オイラが住むバンコク、スクムビットのアソーク/ナナには大きなタバコ工場があって、タイに住むようになってからはここが朝のウォーキングルートになっていた。 日本からすけさんや賢ちゃんがやって来ても一緒に散歩に連れ出した。 煉瓦造りの倉庫が何棟も建っていて小さな町のようになっていて、ちょっとタイとは思えない風情に毎朝癒されていた。 これは2010年の写真だが、みんな細い(笑)。 そんな慣れ親しんだタバコ工場が2、3年前に取り壊された。この広大な敷地はいったいどうなるんだろう、オフィスビルやコンドミニアムが建つのは寂しいなぁ、と思って工事の行方を気にしていた。 今年に入ってから少しずつ土が盛られたり、木が植えられたり、池が掘られたりするのを目にし、公園になるんだったら嬉しいなと期待が膨らんだ。 そして先月あたりから、工事、整備はまだ途中だがだんだん全貌が見えて来た。 ちょっと近未来的な風景が広がっている。ここを週末にはカブや家族たちと一緒に探索するのはとても気持ちがいい。聞くところによるとニューヨークのセントラルパークを目指して整備しているらしい。 バンコクの一等地でもあるこれだけ広大な土地を商業施設じゃなく、セントラルパークにしようとするタイ人に敬意を評します。日本人にはできません。