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Tag: 友人

ノマド民集合

10年前までスクムビット26に「ノマド」という小さなワインバーがあった。 そこは在住日本人、駐在員というよりは現地採用日本人御用達の店で、オイラはケージに連れて行ってもらったのが最初だった。いわゆる常連さんの溜まり場で、男性も女性もシングルが多く、仕事や食事終わりに立ち寄ってワインやビールを飲んで、寝るまでの時間を共有する、そんな店だった。 その店の店長のさっちゃんが本帰国することで10年前に閉店され、「ノマド難民」という言葉がバンコク日本人の間で流行った。 そのさっちゃんが久しぶりにバンコクに遊びに来たので、当時のノマド民でまだ残っている連中の何人かが集まった。 オイラ以外は10年経って全員40代。 しかし、考えてみると、タイ在住日本人って長く居がち。マレーシアだったら10年前からいるもの集まれって言ってもすぐにこんなに集まらないもんね。 「ねぇ、いつまでいる?」「日本帰るの?」 こんな会話が飛び交ったが、帰る予定のある人は一人もいなかった(笑)。

還暦オンラインバンド

高校時代の友人5人で始めたバンド練習。実際に集まることは簡単ではないので、各自自主練習を進め、オンラインで音合わせをする計画。 オンラインと言ってもZOOMなどでは時間差ができて「合奏」することはできない。そこで、「合奏」用に開発されたYAMAHAの「SYNCROOM」というアプリを使う。 このアプリをそれぞれPCにインストールし、自分の楽器や音声マイクを「オーディオインターフェース」という機材を介してPCと接続すると、ほとんどタイムラグなしで合奏ができるのだ。 アプリは無料だが、楽器を買い、オーディオインターフェースやマイクを買わないと始められない。さらに時差を無くすために自宅のインターネットを光ファイバーに切り替えるという作業も必要。そこそこの投資が必要なのだが、還暦過ぎのジジイたちには多少の余裕もあり、あっという間に機材や環境は揃ってしまった。 あとはハードとソフトの接続。とりあえず、5人のうち、オイラともう1人の計2名は接続に成功。「合奏」も上手くいった。 残りの3人のジジイたちが、この難関を突破して5つの楽器が合わさるまでにあとどのくらいの時間を要するのか、それが目下の問題である。

綱川くんとビール

小学校、中学校の9年間のうち、8年間同じクラスだった綱川くんと、週末にカミさんとよく飲みに行くソイ8のガーデンレストランにビールを飲みに行った。 途中8時過ぎから大雨が降ってきて、それがなかなか止まなかったこともあって随分長い時間いろんな話をした。小学校時代の話や中学校時代の話では時系列があやふやになり、登場する友達も「あれ、どっちだっけ?」などと混乱した。それでもいろんな級友の名前で盛り上がった。 日本からしまぶーも同じタイミングで来タイしているので、明日はお互いに何も知らない2人を引き合わせて一緒に飯を食おうと思う。 日本滞在が長引きそうだったカミさんは、見込みより早く葬儀関係や相続や墓仕舞いの手続き、関連儀式も目処が立ち来月初めにはバンコクに戻ることになった。 フライトの日付変更手続きをしたら、チケット代に差額があり、多少ではあるが払い戻しがあった。珍しいこともあるもんだね。

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