Dtacを解約して、AISと契約をしてから2時間後にDtacから電話があった。 なぜ、別れる(解約する)の?誰のところに行くの?そっちの方が魅力的だったの?もう戻ってもらうことはできないの?もうヤッた(お金払った)の?長い付き合いだったじゃない。私が悪いところあったら言ってくれれば変える努力をするから。 と、めちゃくちゃしつこく引き留められた。 でも心はもう移ってしまったから、戻ることはないと伝えたら じゃあ、向こう1年間、今までの料金を半額にするから(泣)。 通信キャリアってえげつないな(笑)。 「長い付き合い」なのはわかる。もう20年にもなる。でも、「長い付き合い」にもかかわらず、別に短い付き合いの人より優遇されたかというとそういうことは全くなかった。 LTV (Life Time Value=顧客生涯価値)とは、企業にとってある一人の顧客が将来の関係全体に寄与する価値のことだ。LTVで考えれば、山森家のDtacへ寄与した価値は小さくない。しかし、企業からはその価値への見返りはなかった。だから、この顧客はいつでも競合他社に容易く乗り換えることができる。 マーケティングでは、LTVをしっかり把握するためにCRMを取り入れ、顧客の識別を行い、それぞれのグループに見合ったマーケティング予算を投下することでよりLTVの高い顧客を自社の顧客として繫ぎ止めることができる。 居酒屋が常連さんにだけ裏メニューを出したり、ちょっとしたサービスを付加するのも同様の効果がある。 でも、ほとんどのお店や企業では「新規獲得」に血眼になる。「新規」より「常連」という発想の転換ができると収益も上がるのだがやはりヒトは長年連れ添ったものより、新しいものが欲しくなってしまうのだ。
Tag: ビジネス
タイには大手キャリアとしてAIS、Dtac、Trueの3社があるわけですよ。で、オイラは今から20年くらい前、タイでキャリア選択をする時にスタッフの1人が「Dtacで新規契約プロモやってますよ」という勧めがあり、Dtacにした。 以来、家族はみんなDtacなんだけど、このところどうもネットが遅いので会社の連中に 「最近、Dtac遅いんだけど、どうなの?」 って尋ねたら 「Dtacなんて使ってる人いませんよ」 「Dtacはクソですよ」 と散々の言葉。 確かに最大手のAISはすでに5Gサービスを始めているが、Dtacはまだ始まっていない。切り替えを視野に近所のSCへ出かけてみる。ここにはDtac、AIS、Trueが店舗を並べているので比較や切り替えがしやすい。店構えだけ見てもAISはDtacの3倍ほどあり、客がたくさんいる。一方のDtacはタイ人のおねえちゃんを連れた沈没不良白人がプリペイドからポストペイドへの切り替え相談をしているだけでスタッフもボケっとしている。 まずDtacで現状確認や代替えパッケージなどの情報を得る。すぐ隣のAISでパッケージの情報を得る。AISの方が安いし、Dtacからの乗り換えの場合、データ通信上限なしの最上位パッケージを1年間破格(月額449バーツ=1,500円)で提供し、さらに値引きするというオファーがあった。2年目は改めパッケージプロモを確認してまた選べばよいと言う。 オイラの契約は会社でしているので書類を揃えないといけないが、カミさんのはすぐに乗り換えることにした。また隣のDtacに戻り、解約したい旨を告げるとあからさまに憂鬱そうな顔になり態度も横柄になった。きっとうんざりしているんだろう。解約手続きが完了し、PINをSMSで受け取るとそれを持ってまた隣のAISへ。こっちはもうニッコニコである。15分ほどで全ての手続きが完了し、カミさんのスマホは2日後からAISに切り替わることになった。 帰りがけにカミさんが 「ちょっとDtacがかわいそうだね」 と言った。 通信サービスって差異を出すのが難しいのでブランドイメージで引き寄せるために広告費をたくさん使う。年間なん百億という広告費を利用料に還元できればよいんだろうけど、消費者は「三太郎が好き」「白戸家に愛着が」となるからこれも難しいね。
