次第に規制も緩和され工事を進めることができる現場も増えてきた。 何語かよくわからない会話を耳にしながら横を通り過ぎる時、がんばりや〜と思う。
2度目の完全在宅ワークになって半年が経とうとしている。「会社」という形式が発明されて以来、会社の従業員がこれほどの期間自宅で仕事をするのも人類史上初のことだろう。 でもこうして仕事をしていると次第に「会社とは何だろう?」という疑問がわいてくる。もし会社が生まれた当初から「インターネット」があって「zoom」があって自宅で仕事をしている同士が繋がりながらビジネスを始めたとしたら、「オフィス」という発想が出てきただろうか? 「集まって顔見て打ち合わせしようか」 となっても、そのために家賃という固定費を支払ってスペースを確保しようなんて考えないだろう。さらに社員全員の交通費まで支払って毎日同じ時間に一緒に顔見ながら働こうなんて思いつかないだろう。一時的にスペースを利用できるレンタルスペースがあれば十分だし、明確なメリットが見えない限り新たな多額の固定費投資をする経営者などいないからね。 産業革命で機械を使った大量生産ができるようになって工場ができ、それを販売する事務所ができ、ビルが建ち並ぶ現代の世界の風景を作り出した。これがちょっと逆になっていたら、世界の風景は全く違うものになっていたかも知れないと想像すると面白い。