昨日タイ人スタッフのTeeに男の子の赤ちゃんが生まれた。午前中のスタッフ会議には出席していたが、午後は病院へ行き出産に立ち会っていた。 そして今日の社内打合せでは病室から実況中継。参加していた娘からは 「出産後の病室映すなんて日本じゃないわー」 ってメッセージが飛んできた(笑)。 育休ってのもあるけれど、「仕事するのか、しないのか」の二者択一ではなくこういうみんなで見守りながら仕事続けるってのもあるよね。DXで新しいライフスタイルの可能性をいろいろ試していこう。
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マレーシアは今日からハリラヤプアサ。1ヶ月の断食明け、マレーシア最大の祝日。 マレーシアのスタッフは「正月気分」を味わいたいのだけどタイは何の祝日でもない平常運転なので仕事のやり取りが飛ぶ。マレーシアの日系クライアントへのメールもタイから容赦なく 「今日中にコンファームしてください」 と赤字で飛んだ。マレーシアのスタッフもチャットで呼び出されるから事実上業務をすることになる。 同様のことがタイでも起こる。 業務がオンライン化すれば地理的制約がなくなり、国境も関係なくなる。 関係者全員が一斉に休む、ということがないからずっと労働するものが出てくる。 そこでDX時代に合わせて休日を少しずつ世界統一させていったらどうよ。 例えば日本では5月1日や12月25日は祝日扱いじゃないでしょ。でも世界的には休みの国がマジョリティじゃない。だからそういうのは祝日にして、その代わり山の日とか海の日とかよくわからないローカル祝日を元に戻す。 それぞれの国にそれぞれの文化や習慣があるから記念日は妥協できないのはわかるんだけど、これから越境業務が当たり前になってくると絶対問題になると思う。 まあ世界中の休みが重なって地球規模で人が移動したらヤバいってのはあるだろうけどそれもなんか知恵出せばね。
最近バンコクのレストランや居酒屋から 「デジタルマーケティングをやりたいので相談に乗って欲しい」 という会社のウェブサイトへの問い合わせが多い。オンラインでどうやって集客するかが死活問題になっているんだろう。でも中には 「とりあえず1ヶ月タダでやってもらえませんか? それで成果が出たら取引するかどうか考えますので」 という勝手な要求もあって、そういうのはすぐにご辞退申し上げることにしている。自分のお店でさ、 「とりあえず今日10人、タダで食べさせてくれる? それで味やサービスが良かったらまた来るかどうか考えるから」 って言われて 「へい、よござんすよ!」 って答えるのかよって言うね。 まずそう言うお店は広告打っても繁盛しないと思うよ。
ウチの親父は90歳で、すでにビジネスからは引退しているが、ほんの数年前まで自分の貿易会社で中国、マレーシア、オーストラリア、ギリシャなどから製品を輸入する貿易商を営んでいた。 定年前に独立して貿易会社を始めるまでは繊維系の専門商社や百貨店のバイヤーとして香港や北京、上海に長く駐在していた。実家の本棚にはありとあらゆる中国と香港の書籍が並んでいて中国とのビジネスではテレビで解説したりするほどだった。自分の人生のほぼ全てで中国と香港に関わってきた人である。 そして中国に騙され続けてきた人でもある。 どんなに現地に通って、現場の中国人たちと関係を築いて、時間をかけて商談をし、商品を確認して発注しても、東京港に届いた品物は偽物だったり、腐っていたりした。 「まだあと50年は中国と本当の意味で仕事ができるようにはならないだろう」 現役時代の親父の口癖だが、あれからもう50年近く経っている。それを目の前で見聞きしてきたオイラは自分が独立しても中国とのビジネスには極めて慎重でいる。少なくとも自分の判断で中国に拠点を出すことはしない。 ここしばらく急速に中国の脅威が増し、米中対立も先鋭化している。中国の拠点で開発業務を行なっていたLINEが、「ユーザー情報が中国内で閲覧できる状況だった」として日本国内で大変なバッシングにあっている。 その余波もあって中国の拠点や提携会社を持つ日本の会社は現地開発ができにくい事態に陥っている。そしてチャイナリクスの受け皿は東南アジア。これを歴史上、なんどもなんども繰り返している。 リソースも豊富で人口も世界一。魅力的な市場としてついつい進出したくなるが、それはそれは難しい市場なのだ。
