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Tag: 東京五輪

悔し泣き

東京五輪、終わっちゃって寂しい。閉会式観ながらカミさんとこれがなかったらステイホームももっと辛かったね、と話した。選手インタビューで一番印象に残ったのはサッカー日本代表の久保建英。他の競技でも、負けた日本代表選手たちは悔しさを滲ませながらも感謝や満足、次回への希望を何とか絞り出した。だけど久保は泣き腫らした目で 「今までやってきて一番悔しかった」 ともう他には何も考えられない、言えない、と悔しさだけをあらわにした。これはこれでとても清々しかった。そのくらい本気で戦っていたんだなと伝わってくる。 終わる一方で始まったのは、昨日カブが初めて1日中家の中でフリーになった。サークルの中に入るのはみんなが自室で就寝する時だけ。それでもトイレは粗相をせず、 「私もやればできます」 をしっかりアピールし次戦も先発で使ってもらえるポジションをキープした。その代わり、小さな木製のコーヒーテーブルはカブのガチガチ齧り用に用途が変わってしまった。

我が家も大会へ

8月に入り、来年2022年用の開発作業が始まり、あ〜もうそんな季節かぁと改めて思う。確かにもう年末まで4〜5ヶ月しかないんだもんな。 それにしても痺れましたね昨日の五輪野球、日本対韓国。ペナントレースではバンバン打撃戦になったりホームラン出たりするけど、野球って本当にひと試合に全力を注ぐとそんなに点は入んないんだね。山田哲人ってやっぱりすごい選手だなー。最終回の抑えに出てきた栗林はもう画面のこちら側にも緊張が伝わってきてハラハラしたよ。あんな緊張の中で投げることないもんね、プロ野球って。 卓球男子団体は残念だった💦それでも我が家は基本影響されやすいのでLazadaで卓球セットを買ったよ(笑)。ダイニングテーブルが8人掛けでそこそこ大きいのでこれに ネット、ラケット、ボール がセットになったやつ。週末くらいに届くかな。それで「さあ、卓球やろう!」という頃にはオリンピック閉幕してこちらも「なんでこんなもの買ったんだ?」なんてことは茶飯事なのだけどな。

名前と競技

東京五輪の日本代表選手の名前を見てて、なんか生きている競技世界と名前は確実に関係があるのだな、とわかった。名前は自分では付けられないからこれは親の環境ということなんだろうね。 【柔道】髙藤 直寿(ナオノリ)阿部 一二三(ヒフミ)永瀬 貴規(タカノリ)原沢 久喜(ヒサヨシ)新井千鶴(チヅル)芳田 司(ツカサ) ちょっと古風でとても実直でいかにも日本の武道をやりそうな感じ。 【空手】西村拳(ケン)喜友名諒(リョウ)荒賀龍太郎(リュウタロウ)宮原美穂(ミホ)染谷真有美(マユミ) こちらも昭和な感じ。西村選手なんてコブシだもんね。そのままやんか。 【サーフィン】五十嵐カノア大原洋人(ヒロト)前田マヒナ都筑有夢路(アムロ) もうなんかハワイアンなポリネシアンなキラッキラ。 【スケボー】堀米雄斗(ユウト)白井空良(ソラ)平野歩夢(アユム)中山楓奈(フウナ)開心那(ココナ)岡本碧優(ミスグ) こちらはやはりヒップホップ系キラキラで基本漢字だけでは読み方わからないスタイル。 名前で人生が決まるってある程度ほんとなんだね。

感情移入しすぎ病

オリンピックで感動するとか言っていながら自分は真剣勝負のスポーツ観戦に向いていないと思う。 ハラハラドキドキまでならいいんだけど、どんどん感情移入してしまい、そしてその感情移入が強すぎて、負けると自分自身がしばらく落ち込んでしまい日常生活に支障が出てしまう。 「いやー、残念だったね〜」 くらいで終われないのだ。それが負け試合を見るたびにどんどん蓄積されていくわけでワクチンの副反応かと思うほど体と心が重くなっていく。 だから昨日の野球アメリカ戦も1点差で負けてる最終回を前に風呂に入ってしまった。途中でカミさんが 「ほぉ〜ら!だから見なきゃダメんだよー!」 と叫びながら日本の逆転サヨナラ勝ちを伝えにきた。 今日の卓球団体、体操男子種目別鉄棒、サッカースペイン戦、どれも見たくない。

ドラマとメッセージ

昨日の卓球混合ダブルス凄かったね。ドイツ戦では6対10のマッチポイントをひっくり返したり、昨日の最強無敵中国ペアには2セット取られてからの大逆転勝利。スポ根漫画でもここまで出来すぎのストーリーはないってくらい2人のメンタルの強さ、支え合いの姿、諦めない気持ちが世界中へのメッセージになっていて感動した。 そして今まで負けたことのない相手に負けて金を逃した芳田司の悔しさ。銅メダルを手にしたことでそれがさらに増幅して無念の涙を流す。絶対王者と言われ、金メダルを取る宿命を背負いながら、不安、恐怖と戦ってきたと吐露し、まだまだ自分を倒すために頑張ると言った大野将平。みんなそれぞれにすごいドラマがあって強いメッセージがあって、揺さぶられる。大野将平も「賛否両論あるのは承知しています」と語ったが、これらが埋もれてしまわなくて良かったと思う。 今日は女子ソフトボール決勝だね。一度エース上野由岐子がマレーシアのソフトボールリーグに来て 「上野由岐子の球を打ってみる」 という催しがあったのだけど、あまりに迫力ある速球にストライクなのに怖くてバッターボックスから飛び出てしまうバッターが続出。とても「打つ」どころの話じゃなかったらしい(笑)。 早くこのロックダウンが明けてまたソフトボールやりたいな。その時は藤田のようにフェンス越えをしてやる。

勇気をもらった

大橋悠依の400m個人メドレー金メダルと阿部兄妹の同日金メダルは久しぶりに勝利の瞬間に声を上げて手を叩いて喜んだ。 よくあれだけマスコミが「兄妹同日金メダルへ!」と煽り立てる中で無責任な重圧に潰されずにシビアな試合を勝ち抜いたなと感心する。ご両親はさぞ現地で声をかけたかったことだろう。 会場の看板やメダル、共に手渡すブーケなんかを見るに付け、こういうのをギリギリまで開催の可否がわからない中で一生懸命作っていた人がいるんだなと今まで気にしたこともないところに目が行った。戦っている選手たちの形相に、歓喜の涙に、コロナで陰鬱とした気持ちが勇気付けられる。活力を得る。まだまだジジイもやったるで、と闘志が湧いてくる。 開会式の時にNHKの和久田アナが「誰のための何のためのオリンピックなのか」と言ったが、「世界中の人たちのため、人々を勇気づけ、希望を持たせるため」に決まっているじゃないか。あんまり政治的な発言をするなよ。 みんな一生懸命やっているんだから批判ばかりするな。批判ばかりしているとどんどん自分が負のパワーに侵されるよ。

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