今回のKL出張は、オンライン会議が立て込んで近所で飯を食うくらいしか外出できなかった。別にBKKでよかったじゃん、と思うんだけど「書類にサイン」が未だにあるんよ。今日は昼頃に空港に向かい、バンコクに戻ります。 今日は日本は祝日で三連休だけど、タイは月曜日が祝日で明日から三連休。バンドの練習もソフトボールも何もない週末なので、残り少ない時間をハゲと遊びたい。
Tag: マレーシア
クリスマスソングを流しながら仕事をする季節になりました。食後の映画鑑賞タイムは、ネトフリ、ディズニープラス、Huluで「クリスマス」と検索をかけてクリスマス映画だけを観て、生活全体をクリスマスにまみれさせます。雪の降り積もる映像の横で孫たちが「プール入る!」なんていうアジアあるある光景にも全然違和感を感じなくなったので、何かしら自分で「季節感」を作り出していかないと人生が面白くないんだよね。 ウチはなんだかんだ人生の半分以上をマレーシアとタイで暮らしてきたわけだけど、先週末にカミさんとそんな人生はどうだったか?とガーデンカフェでビールを飲みながら話したんだよね。 まずオイラやカミさんのようにアバウトな人間には「なんでもあり」が幸せだった。細くルールが決まっていて、全員がきちんとそのルールに従って生活している日本では辛い。 そして、マレーシアもタイも日本ほど「他人を責めない」んだよね。いろいろやらかす夫婦だから「他人から責められ」たり「責任の所在を明らかにさせられ」たりする暮らしは辛い。 それから日本人は世界一「不安がり」で、将来の不安に囚われがち。カミさんも実家に帰るたびに「あんたたち、将来のことはどう考えてるの?」なんて義姉から詰め寄られたりする。我々も不安がないわけじゃないけど、昨日NHKで日本の大学生が「老後が不安だから投資教室に来た」って話すシーンを見て、こんな若い頃から不安一杯なんて可哀想、と思う。その点、マレーシアやタイの人々はそんなことお構いなし。今を楽しむ。だから我々も今日を楽しんで暮らしてきた。 そういう点では、本当に「ストレスのない」ありがたい30年間だったんじゃないか、という結論に至った。
吉本の「マレーシア住みます芸人」をやってるキンジョーから 「Junさん、今KLですか? バンコクですか?」 ってメッセージが来た。 本人が一時帰国からマレーシアに戻ってきたら、マネージャーが飛んでて路頭に迷っていると。吉本ってのはほんとにいろいろ若手芸人にはハードなところやな(笑)。 嫌になったら飛んじゃうっていうのは、社会人常識では考えられないけど、芸能界ではよく話に聞くよね。ほんとにあるんだ(笑)。 キンジョーも若手と言いながら、もう奥さんも子供もいるんだからこういう生活は大変だよな。 聞くところによると、在住日本人達で 「キンジョー救済ライブ」 というのを開催したらしい。 マレーシア人とコンビの漫才動画をちょっと見たけど、けっこうウケてた。 来月、KL行けるかな。そしたら飯でも食いながら近況報告をしてもらおう。
というわけで、昨日の昼飯に「つよい」に出向いてみた。 外にもテーブルがあるとはけっこう強気だ。入店してみると、まだちょっと早めなのか客は2割くらい。 フロアにはスタッフが7人もいるのはアジアのレストランあるあるだ。とりあえず、メニューをもらい、ひと通り眺めてみる。「洋食屋」ということなので、まずは絶対ハンバーグからだ。それでこの店の実力が判る。 ん? ハンバーグオムライスを見ると、どこにもハンバーグらしきものはないし、英語では「エビ合わせクリームオムライス」とあり、エビフライとチキンカツとクリームソースのオムライスのようだ。これはこれで大変美味そうだが、ハンバーグではないよ、大丈夫かこの店、おい、と少し不安になる。 あった。ハンバーグステーキのコーナー。いろいろ変わり種はあるが、初回はもちろん「つよいハンバーグ」とライスに決まっている。飲み物はピーチティーを注文し、ミッションは完了。 ある程度なんちゃってを覚悟していたのだが、どうしてどうして、とてもきちんとしたデミグラスソース・ハンバーグステーキの一皿ではないか。そして、お味の方も大変しっかりとした美味しいハンバーグ定食で大満足。はらまきから教わった店だが、これはたいそう掘り出し物だと思った。このハンバーグもRM18(約570円)くらいで、バンコクの和食を含めてもベスト3に入るコスパの良さではないかと思う。 滞在中にもう一回、今度はグラタンかドリアを食べてみる。強かった「つよい」。
はらまきからタマンデサに「洋食屋」ができたというので、仕事終わりに出掛けてみた。開店まで時間があったので、今日の昼飯にでも出直してみる。 もう店名からしてなんちゃって日本食であることがわかる(笑)。とがりも言っていたが、「つよい」だとか「みたす」だとか、なんちゃって連中は形容詞や動詞を店名にしてしまう。 店頭に出ていたメニュー看板を見ても、縦書きの「 I 」を「ー」で書いちゃうのも「なんちゃって」の特徴だ。とは言え、味は修行済みということもある。食べてみなければわからない。なかなかこれと言った日本食屋の少ないタマンデサなので、持ち駒の一つになってくれるとありがたい。
クアラルンプールってとてもいいところだけど、やはり車がないと生活が不便だというのがね。晩飯食いに行くのに、部屋から駐車場まで降りて、車を出して、そして渋滞の列に加わる。目的地での駐車は容易でなく、そこでかなり頭と時間を使わなくてはならない。食事が終わって再び車に乗ると、そこから帰路の渋滞に入って行き、部屋に戻った時にはけっこう疲れている。 それを頭の中で一巡させると「ま、いっか、出なくて」と億劫になり、冷蔵庫を開けてスパゲティを茹で、マヨネーズと醤油を混ぜて食うという怠惰なライフサイクルが出来上がってしまう。 さて、今日は金曜日。華金くらいはちょっと一人で飲みに出かけたいところだけど、果たして部屋を出られるかどうか。。。
現在のKLソフトボールチーム「JalanJalan」はほとんどが日本からマレーシア留学中の学生、しかも高校野球までの経験者で成り立っている。だから確かに強いんだけど、試験前などで人数集めに苦労する場面も多い。 先週の日曜日の試合がそうだった。オイラ入れて、10人。キャプテンの三栖君(高校野球経験者)以外は全員大学生。オイラは一人ベンチから、我がJalanJalan打線が相手WINGSの女子ウインドミル速球投手を打ち崩す様子を気持ち良く応援していたのだが、三栖君の体調が悪く、途中で選手交代。オイラがファーストを守ることになった。そしていきなりWINGSの左バッターが強烈なファーストゴロを放つ。オイラの真正面のゴロだったが、オイラは絵に描いたような美しいトンネルをし、敵のチャンスを広げた。なんとかリードしたまま守り抜いたが、オイラはまた負傷の三栖君と交代した。頭の中では「あー、なんであんな簡単なゴロを!」と叫ぶ情けない自分がのたうち回っている。本当は女子ウインドミル速球投手の球を打ってみたい気持ちもあったのだが、気持ちがネガティブになってしまい、 「これ以上迷惑はかけられない」 と最終回の大事な場面で回ってきた打順で三栖君に代わってもらった。代わった三栖君は体調が悪いこともあって三塁ファールフライに打ち取られた。それがまた自分の弱気のせいに思えた。 結局、最終回を無失点で守り抜いたJalanJalanは2点差で勝利した。 あのトンネルがまだ夢に出てくる。