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Tag: 家族

死んだ時のお願い

先週、たまたま娘と息子とカミさん、オイラの4人だけで夕食をとる機会があったので、オイラとカミさんから自分たちが死んだ時のお願いについて改まって話をした。 お墓は要らない。 Jun家でもカミさんの実家でも分骨や墓仕舞いを行い、自分たちの先祖の「墓の世話」を子孫が見るというしきたりを捨てた。先祖から脈々と同じ宗教のもとで、同じ土地、同じ国で暮らすことが前提だった時代には成立するが、我が家のように今後自分たちやその子孫がどこの国のどこの地域でどんな人種と結婚してどんな暮らしをするかわからない時代には、墓運営の負担は無用だと考えた。 火葬したら散骨して。 場所もこだわらない。散骨業者が一定量まとまると何処かに散骨してくれるらしい。そもそも無宗教で生きてきた。 骨を少しだけ残してくれるなら、お父さんとお母さんの骨を小さな一つの骨壷に一緒に入れて欲しい。 通夜も葬儀も要らないから1日だけ2人でお父さん、お母さんの話をして欲しい。 娘も息子もちょっと神妙な顔をしていたが、了解してくれた。

誇らしかった日

一昨日は娘の千朝が新規のクライアントへデータ解析ツールを使用したデータ分析についてのコンサルを行なった。 オイラにはもうついていけない難しい領域だけど、「詰まったらサポートして」と言われてzoom会議の末席に参加していた。クライアントも日本人とタイ人のエンジニアが出席するためしばらく前から娘は緊張と不安で弱音を吐いていた。それでも彼女しかいないのだ。深夜まで予習して頑張っていたので「もうなるようになれだ」と励まして当日を迎えた。 ちょうど1時間、英語でクライアントが設定した解析ツールを画面共有しながら娘がダメ出しをしていく。向こうもエンジニアだから反感が湧くものだが、ロジカルに丁寧にしっかりと先方の疑問に答え、納得のいく改善案を提示していくので、クライアント側も 「なるほど〜」「Very interesting」 と唸る。 ずっとハラハラドキドキしていたオイラは途中から娘のコンサルに心の中で拍手を送っていた。 結局、大きな信頼を得て会議は終了した。 娘の成長を肌で感じて、生きてきてよかったと大袈裟なことを思った。 「今夜は乾杯しなよ」 と3,000バーツ送金した。

The One Ratchada行ってきた

「The One Ratchada」として生まれ変わった鉄道市場を歩いてきた動画を早速編集、音入れして公開したよ。 さすがタイ人の緩さで、オープン当日の営業時間だというのにまだなんか準備中の店とか散見されたけど、ここはこれから特に週末になると大変な人出になるんだろうな、と思わせたよ。 さて、昨夜1週間ぶりに息子が日本から戻ってきた。主人と再会したモチは、しばらくの間自分を1週間もほったらかした主人への怒りで、シャーと威嚇はするわ、引っ掻くわ、噛むわ、で大変だったらしい。 ここが猫と犬の違いだね(笑)。

一人暮らしのルーティン

カミさんも息子もいない家をメンテするのはけっこう大変だ。 朝起きて朝ドラを見てからすぐにカブの散歩。歩くルートや休むポイント、リードを離す離さないで意見の違うカブと揉めながら疲れて戻り、モチとカブの餌の段取りをしてからシャワーを浴びる。今朝は雨上がりでカブも汚れたので、カブも洗う。モチはトイレ砂の掃除。 腰が痛い。 それから自分の朝食を作る。たいていは、ご飯、味噌汁、焼き鮭、納豆、漬物、海苔で卵かけご飯にする。血圧と尿酸値の薬を飲んで洗い物をし、それから洗濯。溜めないと取り込みや片付けが楽なのでほぼ毎日洗濯する。 その後遊びたがるカブを宥めて仕事開始。 夕方5時に仕事を上がると、すぐにカブの散歩。またカブと揉める。戻ってからモチとカブの餌手配。モチは朝食と夕食では食べるものの処理方法が異なるのでなかなか面倒。 夕食の支度をしている間にベッドルームにロボット掃除機を仕込む。こいつがとにかく優秀。食事と洗い物が終わったら、掃除が終わった場所をモップ掛け。犬と猫の毛がなくなってフロアがピカピカになる。 しばらくカブの遊び相手をしてからリビングルームにロボット掃除機を仕込み、ベッドルームへ。 ここでようやくくつろげるんだけど、疲れが出てスマホを持ったまま眠りの谷に落ちる。

