日系クライアントの仕事でミスをしてしまったので、今日はこれから先方の社長のところに謝りに行く。もう何年もお客さんに謝りに行くようなミスも犯さず、「ウチのスタッフも仕事の肝を押さえたベテランになってきたな」と思っていたけど、まあやはりベテランになってもミスはしますわな。 さて、ここからどう立て直すかが最高責任者の役目であるな。まずは、誠意をもってお話をしてこよう。 じゃあ、そういうことなんで今日はこの辺で。
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完全在宅勤務制になったオイラの会社だが、昨日は久しぶりオフィスでクリスマスパーティーをやろうとみんなで集まった。彼らの好きなしゃかりき432ランチ会をやってからそのままオフィスへ。 オフィスではスナックやコーラで乾杯する中、ワッフル作り機を持ち込んで熱々のワッフルを振る舞うスタッフも。 プレゼント交換では、オイラはちょっと奮発してアップルのエアポッドプロを出した。できればシニアスタッフではなく、ジュニアスタッフに当たるといいなと思っていたが、一番シニアで一番要領のいいナイに当たってしまい、ジュニアスタッフたちからブーイングが(笑)。 「私が欲しかったやつだ!ナイはそういうの使わないでしょ!」と交換を迫るソムの前で「いや、絶対渡さない」とガードするナイであった。 世の中、要領のいいやつってのはどんな時もそういう星の下にあるんだよ。
先週、今週と日本人2名の新規採用をした。 これがとても新しい雇用形態で、2名のスタッフは日本在住。業務は全てリモートワーク。2人ともzoomで面談しただけで、実際に会ったことはない。 リモートだし、タイと日本には2時間の時差があるので就業時間9時から5時というルールもない。クラウド上の業務シートに働いた時間と業務内容を記載するだけ。早朝に働こうが夜中に働こうが、指示された仕事をこなしてくれれば良いだけという話。 日本人雇用なのに煩わしいワーキングパーミット申請や更新作業も一切不要。オフィススペースやデスクも通勤手当も住宅手当も必要ない。 今回はたまたま日本在住者だったが、ベトナム在住だろうとインドネシア在住だろうと何の影響もない。さすがに欧米だと時差でコミュニケーションがちょっと辛いけど、それでもあり得る話ではある。 こんな採用の仕方で会社が経営できるのも新型コロナによる働き方変革によるものだ。ここに更にメタバース空間が絡んでくると、もはや「領土だ、侵略だ、防衛だ」と騒いでいるのが相当時代遅れな話に見えてくる。
昨日と今日は先週のウェビナーに参加してくれた新規のお客様と初めての顔合わせ。打ち合わせに臨むにあたって、その会社やその会社の競合会社の状況を調べ、どういう課題がありそうで、どんな改善施策が考えられるかまでをできる限りまとめてしまう。 我々の競合でもあるシステム系やソフトウェア関連のベンダーだと 「まずお客様のご要望を聞く」 から始まる。 「何がしたいんですか?」「どうしたいんですか?」 を言ってくれればその要件通りのシステムやソフトウェアを作ります、というのが基本的なスタンスだからだ。 しかし、アジアのクライアントは日本のクライアントほど甘くはない。 「そんなことがわかったら始めてるよ」 「何をどうしたいかなんてわからないよ」 「とにかくこういう課題を持ってるんだよ。どう解決するか考えてくれよ」 がクライアント側のスタンスなので、 「いや、でも何をどう作って欲しいのか、細かく要望をくれないと何も作れませんから」 と反論してしまう一般のシステム会社、ソフトウェア会社では会話が成立しない。 だからオイラの会社では、まずこちらでできる限りの勉強をして 「こういうところが課題で、競合はこうしているので、こうしたらどうでしょう?」 と提案をぶつけてくスタイルを貫いてきた。そう言った調査や提案を元に、すぐに信頼を勝ち取って話が展開していくケースが多いし、仮にその提案が少しずれていてもそこから修正していく作業は、ゼロから聞き出していくより余程効率的だからだ。 さて、今日の新規のお客様、上手くいきますように。