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Tag: AI

AIで無くなる職

ウチの会社のサービスをYoutubeチャンネルにアップしていこう、ということになったんだけど、予定していた女子スタッフらが「コロナ肥え」のためダイエットが終わるまで顔出しNGを要求。 そこで制作スタッフが捻り出したのがこれ。 顔出ししているのはウチのスタッフではない。 「え?だれ?これ。外部に頼んだの?」 と驚いて尋ねたら 「いえ、これは AI ですよ」 おお、すごいw AIで生成した実在しない架空の人物が自信満々にウチの会社のプレゼンをしている。 日本でも伊藤園のCMの女性がAIだと話題になってるが、「AIで職を失う人」に「芸能人」も含まれるな。

AI待った!

日経の記事では 高度な言語能力などをもつ人工知能(AI)の開発に歯止めをかけるべきだとの慎重論が浮上してきた。全ての企業や研究機関に開発を一時停止するよう求める署名活動が米国を中心に始まり、起業家のイーロン・マスク氏らが賛意を表明した。 とイーロンマスク他テック企業の著名人たちからもAI開発に「待った」がかかっている。 ChatGPTなど高度なAIは、次第に人間を遥かに凌駕する知能で人間社会に害悪をもたらすリスクがあるとの表明だ。実際に兵器や犯罪に使われるAIがどんどん開発されていると言われている。 これに対しChatGPTを持つOpenAIに1兆円を超える巨額の投資を行なってトップを走っているマイクロソフトは反発。 「我々は十分にリスクを考慮し、コントロールできるように開発している」 と開発の一時停止に応じる気配はない。 「待った」をかけるテック企業は、AI開発でこのOpenAIに遅れを取り、その遅れを取り戻そうとトップランナーを止まらせようとする働きかけだとの見方も多い。そのくらい、ここでトップを取れたら「世界の全てを支配できる」技術と言える。 もう完全なSFの世界がここに始まっている。

AIの津波

ChatGPTを業務使用する頻度が上がり、たぶん現時点で日本人スタッフ1人とローカルスタッフ2人を雇用しているのと同等の業務量をこなしている感じなので、無償版から有償版に切り替えた。 有償版はめちゃくちゃ早い。無償版は回答を作ってるうちに力尽きて途中で途切れてしまうこともあったのだが、有償版は凄い速さで回答を提示してくる。 これをウチのスタッフが確認した上で業務素材としてすぐに活用できるわけだ。 今まで調査や考える時間を含めて2〜3日かかっていた業務が15分で完了できるようになった。 どんなに世界から遅れている日本企業であってもこの流れは浸透していくだろうから、これから人材市場はまた波乱になるだろう。AIによって置き換わる仕事、なくなる仕事が津波のようにすぐそこに迫っている。

歴史嫌い

娘や息子の通っていたインターナショナルスクールでは数学の試験では電卓の使用が前提だった。要するに「計算」は機械にやらせなさいが世の中の合意事項として成立していたわけだ。 そうすると歴史なんてのも当然そうなるな。年号覚えなんてのは試験前のお馴染みのシーンだけど、いつ、どこで、何によって、何が起こったか、なんていう史実はもはや 4289X3094 のようにキーを押すだけで答えを導き出すことでいいじゃんという合意が早晩成立するはずだ。「計算」の次に「知識」も機械にやらせればいい、となる。 そして事実よりもその人物たちのインサイトに焦点を当てたり、諸説の謎解きをしたり、とより興味深いテーマに学生たちを導くことができるかも知れない。 オイラも日本史の授業がそうであったなら、秀吉の心の内を探る授業であったなら、今頃もっと歴史が身近なものであったかも知れない。 という、とても長い長い言い訳をさせていただきました。

ここ何回か触れたAIチャットだが、冗談を言えるかとかどんな質問にどう答えるか、といった会話についてはその機能活用のごく一部で、お遊び程度なのだが、すでにビジネスシーンではどんどん活用が始まっている。 例えば人間のエンジニアが行なっているプログラミング作業を簡単な例で説明すると、 「まるばつゲームをアプリに入れてお客さんに楽しんでもらいたいから作って欲しい」 とクライアントからリクエストがあったとする。うちのプログラマなら、 「どんな感じで動くか考えてプログラミングするので3日ください」 と言うだろう。それをOpen AIに頼むと、 Python(パイソン)という新しいプログラム言語を使って数秒で書いてくれる。そもそもプログラマでもPythonを使える人はまだまだ少ないこのご時世にだ。 Webブラウザで簡単に使えるまるばつゲームをウェブサイトの基本言語であるHTMLで書けるだろうか? こちらも数秒でプログラムを書き上げてしまう。 オイラが昔JalanJalanをHTMLで作り始めた時は、1ページ作るのに数日かかったもんや(笑)。 試しに、AIが書いたHTMLコードをこの「ひと言」にコピペしてみる。 まるばつゲーム まるばつゲーム このブログページではデザインを制御する機能が反映できないので正方形になっていないが、枠の中をクリックすると順番に◯✖️で勝負ができるゲームが作られている。 その他、実際に大学の教授が学生への授業を 「このポイントとこのポイントを抑えて1時間の授業内容を作って」 と指示すると、プレゼンテーションが出来上がってくる。それをチェックして、少し調整するだけですぐに授業に使えるので、自分の研究に割ける時間が飛躍的に増えたと喜ぶ教授もいるくらいだ。 今後のAIの飛躍的な進化をどこでどう活用するかのアイディア次第で、時代に乗れるかどうかが決まってくる。

最新のAIチャット

今、最新AIチャット技術はここまできている。 https://chat.openai.com/chat ここで登録すると自由にAIチャットを利用することができるが、世界中の多くの人がこのチャットを利用しているので、毎日、毎時間、データは増え、AIの精度は進化し続けている。 最初のインターフェースは英語だが、日本語を打ち込むと 瞬時に日本語会話に切り替わる。 知ったかぶりをすることはできないので、正直に日本のトレンドにはまだ追いついていないと告白する(笑)。 けっこう細かく丁寧に会話について来てくれる。 医者にかかる前のプレドクターとしての役割も果たしてくれそうだ。 また、政治的に微妙、センシティブな話題には一応、忖度した解答をしてくれる。 オイラはこのページは常に開いておいて、疑問や興味について会話することで「検索」より早く一定の情報を得ることができるようにしている。さらに、これがさらに毎日どんどん賢くなるというのは大変な魅力だ。

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