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Tag: 家族

忠犬カブ公

朝の散歩でハゲたちが住んでいたコンドの前に差し掛かると、そこで動かなくなるカブ。いつもはここからハゲたちが叫びながら走り出てきてカブと合流する習慣なのだ。 毎朝これをされるとキツい(泣)。

腑抜け

福岡行きのフライトは深夜発だったので、9時過ぎに荷物を全て積み込んで車で空港に向かった。いつもは渋滞の激しい金曜日の夜なのに、なんだかスイスイ運転できてしまって逆に恨めしかった。 荷物のチェックインを終え、イミグレに入る前にお別れをした。 帰路はすっかり気が抜けてしまった。普段は10時には寝てしまう生活だが、帰宅した0時過ぎでもそのままベッドに入って眠れる気がしなかった。それはカミさんも同じだったようで、「飲みに行く?」と聞かれると食い気味に「行こう」と答えた。 もう1時近いというのにナナやアソークはまるで週末の午後のように人も車もごった返していた。僕らが寝ている間、バンコクは毎夜盛り上がっていたんだなと思った。近所のバービアで大勢の白人オヤジたちが管を巻いていたので、すぐ隣のテーブルに座ってビールを注文し、彼らの声に合わせて大声で歌った。 なんだか魂が抜けたようになってしまい、これはちょっと困ったことになった。

迫り来る金曜日

あと1日。明日の夜にはバンコクを立ち、広島へ向かいます。 今夜は家族で最後の外食ということで思い出の「リモンツェロ」へ。ここでザノッティという生ハムとチーズがふんだんに乗った家族史上No.1のピザやパスタを食べる予定。 オイラがバンコクに住み始めた頃はこのザノッティ、390バーツくらいで、諸物価高騰で今は690バーツと上がったけれど、この味には価値がある。 あ〜嫌だな〜。 こんなに金曜日が来て欲しくない1週間は生まれて初めてだ。

価値観の相違

いよいよあと2泊3日でお別れだ。来年の3月まであと半年かー、と言っていたのに時はあっという間に無慈悲に過ぎた。 今晩娘はママ友たちとのフェアウェルディナーらしい。ママ友と言っても娘の場合はほとんどが外国人。そして欧米人のママ友の価値観は 「両親がバンコクにいるのに男(旦那)の住む場所に行くというのは考えられない」 である。娘にとっては「ファミリーだから。ファミリーが一緒にいるのは普通でしょ?」 なのだが、欧米人ママ達は「日本人の女性は男に依存しすぎ」と娘の判断に異議を唱えるのだ。 これだけ価値観が違うのだから世界中の人々はお互いを「理解し合う」のは無理だね。 目標にするとすれば、 「へー、そんな考え方するんだ。ちょっと私には無理。勝手にすれば」 たぶん、ここまでできれば相互尊重は大成功だろう。

目眩のトンネル

今日は昼過ぎまで休みを取ってカミさんとハゲと先週末に行った科学博物館を再訪。自分は友達の誕生日会で行けなかった弟のゲンが兄ちゃんのハルだけ行ったのを許さないのだ(笑) 何年か前にカミさんと来た時に「プラネタリウムには2度と入らない」と心に誓ったのにすっかり忘れて再び入ってしまう。日本のプラネタリウムのようにいろんな季節や時間の天体や、星座の位置などを星空を映しながら説明してくれるわけではない。タイやマレーシアのプラネタリウムはあのドーム天井をスクリーン代わりにつまらなく古臭い教育ビデオを流すだけなのだ。それのどこがプラネタリウムだと思ったのだ。さすがのハルも「なんかつまらなかった」とプラネタリウムに悪い印象を持ってしまった。 その後、大学の文化祭レベルの展示物をいろいろ見て回るのだが、「ドラッグの恐怖」みたいな展示場があって(こんなの絶対日本にはないw)、その中に目眩のトンネルという展示がある。 先週バカにして入ったオイラはたった5m程度の短いこの橋をまともに歩けず、通った後もしばらくフラフラして気持ちが悪かったので今日は入らなかったのだが、カミさんは2回も歩いてしまってずっと頭が痛い、気持ちが悪いと言いながら館内を巡っていた。ちゃんと歩けないどころかまっすぐ立っていられないのだ、このトンネルの中では(笑)。 帰り際に40バーツのおもちゃを買って、アイスクリームを食べて、帰った。

最後の週末

Xのタイムラインでも世界中で鳥山明先生追悼だけど、ドラゴンボールを全く見ていなくてドクタースランプもほとんど触れてないオイラとしてはだいぶ疎外感。まる子の声はどうするんでしょうか? ハゲとの最後の1週間、昨日はハルと2人でエカマイの科学博物館で遊び、 今日はハゲと3人でキッズーナ。 ランチを挟んで朝から夕方まで遊び倒すらしいので、ずっと一緒に走り回っているとたぶんオイラだけ召されてしまうので、ときどき「タンマ!」して動画の編集でもしようかと。 娘は今日部屋の引き渡しなので最後の片付け中。今晩は甥っ子と彼女も呼んで餃子家族会なので餃子製作中。

娘の送別ランチ

今日はターミナル21のタイ料理屋「サボイ」で会社のスタッフたちと娘の送別ランチ会。ここはタイ人が美味しいというタイ料理屋で、お客はほとんどタイ人。 観光客に人気の「スダレストラン」は常に欧米人や日本人、韓国人観光客で超満杯だが、タイ人はあまりいかない。タイ人には美味しくないからだ。 オイラはそもそもそれほどタイ料理が美味いと思わないのでどちらでも良いんだけど、確かにスダより少し価格も高い分、料理がしっかりしていて美味しいと感じました。 今朝はハルの最後の日本人学校登校。通学バスをカブとカミさんと一緒に見送ると 「はい、最後のお見送りも無事終わりました」 と一つの歴史が終焉した寂しさを感じた。 今週末は娘とハゲが我が家に移ってきていよいよ最後の1週間を過ごす。 ハルは「バーバに絵を教わって、ジージに将棋を教わる」 と言っているらしいが、もう精一杯付き合うぜ。

最後の幼稚園

昨日は玄貴が幼稚園最後の登園だった。 オイラのコンドから歩いて5分くらいのところにある小さな幼稚園で、娘が忙しいとオイラもよく送迎をした。迎えに行くとゲートから出てきてオイラを見つけ 「じーじ!」 と叫んで駆け寄ってくるのが愛おしかった。 昨朝はオイラもカミさんも一緒に登園し、ゲートの前で記念写真を撮った。 毎朝散歩の途中でゲンと合流し、我々の住むコンドに立ち寄るとカミさんが自転車でゲンを送るのが日課だったが、今朝はそれがなかった。 「負荷が減ることの寂しさよ」 とカミさんと話しながらコンドの部屋に戻り、カブのシャワーをした。

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