お骨の日

今日の午後、火葬場で亡くなった義母の火葬が行われた。カミさん、義姉、義姉の長男と長女家族という小さな葬儀だった。死因は癌だが、老衰もあろう。そして、最後にPCR検査陽性反応が出たので、新型コロナ感染者としてそういう対応の葬儀になった。 少し前までは誰も火葬にも立ち会えず、お骨だけが家に帰ってくるというのが一般的だったが、そう言ったところも緩和されてきたのだろう。 同じ日にウチの実家ではオイラの祖父、祖母の分骨式がお寺で行われた。これから先、お墓を管理を誰がしていくのかもわからなくなる時代に備えて、残っているものでお骨を分けたのだ。 オイラの実家とカミさんの実家でたまたま同じ日にお骨を扱うというのも奇遇な話だ。 葬儀とかお墓といった日本古来の習わしもこれからどんどん形を変えていくのだろうと思う。

お別れ

昨日午後、義母が亡くなった。 カミさんは日本に向かう空の上だったので、成田に着陸してから家族のLINEでその訃報を受け取った。今回は間に合わなかったけれど、今月初めに1人だけ陽性反応が出て帰れなくなった姪っ子の息子の付き添いで一時帰国できたので、最後に髪の毛を切ってあげたり、お世話をしてあげたりと、ちゃんとお別れはできたと言っていた。きっとそんな奇跡も義母からの計らいだったのだろう。 「今回は3ヶ月くらいの滞在になるかも」 とカミさんは言っていたので、息子とカブとモチとの共同生活が破綻しないかどうか不安だが、頑張ってみる。 これでオイラもカミさんも両親を送り出した。 いよいよ次はオイラ達の番だ。愛する人をもっと愛し、友人達をもっと大事にしながら、怯まず何にでも挑戦していく人生を続けたい。

カブのあそぼ

我孫子の義母の容態がだいぶ悪いので先週娘と孫は帰国し、声をかけたり手を握ったりしてまだ意識のあるばーばと会うことができた。カミさんも急遽今週帰国することになり、オイラもマレーシア滞在を切り上げて明日バンコクに戻ることにした。 息子の帰国やらオイラの帰国やらいろいろスケジュール調整をする中で こいつの面倒を誰が見るか、というような話題が入ってくると、緊張の中に緩和が生まれるw 何も知らずに相変わらず象を加えて「あそぼ」とやってくる。

エアコンつけっぱ

珍しく日本の朝のワイドショー観てたら、今は夜中でも 「エアコンはつけっぱ」 が当たり前なのね。医者も 「今の暑さは深夜も危険なので、タイマーで切れるように設定せず、ちゃんとずっとつけておいてください」 と勧めていて、コメンテーターたちも 「我が家ももちろんちゃんと朝までつけてますよ、エアコンは」 と胸を張っていた。 エアコンつけっぱは、電気代がもったいない、喉が痛くなる、風邪を引く、などと我々世代はあり得ない話だったけど、変わったんだね。 山森家は 「体に悪い」 ということで、寝る時にエアコンを切るのが習慣だったから、マレーシアで家族4人で暮らしていた頃は、寝苦しくて深夜に起きてしまうことがよくあった。 そうすると家族4人で深夜2時や3時にやっているインド系の屋台に行ってカレーを食べるのだ。 まあ、どっちの方が体に悪いんだよって話だけどね。

カブとのひと時

昨日は久しぶりに娘たちとドッグラン(Trail & Tail)へカブを連れて行った。カブは走り回って楽しんでいたけど、ここのカフェの飯がちょっと意外に美味くて我々も喜んでいた。 飯だけの人もぜひトライしてみて。 楽しかったカブとの5日間はあっという間に終わり、明日からまた3週間のクアラルンプール。日本滞在で増えた体重をしっかり落としてきます!

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