多くの企業は予算を作るでしょ。 例えば、一つの商品の販売促進のための広告、販促費用が年間いくら。 商品群全体でいくら使う見込みにしましょう、という。 1000万円をその商品の販促予算に当てた場合、4月から翌年の3月までに均等に消費していくのはなかなか難しい。 前半に使ってしまうと後半何かあった時に苦しくなるという人の心理も働くから、たいてい年度末にダブついてくる。 とは言え 「余っちゃいました」 というのは「見通しが甘く、実行力がない」と評価に響く上に、「来年度はその分を削りなさい」と予算が減る。 1000万円の販促支援で売上目標を作っていたのに来年度は700万円で同じ目標に立ち向かわなければならない試練となる。 そこで多くの部署で 「年度内に何としても使い切れ」 となる。 この予算が出てくるのが1月。 あまり差し迫ると施策を打つ時間もなくなるから2月、3月まで持ち続けるのは危険なのだ。 そして、今日、某日系クライアントから 「キャンペーンを打って3月末までに完了させたい。請求書だけ先に欲しい」 と連絡があった。 これがオイラの会社のお年玉だ。
貧乏性だからたい焼きの尻尾まであんこが詰まっているとうれしい。 最後の最後まで攻め続けたいオイラとしては年末年始休暇に入るギリギリまで仕事を詰めたい。 今年は25日(金)がオイラの仕事納めだが、今のところ23日(水)まで2021年に向けた新しい仕事のクライアントとの打ち合わせがビッシリ入って気持ちいい。 喜びと感謝を持って今年を終え、新しい希望と共に新年を迎えたい。 ところで、昨日は日本のパートナー会社と、これから世界の「営業プロセス」が大きく変革していく時代を迎えるという話をした。 インターネット初期のブラウザ「ネットスケープ」の開発者でもあり、アメリカで有数な投資家でもあるマーク・アンドリーセンや宇宙開発やテスラ創業者でもある世界第2位の富豪イーロンマスクが今から10年前にすでに話していたことだが、彼らほどの破格な頭脳を持ち合わせていない一般大衆にはそれが示唆する真実をまるで理解できなかった。 今でもオイラを含めて「営業」は人が主体となって行われるのが当然と思われている。 製造現場ではとっくの昔にロボットが主体となり、今どき自動車車体のネジを人が締めている工場なんて存在しない。人はそれを補完する役回りに変わったのだ。 そして「営業」という領域も「ソフトウェア」が主体となる。 肉体労働が機械に置きかわり、知的労働がソフトウェアに置き換わるのはとても自然な成り行きだ。 それがいったいどのくらい大きな変革なのか、具体的に職場はどうなるのか、自分はどうなるのか、これを思い浮かべることができる人はまだ少ない。 山下さんが [機械学習] 攻めの営業をしよう。わかりにくい注文パターンをAIで分析 という動画を作ったのでこれからの時代を生き抜くために頑張ってついて行こう!
「量子コンピュータは特殊ないかさまサイコロ」 これ意味わかる? 量子コンピュータというのは、現在開発途上にある途轍もない処理能力を持った次世代のコンピューターだ。 それを語るとき、現在我々が使用しているコンピュータを「古典コンピュータ」と呼ぶ。 世の中の技術が加速度的に進歩していくので世界の流れについていけないヒトが出てくる。 今世界でも日本でも広がっている所得格差は情報格差でもあるのだ。 この量子コンピュータと人工知能(AI)の組み合わせで、ヒトが作り出す新しい種族が地球上に誕生するかも知れない。 アジアの天才、山下さんがこの量子コンピュータについて解説している。 冒頭の「量子コンピュータは特殊ないかさまサイコロ」は山下さんの表現だ。 学び続けることでしか生き残れない世の中がもう来ている。
昨日から政府の発令した臨時休日なのでまたホテルプロモーションを使って市内のホテルに宿泊している。 急すぎて休業にしていないクライアントもあるので、 「基本必要なオンライン対応は行う」 という条件での休日。 娘や何人かのスタッフは休まずオフィスで働いているので、こちらもオンラインで業務継続。 とは言え、ふかふかのベッドの上やプールサイドで指示出しているので申し訳ないのだが。 そう言えば友人のIT社長、武井さんの会社が完全オフィスレスになった。 100人以上のスタッフがいたはずだがその規模でのオフィスレスはあまりないらしい。 社員は世界中どこにいてもいい。 なんせオフィスがないのだから。 世界旅行をしながら業務をこなし、サラリーをもらうスタッフも現れる。 武井さんがこんな風に言ってます。 . 【- 2020/11 で無くなったもの】 物理的な本社支社営業所 通勤、出社、勤務地、定期代 請求書発行業務(ダウンロード可能、必要な会社様へは完全アウトソース) . 【今回できたもの】 世界中のどこででも仕事をして良い権利 世界中の WeWork をポイント内で使い放題の権利 日本中の WeWork を使い放題の権利 ※WeWork様に開発協力致しました。 高速在宅・データ通信補助金制度 . いろいろなデジタルトランスフォーメーションの挑戦が始まっている。