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Tag: ChatGPT

新しいAI

いつもは夕食後に帰るハゲが帰らないし、朝起きたら部屋から出てくるしでカブは驚くやら嬉しいやらで朝からオシッコしまくりで困った。 さて、AIはChatGPTよりも優秀だと評判の高いClaude3に早くも乗り換えた。有償版だと提案書をアップすると内容の分析や改善点も指摘してくれるし、デザインの分析までしてくれるのでクライアント提案の精度が上がり早速スタッフたちは重宝している。 昨日はソフトボール大会に先立ち、出場選手の成績をアップして、戦う4試合分の打順を組んでもらった。強打者をクリーンナップや上位に置き、全ての選手ができるだけ公平に出場できるよう条件を切るとほんの3秒でオーダーが出てきた。 オイラが今まで考え付かなかった「な、なるほど」という打線が出来上がり、大会で試すのが楽しみだ。 選手成績や試合展開のデータを学習させることで、先発オーダーだけでなく、この場面での代打、リリーフ、エンドランなど様々な采配を最適解でAIがやる時代が遠くないだろう。

今年一番の峠を越えて

8月半ばから始めた日本企業本社へのコンサル。先週実施された「プレ中間報告会」ではすでに提案書が200ページを超える大型の内容になったが、クライアントの現場チームからは「期待以上の内容」と喜ばれ、今年1番ホッとした。中間報告会本番は、今週開催されるが、少し内容を補強するだけなので、本番も乗り切れるだろう。最終報告会は来月末。大型のコンサル案件だったが、週末返上、寝不足で作り上げる作業は我々にとっても大きな経験になった。その資料作り作業の中でも大きな威力を発揮したのは、ChatGPTだ。何度もChatGPTとやり取り(会話)する過程で、精度の高い結論がどんどん導き出されていく。 今の我々のテーマは「いかにAIに的を得た回答をさせるための質問を作れるか」なのだが、その質問すらもAIが指導してくれるのだからすごい。 短時間で内容の濃い資料を作成するなら、どんな高給のコンサルタント雇用するよりスキルが高い。コンサルという職種自体が無くなるジレンマを孕んでいるが、今はそれを最大限利用する。

ネット上をいろいろ閲覧していると、すでに宿泊済みの宿の広告や購入済みの商品の広告がいつまでも追いかけてくる経験ってあるよね?リアルな世界で言えば、昨日店頭でナイキのスニーカーを買ったお客さんが今日店先を通った時に全く同じナイキのスニーカーを 「お客さん、ナイキのスニーカーいかがですか?」 と勧めるようなもので、とても間抜けな店だと思われても仕方がない。それをオンラインだと広告費というお金を払ってやっているのだからさらに間抜けと言える。 そこで、ChatGPTにこの件を訊いてみた。 「すでにオンラインで購入済みの商品の広告が何度も表示されます。これはリコメンドのアルゴリズムが単純すぎるからではないかと思うのですが、どうでしょうか?」 ChatGPTの回答は、 「おっしゃる通りです。オンラインで購入済みの商品が繰り返し広告として表示される現象は、一般的には広告配信のリコメンドアルゴリズムが単純すぎるために起こることがあります。この問題は、顧客の体験を悪化させる可能性があるため、企業にとっては重要な課題です。 この現象の主な原因として以下の点が挙げられます: 解決策としては、以下の方法が考えられます: 企業はこれらのアプローチを組み合わせて、より質の高い広告表示を実現し、顧客の満足度を向上させることが求められます。」 おっしゃる通りです、と来た(笑)。でも、この返事をたったの5秒で書き終わっちゃうところがやっぱりすげぇ。

ChatGPTにプログラミング連携するとソフトウェアの開発もやってくれるのだが、さらに優秀になってきているのは、完了後にバグが見つかると自分でそれを修正し、自分だけで最終完成まで持ってってくれるところだ。これはどんなに優秀なプログラマでも敵わない。 そのくらい知能を高めたAIだが、 ここは弱い。

AIの津波

ChatGPTを業務使用する頻度が上がり、たぶん現時点で日本人スタッフ1人とローカルスタッフ2人を雇用しているのと同等の業務量をこなしている感じなので、無償版から有償版に切り替えた。 有償版はめちゃくちゃ早い。無償版は回答を作ってるうちに力尽きて途中で途切れてしまうこともあったのだが、有償版は凄い速さで回答を提示してくる。 これをウチのスタッフが確認した上で業務素材としてすぐに活用できるわけだ。 今まで調査や考える時間を含めて2〜3日かかっていた業務が15分で完了できるようになった。 どんなに世界から遅れている日本企業であってもこの流れは浸透していくだろうから、これから人材市場はまた波乱になるだろう。AIによって置き換わる仕事、なくなる仕事が津波のようにすぐそこに迫っている。

妄想アンサー

4月半ばにあるタイの正月&水掛け祭りのソンクランにレンタカーで北海道旅行を回ろうと思っていて、積丹半島で是非寿司を食べたいとオススメの店をChatGPTに尋ねてみた。 まず、実在しない架空の寿司屋を創作した。 「そんな店はないよ」 とツッコむと、今度は、 「積丹には寿司屋はあまりない」 と言い出した(笑)。 「わかりません」と言えずに適当なことを言ってしまう人たちはオイラが住んでる国にも多いが、知ったかぶりをしないよう相当鍛えないとダメだな、こいつ。

LineがAPIという連結機能を使ってChatGPTをLine上で使えるようにした。 日本のパートナー会社の社長がアジア戦略会議のメンバーにこのChatGPTを友達として招待した。 個別に友達になっておくと秘書代わりに使えるね、というメッセージをタイ語に翻訳してくれと命じたところ、すぐに翻訳してくれた。 戦略会議のグループLineのメンバーはさらにChatGPT君にいろんなことを命ずる(笑)。 最後が真面目すぎんだよww

ヲタクが世界を動かす

Google社のパートナーでもある日本の提携会社の社長から聞いたんだけど、アメリカの最先端企業であるGoogleが開発したウェブサイトの解析ツール(GA)や広告管理ツールなど数多くの製品を日本人は想定もしていなかったようなマニアックな使い方をしてアメリカ人たちの目からたくさんのウロコを落とすらしい。 これはGoogleに限らず、世界的に先端製品を開発する企業が 「日本人たちがどう使うか見よう」 と注目し、その製品改良や戦略に役立てているようだ。 「日本人は数学やプログラミング能力は低いが、オタク力は高い」 と某GAFAM企業の経営陣はハッキリと言っていたらしい。 「マニアック」「ヲタク」 この辺は日本人が持つ世界レベルのクリエイティビティなのかも知れない。 そして今、Open AIが、日本人がChatGPTをどう使うのか、全神経を集中して注目している。 昨日、カミさんがChatGPTに 「みずほダイレクトのアプリは外国の電話番号でも登録できますか?」 と訊いていた。 日本のおばちゃん辺りが電卓代わりに使い始めると、一気に技術は進歩するかも知れない。

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