始業時間は9時だけど、正月明け仕事始めの打合せは8時半だった。マレーシアのクライアントだからもちろんそんなことは知らない。マレーシアイングリッシュでのブリーフィングについていくだけでいつもより集中して耳を傾けなければならなかった。 クライアントは7月頭に開催されるマレーシアのモーターショーにスポンサーとして参加する。これを盛り上げるためのオンラインキャンペーンを企画提案して欲しいというリクエストだった。 7月頭に数万人を集めるイベントが開催されるのか?という懸念は全員の頭にはあるがとにかく準備を始めるしかない。結局去年はこのクライアントで予定していたイベントは、2月以降全てキャンセルになった。今年もここまで何もなく、すっかり滞ってしまっているマーケティング活動も後半に望みをかけたいというクライアントの意気込みが伝わってくる。 バンコクも昨日からまた行動制限が厳しくなり、学校や幼稚園は閉鎖。ソフトボールなどの団体競技も禁止。パブやバーはもとより、レストランでも店内での飲酒は禁止になった。 来週から日本人小学校入学の春貴はいったいどんな小学生生活のスタートになるのだろう。幼稚園に通園できない今日は、自宅で幼稚園が実施するオンライン授業があるらしい。
日本のIT会社と海外営業に関する打ち合わせをしましょうということでzoomで繋いだんだけど、画面に出てきた先方社長に 羽が生えていて話が入ってこなかった。 さて、今日は急遽午後から半休をとってフレブル第2弾を見に行くことになった。前回、決めたワンコを横取りされたのでそのブリーダーはヤメて別のブリーダーのところに。とは言えあれがトラウマになっているので、もし「この子がいいな」と思ったら持って帰りたい。しかし、引っ越し1ヶ月前ということもあり受け入れ準備はできていない。ということで昨夜プロンポンにある大きなペット用品店の閉店直前に店内に駆け込み、店員さんに無理を言って買い物をさせてもらった。ケージ、トイレ、トイレシート、食器など。もしかしたら今晩からフレブルのいる暮らしが始まるかも知れないと思うとなんか興奮してしまい、朝のウォーキングもカミさんと喋りまくってしまい、いつどこをどう回っていつ帰ってきたのかの記憶もないほどだ。 とても良い運命の出会いがありますように。
海外送金の手続きにオフィスの隣の銀行窓口に行ったら 「今月末からアプリで海外送金もできますよ」 と教えてくれた。国内振込や支払いなどは銀行アプリで済ましていたけど、海外送金もできるのは助かる。日本でも各銀行ではすでにそういうサービスしてるのかな、と調べてみたけど、どこもやってなかった。なんか新生銀行がチラッとそんなことやってるようだけど手続きがけっこう面倒くさい。セブン銀行も「海外送金サービスアプリ」って宣伝していながら実際には 送金レートの表示 レート計算機能 過去のレートをチャートで表示 と「海外送金をするときに必要な情報を提供するサービス」というほとんど詐欺のようなアプリだった。 早く銀行の手を借りずに自由に海外送金できるようにならないかな。マネロンのリスクとかいろいろあるけど、だからって銀行が高い手数料を取り続けていい理由にはならないもんね。
まず自分的にうれしいニュースとして昨日マレーシアの就労ビザの更新が承認された。コロナもあって外国人就労者は「更新」という概念ではなく全て「新規申請」の基準で再度審査された。具体的には、「なぜJun Yamamoriはマレーシアに必要なのか」を取引会社やクライアントが「証明」するという面倒なプロセスが必要だった。そのためにクライアントが ー 今後Jun Yamamoriの会社にどのようなプロジェクトをいつからいつまで発 注することを保証するのかー その発注金額はいくらなのかー そのプロジェクトになぜJun Yamamoriが必要なのかー なぜJun Yamamoriにマレーシアにいてもらわないといけないのか といった詳細を記載したレターを「社長」発行の書類で出してもらわないといけないのだ。こんな「保証付」のレターなんかどの会社も出したくないでしょ、ふつー。 だけど幸運なことに某日系家電メーカーと某日系通信企業の担当者が一肌脱いでくれて社内を根回ししてくれていただくことができた。感謝。 そのお陰で「ほぉそうか、Jun Yamamoriはマレーシアに必要なんだな」と政府当局は理解してくれてとりあえずまた2年間仕事を続けることができるようになった。 あとは、この認可をオイラのパスポートにエンドースメントする必要があるが、今回の政府レターの有効期限が6ヶ月。なんとか今年の夏にはクアラルンプールに入らなければ。早くコロナの移動制限がなくなるといいな。