大勢にお越しいただくお通夜や告別式を開いたわけではないけれど、オンラインで友人や会社関係、また古くからの知り合いからもとても多くのメッセージをいただいて本当にありがたいことです。
普段は特にやり取りのない関係でも、こんな機会に安否や近況を報告し合うことができて、これはこれでうれしいことだよね。
実際に会うことはできなくても、どこかで繋がっているんだなと実感ができて。
弟からは親父の知り合いなどからのメッセージが転送されてきて
「ああ、香港時代にこんな方いらしたなぁ」
と昔を懐かしんだりして。
特にこういうファミリーヒストリーはデジカメで撮ってどこかに保存しておいても、もう本人がいなくなれば誰もアクセスできないし、昔の赤茶けた写真のように古いアルバムから出てくるということもないので、
「とにかく『紙焼き』をしておこう」
と山森家では
「デジカメ写真のプリント」プロジェクトが始まった。
今のうちに確認して「これを残そう」というのを紙焼きしておかないと、それらの記憶はこの世からいつか抹消されてしまう。
親父もお袋も亡くなったが、こうして記憶を辿れる証拠を残しておくのだ。