さすがに2年半の間、いろいろと溜めてあったものを少しずつでも元に戻そうとすると精神的にも体力的にも疲労がハンパない。 まずマレーシアはどこへ行くにも車を運転しなくてはならない。久しぶりの運転は本当に疲れる。今朝は往復3時間かけて久しぶりのクライアントへ顔を出し、午後はカンパニーセクレタリーで2020年初めから溜まった書類へのサインでなんと3時間。途中で自分でしているサインが大きくなったり小さくなったりして気持ち悪くなった。 明朝もまたかなり遠方のクライアントへ通勤渋滞の中向かうのかと思うと今から気が重い。 そしてまるで変わらないマレーシア人たちの客対応のダルさ。ショッピングセンターではキャッシャーに列ができていてもカウンターを増やすこともなく、ほっかむりをしたおばちゃん店員たちがスマホをいじったりお喋りしたりしてる。 今回いろんなところで客対応を受けたが、オイラがマレーシアに来た30年前と少しも変わっていないのを痛感した。きっと後30年経っても変わらないんだろうと確信した(笑)。
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昨日、某日系クライアントと打ち合わせがあった。 今までは先方の責任者と担当者2名の日本人とオイラとでやり取りをして来たのだが、プロジェクトが具体的な領域に入ってきたので昨日初めてローカルの女性担当者が参加した。 あるシステムの仕様について先方社内で方針変更があって、日本人2人はそれを共有、対応策について協議する意図でこの会議を招集したのだが、オイラが 「仕様の前提としていたものが変わるため・・・」 と説明を始めた途端、このマレーシア人の女性担当者が中国訛りの日本語で 「なんで、そういう前提で進めてきたですか? 勝手に前提決めるのはおかしじゃないですか!」 と噛み付いてきた。 これに慌てたのはオイラじゃなくて先方の日本人担当者 「いや、勝手にじゃないよ、今までこちらがそういう話をしてきたのだから、そんな言い方は失礼でしょ!」 と激昂。 上司の日本人が 「まあ、まあ、それちょっといいじゃない」 と穏やかに取りなそうとしたが部下の日本人は引き下がらず 「いや、よくないですよ、いきなり事情もわからずそんな言い方しちゃダメでしょ」 と怒りが収まらない。 オイラの方が恐縮してしまった。 結局上司がなんとかその場を収めたが、なんとなくその後の打ち合わせが気まずくなった。 日本人と現地スタッフがチームになっている海外の会社ではあるあるなんだけど、社内でのコミュニケーションがうまく取れていないことが多い。日本人であるオイラが先方の日本人と、ウチのローカルスタッフが先方のローカルスタッフと、それぞれ分かれてやり取りしながら進めていると全然違う指示で動いていたなんてことはよく起こるし、先方社内で意思疎通できていないと、ベンダー側でその間を取り持つ、なんて余計な作業も発生する。 それにしても自分が初めて参加した外部との会議でいきなり取引先を叱り付けるってどうよ、って思うと今後の雲行きに不安が残る。