右手の親指を骨折し、手伝うオイラもいない中で、朝からカブがソファに粗相をしたとカミさんからメッセージが来た。 元々一人でカバーを外すのは大変な作業なのに親指使えないからね。サークルの中に入れられたカブは「やっちまった顔」をしている。 表情はけっこう豊かで好き(笑)。
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今朝、行き止まりの道の入口にカブが乗るバギーを置いて、カブとその道を歩き、行き止まりからまた戻ってくると、バギーの上に犬のうんこを入れたビニール袋が置いてあった。 この行き止まりの道ですれ違った犬の散歩は2組。そのどちらかがこれを置いて行ったことになる。最初は「な、なんということを!」と憤ったが、帰り道でカミさんと推理をしていて思い当たった。 もしかしたら、我々の後ろからついてきていたカブが気付かぬうちにうんこをしていて、それを見つけた2組のどちらかがわざわざ掃除をしてくれて、そのうんこ袋をバギーの上に置いて行ったのではないか? と。 カミさんも「確かに!常識的にはそちらの方がスジが通るわ」と合意。自分の犬のうんこを人のバギーに置いていくのはちょっと考えられないので、むしろ他の犬のうんこを片付けてくれたその人にはありがとうでしかないわ。 それにしても何食わぬ顔で歩きながら「惑星直列うんこ」をするのはやめてくれないかな、カブ。
カブは耳の中がちょっと赤くなるので、医者から薬をもらって塗っていた。昨日の朝の散歩でカミさんが 「あれ、赤くないね。良くなったんじゃない。きっと屋台のおばちゃんに毎朝もらってたタマゴのアレルギー反応だったのかも」 と言った。カブがゲボをして病院で点滴治療をしてから屋台のおばちゃんに朝ご飯の提供をやめてもらっていたのだ。オイラも中学生くらいの頃、一時期だけタマゴアレルギーが出たことがあった。タマゴを食べるとこめかみが腫れるのだ。それでも食べ続けていたら、いつの間にか治った。そんな話をカミさんにしたら 「じゃあ、カブはその遺伝だよ」 と言いかけて、オイラとカブは血の繋がった親子ではないことに気がついて大笑いしていた。
仕事部屋からリビングに行ったらカブが寝ていたので、隣に寝そべって撫でようとしたら、スッと立ち上がって、1メートルほど離れた場所にまた寝転んだ。反抗期か。朝の散歩に出かけるときに「外に出るまでおしっこしちゃダメよ」って声をかけてたのにエレベーターホールで少ししちゃったので、叱ったことを根に持っているのか。 「お手 (タイなので『ワディカ』=こんにちは と言っている)」も、食べ物を手に持っていると、まあイヤイヤするが、普段は滅多にしないからね。頭撫でられるのもなんか不本意そうだしね。プライドが高い、高い。散歩って言ったって他の飼い主さんたちみたいに楽じゃない。歩きたくない、となったらテコでも歩かない。平均体重8~11kgのフレブルなのに20kg超えてるし。 歳を取ってきたら軽くて言うこときく楽な犬を飼おうねって言ってたのに、どこで間違っちゃったのか。。
そもそもほとんど知らないから何の感情の動きもないんだけど、フワちゃんはどうなるんでしょうね。昔、2ちゃんねるが荒れ放題で読むのも怖い掲示板になってたけど、最近は X も怖いよね。匿名だと人間はどんどん先鋭化、凶暴化していくサガなのだろうか。 今朝、みんなで散歩に出るタイミングでドカーン!という大きな爆発音がして、停電になった。玄関を出たらエレベーターも止まっていたので、5階に住む我々はカブを地上まで下ろせない。彼はウチのコンドの階段をたいそう怖がってリードを引っ張っても「俺は絶対動かない」の踏ん張りを見せる。体重が20kgなので、抱っこして降りるのもこっちが怖い。でも仕方がないのでカブをお姫様抱っこして、そろりそろりと一段ずつ降りていく。カブは体を硬直させ、顔も強張ってカチンコチンになっている。 「あ、うんこ!」 とハルが叫ぶのでカブを下ろして階段を見るとヘンデルとグレーテルのようにうんこが階段の上にポトリポトリと落ちていて、そのうちの一つをしっかりオイラは踏んでいた。踊り場に漂う異常な臭気。 「俺は一つも悪くない」 という顔でカブがこちらを見上げていた。
先週の金曜日くらいからカブがときどきゲボしてるので昨日の朝に病院に連れて行った。 血液検査の結果、「膵臓が弱っている可能性がある」という診断で、何日か点滴と投薬で様子を見ることになった。 食欲もあるし、いつも通り元気に遊ぶんだが、午後とか夜中にゲボしていた。そのまま入院させようとカブを病院に置いてきたが、家で過ごしているといつもそこにいるはずのカブがいないのが無性に寂しく感じた。夕方、病院に様子を聞くと、まだ原因は不明だが通院で構わないと言うので、カブを迎えに行った。 食事はいつもあげているドライタイプのドッグフードから医者に出してもらったウェットタイプのものに変え、薬も飲ませて様子を見ている。 早く治っておくれよ。
ハゲたちがタイを離れてからもう3週間ほどになるのに、カブはいまだに彼らのコンドの前で座り込み、オイラが体を抱き抱えようとすると「グルルル」と唸る。こいつ、何考えてるのかわからないマイペースな犬だけど、意外に情に厚いやつだなんだな、とカミさんと話す。 動かないので「グルルル」言うカブを無理やりバギーに乗せ、帰る。 ウチの前の道でバギーから降ろし、再び歩かせると、今度はビルの工事現場の前で座り込む。これはいつもの「もう歩きたくないからバギーに乗せてくれ」の合図だと思い、体を抱き抱えようとすると体を固くして「グルルル」と唸った。 工事現場に何の情を感じているんだ。やっぱりこいつは何を考えているのかわからないマイペース犬なんだ。