昨夕、バンコク市内のルンピニ公園まで動画の撮影で出かけた。
カミさんと園内で別れて、それぞれ自由に動き回っていると、ポツポツと雨が降ってきた。
オイラは幸い入り口近くにいたので、他のジョガーたちに混ざって近くの軒下で雨宿り。
程なく、雨は土砂降りとなった。
カミさんから電話が入り「遭難した」と言う。
広大なルンピニ公園の中、ジョギングコースとなる外周道路ではなく、真ん中を突っ切ろうとして方向がわからなくなったと。
土砂降りの中で、現在地点の画像が送られてきた。
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青い点の所にいるらしい。
オイラがいる入口はこの公園地図の右上の角なので、だいぶ遠い。
とにかく右上を目指して歩くしかない、と話して電話を切る。
しばらくして、また遭難連絡があり、現在地が送られてきた。
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真上に行ってしまったようだ。
そこからSarasin Rd沿いに右に行くしかない、と話し、電話を切る。
そして、
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だいぶ、右角に近付いている気配が送られてきた。
それから約10分、雨宿りしている大量のジョガーたちの前に土左衛門のようなカミさんが現れた。
びしょ濡れだが、遭難の恐怖から生還の喜びで顔は笑っていた。