昨日話した日本人建築家は、日本建築の歴史に触れるようになってから日本史、古文、和歌などを勉強するようになったと話した。
学生時代はオイラと同じように世界史を選択、古文なんて将来必要ないと勉強もせず芸大の建築科へ。
そこでは欧州の建築は素晴らしいという共通観念の中で海外の建築研究に魅了され傾倒していったらしい。
ところがどこかで日本建築の凄さに触れ、日本の歴史を学ぶようになった。
歌舞伎や文楽にも魅了され、どんどん入り込んでいくにつれ、古文、短歌、和歌といった伝統文化を学ぶようになった。(そもそもそれがわからず歌舞伎や文楽が理解できなかったらしい)
また日本全国に歴史的な建造物である劇場も残されているらしい。
例えばこの旧金毘羅劇場。
舞台の下の回舞台の仕掛けも見事なものらしい。
確かにいろいろな時代背景を知った上でこうした建造物から思いを馳せるのも楽しそうだ。
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